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2か月前から就寝時になると体が火照り眠れないのですが…
2ヵ月前から夜寝る時になると体が火照って眠れないと、お困りの方からメールでお問い合わせをいただきました。

ご本人にはすでに返信させていただきましたが、同じようなお悩みをお持ちの方も多いので、解説を加えたうえで共有いたします。
就寝前の体の火照りは、どのような原因が考えられるか
はじめまして。
2ヵ月前から夜寝る時になると体が火照って眠れないという症状に悩んでおり、ご相談させていただきたくメールいたします。
現在の状態ですが、就寝時間になると体全体が熱くなり、なかなか寝付けない状況が続いています。この症状により、睡眠不足が慢性化し、日中の集中力低下や疲労感が抜けない状態になっています。
仕事中にも眠気に襲われることが多く、作業効率が著しく落ちているのが現状です。また、睡眠の質が悪いため朝起きても体がだるく、一日を通して体調がすっきりしません。
このような症状について、以下の点でお教えいただけますでしょうか。
まず、夜間の体の火照りはどのような原因が考えられるのでしょうか。自律神経の乱れや血行不良、ストレスなど、様々な要因があるかと思いますが、専門的な観点からご意見をお聞かせください。
次に、自宅でできる対処法があれば教えていただきたいです。
入浴方法や寝る前のストレッチ、生活習慣の改善など、今すぐにでも実践できることがあれば取り組みたいと考えています。
最後に、整体院での施術がこのような症状に対して効果的なのかどうかも知りたいです。
どのような施術方法があり、どの程度の期間で改善が期待できるのかも含めて教えていただけると助かります。お忙しい中恐れ入りますが、ご回答いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
当院からの返信内容
今回は、就寝前の体の火照りについてお話しします。この症状は多くの方が経験されており、日常生活に大きな影響を与える深刻な問題です。

私が回答させていただきます
体が火照る主な原因
夜間の体の火照りには、いくつかの原因が考えられます。最も多いのが自律神経の乱れです。ストレスや不規則な生活習慣により、体温調節機能や血管の開閉機能が正常に働かなくなることで起こります。
また、更年期の方では、エストロゲンの減少によって血管運動神経が乱れ、体温調整ができなくなることがあります。これはホットフラッシュと呼ばれる症状の一つで、夜間にも同様の現象が起こります。
その他にも、体の冷えや筋肉の疲労、血糖値の急激な変動なども原因となることがあります。意外に思われるかもしれませんが、体が冷えることで血流が悪くなり、結果的に火照りを感じることもあるのです。
日常生活への影響
夜間の火照りは、単に眠れないだけでなく、様々な弊害をもたらします。睡眠不足により日中の集中力が低下し、仕事や家事の効率が著しく落ちてしまいます。
また、慢性的な睡眠不足は免疫力の低下を招き、風邪をひきやすくなったり、体調を崩しやすくなったりします。朝起きても疲労感が抜けず、一日を通して体がだるい状態が続くことも珍しくありません。
自宅でできる対処法

今日からでも始められる方法を紹介します。
- 生活習慣の見直し
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まずは規則正しい生活リズムを心がけることが大切です。毎日同じ時間に起床・就寝することで、自律神経のバランスが整いやすくなります。
- 適度な運動とリラクゼーション
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ウォーキングや軽いジョギングなど、軽く汗をかく程度の有酸素運動を週に数回取り入れましょう。血行が促進され、体温調節機能の改善が期待できます。
- 環境の調整
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寝室の環境を整えることも重要です。室温はやや低めに設定し、通気性の良いシーツやパジャマを選びましょう。冷却ジェルマットや接触冷感素材の寝具も有効です。
ただし、症状が続く場合や悪化する場合は、専門医による診断と治療が必要です。早期の対応が回復を左右する重要な要素となります。
整体での施術について

整体院での施術は、夜間の火照りに対して非常に効果的です。特に自律神経の乱れが原因の場合、背骨や骨盤の調整により神経の働きを正常化することができます。
当院での治療

まずはあなたの自律神経を乱している原因を検査を通じて明らかにします。原因が特定できなければ一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。
そして検査を基に筋肉の緊張をほぐし、体の歪みを整えることで、全身の血流と自律神経の乱れが改善され、体温調節機能が回復します。
注意すべき症状
火照りの症状があまりにひどい場合や、数日経っても改善しない場合は、他の病気の可能性も考えられます。甲状腺機能亢進症や高血圧症、真性多血症などの疾患が隠れていることもあるため、医療機関での受診をおすすめします。
特に発熱や吐き気、動悸などの症状が伴う場合は、早めに専門医に相談することが大切です。
まとめ
夜間の体の火照りは、自律神経の乱れや更年期障害、生活習慣の乱れなど様々な原因によって起こります。まずは生活習慣の見直しや環境の調整から始め、それでも改善しない場合は整体院での施術を検討してみてください。
症状が深刻な場合は医療機関での診察も必要です。一人で悩まず、専門家に相談することで、快適な睡眠を取り戻すことができるでしょう。質の良い睡眠は健康の基本です。早めの対処で、元気な毎日を送りましょう。
自律神経失調症、更年期障害、睡眠障害に関連するページのご案内
自律神経失調症に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

更年期障害に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

睡眠障害に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

当院であなたのお悩みに対応可能どうかを5秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。