
院長:下園お気軽にご相談ください!

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赤ちゃんがお腹の中で育っているこの大切な時期に、肩こりがひどくて「何かに頼りたい…でも安全かどうか不安」と感じていませんか。
湿布も飲み薬も使えない、マッサージ店では妊婦だからと断られる。そんな八方塞がりの状況で、ふと「ピップエレキバンなら大丈夫かな」と考えて検索される方が、当院にも多くいらっしゃいます。
妊娠中の肩こりは、妊婦さんの約7〜8割が経験する、とても一般的な症状です。でも一般的だからといって、対処法を間違えれば赤ちゃんにも影響が出かねません。今回は、ピップエレキバンの安全性から、本当に肩こりを楽にするためのケアまで、整体師の立場から丁寧にお伝えしていきます。




妊娠中の肩こりで途方に暮れている方からのご相談を多くいただきます。エレキバンの使用可否だけでなく、根本的なケアの考え方まで一緒に知ってほしいと思います


「ドラッグストアで手に取ってみたけど、妊婦でも大丈夫かな」と迷ったことはありませんか。ピップエレキバンのような磁気治療器は薬ではないため、飲み薬や湿布とは異なります。とはいえ、妊娠中の使用については「問題ない」と言い切れない理由もあります。
ここでは、時期別の考え方を整理していきますね。
妊娠初期は赤ちゃんの臓器や神経系が形成される、非常に大切な時期です。この時期は体全体がとてもデリケートな状態にあり、どんなケアについても自己判断で始めるのではなく、まずかかりつけの産婦人科医に相談することが基本になります
。磁気治療器そのものが直接赤ちゃんに影響を及ぼすという根拠はありませんが、だからこそ「たぶん大丈夫だろう」という曖昧な安心感で使い始めるのは避けたほうが賢明です。
安定期に入ると、多くの場合は産婦人科医から「整体やマッサージも受けていいですよ」と許可が出やすくなります。
ピップエレキバンについても同様で、医師から使用の許可をもらった上であれば、安定期以降は基本的に使えるケースがほとんどです。ただし体質や妊娠経過によって判断が異なるため、必ず主治医に確認してから使用してください。
ピップ社から「ピップエレキバン for mama」という妊娠中・産後のママ向けシリーズも販売されています。通常品との大きな違いは、皮膚への刺激が少ない設計になっており、妊娠中の敏感な肌にも配慮されている点です。
妊娠中はホルモンバランスの変化で肌がかぶれやすくなっている方も多いため、こちらのシリーズのほうが使いやすいと感じる方も多いようです。


エレキバンを使う前に、まずなぜ妊娠中に肩こりがひどくなるのかを理解しておくことが大切です。原因を知らずにケアだけしていると、その場は楽になっても繰り返してしまいます。
当院にお越しになる妊婦さんの施術経験から言えるのは、妊娠中の肩こりはひとつの原因ではなく、複数の要因が重なって起きているということです。
妊娠すると、リラキシンというホルモンが分泌されます。これは出産に向けて骨盤周辺の靱帯を緩める働きがあるのですが、同時に全身の関節や筋肉の安定性も低下させてしまいます。体を支える力が弱まると、無意識のうちに首や肩に余計な力が入るようになり、肩こりとして現れやすくなります。
妊娠が進むとお腹が前に出るため、バランスを取ろうとして腰が反り気味になります。この反り腰の姿勢は骨盤の歪みにつながり、背骨全体のバランスが崩れて首や肩への負担が慢性的にかかるようになります。
もともとデスクワークで猫背気味だった方は特にこの影響を受けやすく、妊娠初期からすでに肩こりが悪化することもあります。
つわりや体のだるさで横になっている時間が増えると、運動不足から血流が滞りやすくなります。また妊娠中は体の変化や出産への不安でストレスもたまりやすく、自律神経のバランスが乱れやすい状態が続きます。
血行不良と自律神経の乱れが重なると、筋肉が硬直して肩こりがさらに悪化するという悪循環に入りやすくなります。


エレキバンは磁気の力で血行を促進し、肩こりの症状を和らげる効果が期待できます。手軽に使えて、貼ったまま生活できるのはとても便利ですよね。ただ、妊娠中の肩こりに限って言えば、エレキバンだけでの対処には限界があります。
それはなぜかというと、先ほどお伝えした通り、妊娠中の肩こりはホルモン・姿勢・血行・自律神経といった複数の原因が絡み合っているからです。血行を一時的に促しても、そもそもの姿勢の歪みや骨盤のバランスが整っていなければ、また同じ状態に戻ってしまいます。
エレキバンの効果を引き出しながら、日常生活の中でできるケアも取り入れてみてください。以下に安定期以降の妊婦さんが取り組みやすい方法をまとめました。
これらのセルフケアは、エレキバンと組み合わせることでより効果を感じやすくなります。特に蒸しタオルと入浴は、湿布の代わりとして使えるものなので、ぜひ日課にしてみてください。
エレキバンは磁気によって血行を促進するものですが、妊娠中には刺激を避けたほうがよいとされるツボがあります。特に足首の内側(三陰交)・手首付近(合谷)・肩井(首の付け根あたり)といった部位は、鍼灸の世界でも妊娠中の強い刺激が禁忌とされているエリアです。
エレキバンの磁気が直接的に影響するかどうかは議論があるものの、心配な方はこれらの部位への使用は控え、症状のある筋肉部分にのみ使うようにするのが安心です。必ず産婦人科医や整体の専門家にも相談してみてください。


エレキバンやセルフケアを試しても、肩こりが繰り返したり日常生活に支障が出るようであれば、体の根本的なバランスを整えることも選択肢に入れてみてください。当院では妊娠16週以降の安定期に入った方を対象に、無理な矯正や強い刺激を一切使わない、身体にやさしい施術を行っています。
まず大切にしているのは検査です。原因が特定できなければ、症状は繰り返します。姿勢分析や筋力検査、整形外科的テストなどを通じて、あなたの肩こりがどこから来ているのかをしっかり把握した上で施術に入ります。
また、当院には女性の施術者も在籍しています。妊娠中の敏感な時期に「同性の先生に相談したい」というご希望にも対応できますので、安心してお越しください。症状がなくなった後も再発しないよう、生活習慣のアドバイスも合わせてお伝えしています。
万全な状態でお産を迎えるためのサポートを、一緒に考えていきましょう。
妊娠中の肩こりは、早めにケアを始めるほど改善も早くなります。「産んだら治るだろう」と放置していると、産後は授乳や抱っこでさらに悪化するケースも少なくありません。今のうちに体のバランスを整えておくことが、産後の育児にもつながってきます。
ひとりで抱え込まずに、いつでも気軽に相談してください。あなたと赤ちゃんの快適な妊娠期間を、私たちが全力でサポートします。


遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

