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1カ月前から右の脛とお尻に痛みと痺れがあり、座っていられない

本日の予約状況

1ヶ月ほど前から右の脛とお尻に痛みと痺れが生じており、座ることがほぼできない状態でお困りの方からメールでお問い合わせをいただきました。

ご本人にはすでに返信させていただきましたが、同じようなお悩みをお持ちの方も多いので、解説を加えたうえで共有いたします。

目次

デスクワークで起こる腕のしびれは、どのような原因が考えられるか

脛とお尻の痛みについての質問

こんにちは。ホームページを拝見し、脛とお尻の痛みについてご相談させていただきたく、メールいたします。

1ヶ月ほど前から右の脛とお尻に痛みと痺れが生じており、座ることがほぼできない状態で困っています。腰の痛みはないのですが、病院で処方されたタリージェとノイロトロピンを服用してもあまり効果を感じられません。

特に最初の1週間は一日中痛みが続き、夜も眠れない日が多くありました。

現在も座位での作業や食事が困難で、デスクワークや車の運転に支障をきたしており、日常生活に大きな影響が出ています。立ち上がる際や歩行時にも痛みが走ることがあり、外出も控えがちになってしまいました。

そこで、いくつかお聞きしたいことがあります。

まず、腰痛がないのに脛とお尻に痛みが出る原因として、どのようなことが考えられるでしょうか。また、自宅でできる痛みを和らげる方法があれば教えていただきたいです。

そして、このような症状に対して整体院での施術は効果が期待できるのでしょうか。

お忙しい中恐れ入りますが、ご相談に乗っていただければと思います。よろしくお願いいたします。

当院からの返信内容

腰痛がないのに右の脛とお尻にピンポイントで痛みや痺れが生じる症状は、多くの場合、坐骨神経痛が関係しています。

今回は、よくご質問をいただく坐骨神経痛について詳しく解説していきます。

院長:下園

私が回答させていただきます

右の脛とお尻の痛み・痺れの原因について

坐骨神経は腰から足先まで伸びる人体最大の末梢神経で、この神経が圧迫や刺激を受けることで様々な症状が現れます。

特に座ることができないほどの痛みがある場合、梨状筋症候群の可能性が高いと考えられます。梨状筋はお尻の深層にある筋肉で、長時間の座位や運動不足により硬くなり、その下を通る坐骨神経を圧迫することで症状を引き起こします。

また、仙腸関節障害も考えられる原因の一つです。仙腸関節は背骨と骨盤をつなぐ関節で、上半身の重みを支える重要な部位です。この関節に問題が生じると、腰痛だけでなく下肢の痛みや痺れを引き起こすことがあります。

椎間板ヘルニアによる症状の特徴

椎間板ヘルニアが原因の場合、特徴的な症状パターンがあります。ジンジンとした電気が走るような痺れや、くしゃみや咳で症状が悪化することが多く見られます。特に腰椎の第4・5番や第5腰椎・第1仙椎間でのヘルニアは、お尻から下肢にかけての痺れの主要な原因となります。

痺れの範囲は圧迫される神経の部位によって異なり、腰椎の第4・5番では臀部から太もも外側、すねにかけて症状が現れます。第5腰椎・第1仙椎間では臀部から太もも後面、ふくらはぎにかけて症状が広がることが一般的です。

朝方や長時間同じ姿勢を取った後に症状が悪化する傾向があり、前屈姿勢で痛みが増強することも特徴的です。

腰部脊柱管狭窄症との関連性

腰部脊柱管狭窄症は、加齢や変形により脊柱管が狭くなることで発症する疾患です。この疾患の特徴的な症状として、歩行時に痺れや痛みが出現し、休憩すると改善する間欠性跛行があります。

脊柱管狭窄症が原因の場合、歩いていると太ももや膝のあたりから足先にかけて痺れや痛みを感じ、前かがみになると症状が緩和されることが多く見られます。

高齢者に多い疾患ですが、若い方でも先天的な要因や外傷により発症することがあります。

自宅でできる痛み軽減方法

今日からでも簡単に行える対策がいくつかあります。

長時間同じ姿勢を避ける

特に座っている時の作業が困難な場合は、立ちながらできる作業環境を整えることをお勧めします。

お尻のストレッチ

梨状筋症候群が疑われる場合、お尻の筋肉を優しくストレッチすることで症状の改善が期待できます。

温熱療法

入浴時に腰とお尻を温めることで、筋肉の緊張を和らげることができます。血行が促進され、しびれや痛みの改善につながります。

ただし、症状が続く場合や悪化する場合は、専門医による診断と治療が必要です。

整体院での施術の効果について

整体院での施術は、坐骨神経痛の症状改善に有効な治療選択肢の一つです。特に梨状筋症候群や仙腸関節障害が原因の場合、手技療法による筋肉の緊張緩和や関節の調整が症状改善につながります。

当院での治療

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し自然治癒力を高める施術をします

そして症状がなくなった後も再発しないよう坐骨神経痛の原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、健康な状態を維持できるようサポート致します。

まとめ

右の脛とお尻の痛み・痺れは、坐骨神経痛の典型的な症状であり、梨状筋症候群や仙腸関節障害、椎間板ヘルニアなど様々な原因が考えられます。座ることができないほどの症状は日常生活に大きな影響を与えるため、早期の適切な治療が重要です。

整体院での施術は、特に筋肉や関節の問題が原因の場合に高い効果が期待できます。自宅でのセルフケアと併せて、専門的な治療を受けることで症状の改善が望めます。症状が長期間続く場合は、一人で悩まず専門家に相談することをお勧めします。

坐骨神経痛に関連するページのご案内

坐骨神経痛に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

梨状筋症候群に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

椎間板ヘルニアに対する施術方針はこちらのページが参考になります。

当院であなたのお悩みに対応可能どうかを5秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。


院長:下園

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東京都足立区千住2-20朽木ビル1F
電話番号
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