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自律神経失調症で起床時からの吐き気と体の重だるさに悩んでいる

本日の予約状況

病院で自律神経失調症と診断されており、特に朝起きた時の体の重さと吐き気がひどく、仕事中も集中力が続かず、日常生活に支障をきたしてお困りの方からメールでお問い合わせをいただきました。

ご本人にはすでに返信させていただきましたが、同じようなお悩みをお持ちの方も多いので、解説を加えたうえで共有いたします。

目次

自律神経失調症による吐き気と倦怠感の原因と対策

自律神経失調症についての質問

突然のご連絡失礼いたします。貴院のホームページを拝見し、自律神経に関する施術を行っていらっしゃることを知り、ご相談させていただきたくメールいたします。

現在、病院で自律神経失調症と診断されており、主な症状として吐き気と体のだるさに悩まされています。特に朝起きた時の体の重さがひどく、仕事中も集中力が続かない状態が続いています。

会議中に急に気分が悪くなったり、デスクワークをしていても頭がぼーっとして作業効率が著しく低下してしまい、職場でも心配をかけている状況です。

また、夜もなかなか寝付けず、眠りが浅いため朝の疲労感が抜けないという悪循環に陥っています。食欲も不安定で、食事を摂ろうとしても吐き気で思うように食べられない日が多く、体重も減少傾向にあります。

このような状態について、いくつかお聞きしたいことがございます。

まず、自律神経失調症による吐き気や倦怠感の原因として、どのようなことが考えられるでしょうか。姿勢の問題や筋肉の緊張なども関係しているのか気になっています。

次に、自宅でできる症状緩和の方法があれば教えていただきたいです。

簡単なストレッチや生活習慣の改善点など、日常生活で取り入れられることがあれば実践したいと思います。

そして最も知りたいのは、整体院での施術が自律神経失調症の症状改善に効果があるのかということです。

もし効果が期待できるようでしたら、どのような施術内容になるのか、通院頻度の目安なども教えていただけると助かります。お忙しい中恐縮ですが、お時間のある時にご返信いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

当院からの返信内容

今回は、多くの方からご相談をいただく「自律神経失調症」について詳しくお話しします。

院長:下園

私が回答させていただきます

自律神経失調症で吐き気が起こる理由

自律神経失調症による吐き気は、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで起こります。ストレスや緊張状態が続くと交感神経が過度に働き、胃腸の動きが抑制されてしまうのです。

この状態が続くと、胃の消化機能が低下し、食べ物が胃に停滞しやすくなります。その結果、胃もたれや吐き気といった不快な症状が現れるのです。

また、自律神経の乱れは胃酸の分泌にも影響を与えます。胃酸のバランスが崩れることで、胃の粘膜が刺激され、さらに吐き気を引き起こす悪循環に陥ってしまいます。

倦怠感が生じるメカニズム

自律神経失調症による倦怠感は、体の基本的な調節機能が乱れることで起こります。自律神経は呼吸、心拍、体温調節など、生命維持に必要な機能をコントロールしています。

このシステムが不安定になると、体は常に緊張状態を保とうとして過剰にエネルギーを消費します。まるで車のアクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状態で、体は疲弊してしまうのです。

さらに、睡眠の質も低下しがちです。交感神経が優位な状態が続くと、深い眠りに入りにくくなり、朝起きても疲労感が残ってしまいます。

日常生活でできる症状改善法

自立神経を整える効果的な方法をご紹介します。

呼吸法でリラックス効果を高める

腹式呼吸は副交感神経を活性化させる最も簡単で効果的な方法です。鼻から4秒かけてゆっくり息を吸い、お腹を膨らませます。そして8秒かけて口からゆっくりと息を吐き出します。

生活リズムを整える重要性

規則正しい生活は自律神経を安定させる基本中の基本です。毎日同じ時間に起床し、朝日を浴びることでセロトニンの分泌が促されます。

食事の工夫で胃腸をいたわる

お粥や蒸し野菜、豆腐などは胃に優しく、栄養も摂取できます。一度に大量に食べるのではなく、少量ずつ回数を分けて食べることで胃腸への負担を軽減できます。

呼吸法などは今からでも簡単に取り入れられると思いますので、実行できそうなことから無理なく少しづつでも試してみる事をお勧めします。

整体院での施術効果について

筋肉の緊張緩和が自律神経に与える影響

当院での施術は、自律神経失調症の改善に大きな効果が期待できます。特に首や肩、背中の筋肉の緊張をほぐすことで、血流が改善され、自律神経の働きが正常化しやすくなります。

筋肉の緊張は自律神経の乱れと密接に関係しており、体の歪みや筋肉のこりが改善されることで、神経の伝達がスムーズになり、症状の緩和につながるのです

まとめ

自律神経失調症による吐き気と倦怠感は、現代社会で多くの方が抱える深刻な問題です。しかし、適切な対策を継続することで必ず改善への道筋が見えてきます。

日常生活での工夫と専門的な施術を組み合わせることで、症状の根本的な改善を目指すことができます。一人で悩まず、専門家に相談しながら、自分に合った改善方法を見つけていきましょう。

自律神経失調症や更年期障害に関連するページのご案内

自律神経失調症に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

更年期障害に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

当院であなたのお悩みに対応可能どうかを5秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。


院長:下園

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