入浴温度でコリが変わる
寒い季節になると、湯船に浸かる方が増えてきます。
もちろん夏でも湯船に浸かるよ!という方もいらっしゃると思います。
では湯船に浸かっている時、カラダにかかる水圧はどのくらいかご存知ですか?
実は700キロもの圧が掛かっているんです。
この水圧の影響で手足に溜まった血液やリンパ液が心臓に押し戻され、循環が良くなります。
なのでお風呂は健康によいので、夏でも湯船に浸かるのをおすすめします。
ここで重要なのがお風呂の温度42度です!
お風呂の温度が変わると得られる効果が変わってきます。
風呂温度42度=自律神経の境界線
自律神経とは、日常生活を送っていたり、何かしている時は交感神経が優位になり、リラックス・眠くなるにつれ副交感神経が優位になるものです。
「歩く」という動作も交感神経が優位になり、筋肉が緊張して力が入ることで動きます。
42度以上になるとリラックスする入浴でも交感神経のスイッチが入り、心拍数が高まり血圧が上がります。
逆に41度以下になると副交感神経のスイッチが入り、心拍数が低くなって血圧が下がります。
たった1度違うだけで、真逆の効果になるのです。
「冷え性」「肩こり」の方は41度以下の入浴がお勧めです。
42度以上の温度で入ると、交感神経が優位になるので毛細血管が収縮して手足に血液が回らなくなり、むしろ冷えます。
また筋肉も緊張するので硬くなり、凝りを作ってしまうのです。
少しのことで効果が大きく変わるので、是非お試しください。