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3日前の登山後から膝の裏側が痛くなり、特に階段下りが辛い

本日の予約状況

3日前に登山をした後から右膝の裏側に痛みが出ており、日常生活にも支障が出始めお困りの方からメールでお問い合わせをいただきました。

ご本人にはすでに返信させていただきましたが、同じようなお悩みをお持ちの方も多いので、解説を加えたうえで共有いたします。

目次

登山後の膝の裏側の痛みは、どのような原因が考えられるか

膝の裏側の痛みについての質問

こんにちは。ホームページを拝見し、ご相談させていただきます。

3日前に登山をした後から右膝の裏側に痛みが出ており、日常生活にも支障が出始めているため、ご相談させていただきたくメールいたします。

現在の症状ですが、登山から帰った翌日から右膝裏に違和感を感じ始め、今では特に階段を下りる時に痛みを感じるようになりました。平地を歩く時はそれほど気になりませんが、膝を曲げる動作や体重をかける動作で痛みが増します。

日常生活では、駅の階段や職場のビル内での移動がかなり辛く、エレベーターを探して遠回りすることが多くなっています。

また、椅子から立ち上がる時や車の乗り降りでも痛みを感じるため、動作がぎこちなくなってしまい、周りの人にも心配をかけている状況です。朝起きた時の最初の一歩も痛みがあり、一日の始まりから憂鬱になってしまいます。

そこで、いくつかお聞きしたいことがあります。

まず、登山後にこのような膝裏の痛みが出る原因として、どのようなことが考えられるでしょうか。筋肉の疲労なのか、それとも何かの損傷があるのか、素人では判断がつかず不安に感じています。

また、自宅でできるケアがあれば教えていただきたいです。

今は湿布を貼ったり、お風呂で温めたりしていますが、これで良いのか、他にも効果的な方法があるのか知りたいと思っています。

最後に、このような症状に対して整体院での施術は効果が期待できるでしょうか。どのような治療方法があるのか、また通院の頻度や期間についても目安を教えていただけると助かります。

お忙しい中恐縮ですが、ご回答いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

当院からの返信内容

登山を楽しんだ後に膝裏が痛くなった経験はありませんか。特に階段の下りが辛いという症状は、多くの登山愛好家が抱える共通の悩みです。

今回は、登山後に起こる膝裏の痛みについて、その原因と対処法を詳しく解説していきます。

院長:下園

私が回答させていただきます

登山後の膝裏の痛みの主な原因

登山後に膝裏が痛くなる最も一般的な原因は筋肉疲労です。登山では地面を踏む際の衝撃が大きく、膝裏や太ももの筋肉に相当な負担がかかります。特に下山時には、大腿四頭筋という太ももの前側の筋肉を引き伸ばしながら使うため、普段あまり使わない筋肉の使い方をすることになります。

この筋肉疲労により、筋肉が硬くなって柔軟性を失い、膝蓋骨周囲に痛みが生じるメカニズムが働きます。

また、歩行姿勢の問題も大きな要因となります。前足の爪先の真上に膝が来ない歩き方をしていると、腓腹筋やハムストリングなど下肢後面の筋肉への負担が強くなり、これらの筋肉の疲労が膝裏の腱部分に痛みを引き起こします。

日常生活への影響と症状の特徴

登山後の膝裏の痛みは、日常生活に様々な支障をきたします。最も顕著なのが階段の下りで、駅の階段や職場のビル内での移動が困難になることが多いです。

また、椅子から立ち上がる動作や車の乗り降りでも痛みを感じ、朝起きた時の最初の一歩にも違和感を覚えることがあります。

筋肉疲労が原因の場合、通常は数日以内に痛みが軽減・消失します。しかし、靭帯に炎症が起こっている場合は、登山後数日から一週間程度痛みが続くことがあります。安静時にも痛みが続く場合は、別の疾患の可能性も考えられるため注意が必要です。

自宅でできる効果的な対処法

今日からでも簡単に行える対策がいくつかあります。

適切な休息とアイシング

痛みが出た直後は、まず十分な休息を取ることが重要です。炎症が疑われる場合は、患部を氷嚢や冷却パックを薄いタオルで包み、15分程度患部に当てます。これを数時間おきに繰り返すことで、炎症を抑制できます。

ストレッチとマッサージ

特に大腿四頭筋とハムストリングのストレッチが重要です。太ももの前側と後ろ側の筋肉をゆっくりと伸ばし、筋肉の柔軟性を回復させましょう。また、軽いマッサージで血流を改善することも効果的です。

温熱療法の活用

急性期の炎症が落ち着いた後は、温熱療法が有効です。温かいお風呂にゆっくり浸かったり、温湿布を使用したりすることで、血流を促進し筋肉の緊張をほぐすことができます。

ただし、症状が続く場合や悪化する場合は、専門医による診断と治療が必要です。

整体院での施術の効果について

整体院での施術は、登山後の膝裏の痛みに対して非常に効果的です。

当院での治療

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し自然治癒力を高める施術をします

そして痛みがなくなった後も今後の登山を安全に楽しむための身体作りのアドバイスをお伝えし、筋力強化のトレーニング方法や、登山前後のケア方法など、総合的にサポートし再発を予防します。

予防のための歩行改善

将来的な膝裏の痛みを予防するためには、正しい歩行姿勢を身につけることが重要です。前足の爪先の真上に膝を乗せ、体重を足底で支えることで筋肉の負担を軽減できます。また、歩幅を小さくし、つま先重心を意識することで、より安定した歩行が可能になります。

足首と股関節の柔軟性も重要な要素です。これらの関節が硬いと理想的な歩行姿勢を保つことが困難になるため、日頃からストレッチを心がけることが大切です。

まとめ

登山後の膝裏の痛みは、多くの場合筋肉疲労や歩行姿勢の問題が原因となっています。適切な休息とケアにより改善が期待できますが、痛みが長期間続く場合や日常生活に大きな支障をきたす場合は、専門家への相談をお勧めします。

整体院では、痛みの根本原因を特定し、個人に合わせた治療とアドバイスを提供できます。正しい知識と適切なケアにより、安全で楽しい登山を続けていきましょう。

膝の痛みに関連するページのご案内

膝の痛みに対する施術方針はこちらのページが参考になります。

坐骨神経痛に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

当院であなたのお悩みに対応可能どうかを5秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。


院長:下園

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