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勤続3年目で夜勤明けに必ず吐き気やめまいを起こすようになった

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夜勤の明け方に必ず吐き気やめまいを催すようになり、座っているのも辛い状態が続いて、お困りの方からメールでお問い合わせをいただきました。

ご本人にはすでに返信させていただきましたが、同じようなお悩みをお持ちの方も多いので、解説を加えたうえで共有いたします。

目次

夜勤明けのめまいや吐き気は、どのような原因が考えられるか

夜勤明けのめまいや吐き気についての質問

こんにちは。初めてご連絡させていただきます。

看護師として勤務を始めて3年になるのですが、最近になって夜勤の明け方に必ず吐き気やめまいを催すようになり、座っているのも辛い状態が続いています。この症状により、患者さんへの看護に集中できず、医師や同僚との連携にも支障をきたしており、帰宅後も疲労で家事もできない状況です。

12時間の夜勤という不規則な生活リズムと、ナースステーションでの長時間の座り姿勢、患者さんの移乗や体位変換などの身体的負担が影響しているのではないかと思うのですが、このような症状の原因として何が考えられるでしょうか。

また、自宅でできる痛みや不調を和らげる方法があれば教えていただきたいです。

看護師という職業柄、患者さんの安全を第一に考えなければならないため、この体調不良を早急に改善したいと考えています。

整体院での施術により、夜勤による体調不良や職業性の身体的負担が改善されるものなのかも気になっています。お忙しい中恐縮ですが、一度相談させていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

当院からの返信内容

看護師として3年間勤務されている方から、夜勤明けの吐き気やめまいについてご相談をいただきました。同様の症状でお悩みの医療従事者の方は多く、これまでの臨床経験からも頻繁に見受けられる問題です。

今回は特に夜勤で働く方から多くご相談いただく「夜勤明けの吐き気やめまい」について、詳しくお話しさせていただきます。

院長:下園

私が回答させていただきます

夜勤による体調不良の主な原因

夜勤看護師の体調不良には複数の要因が絡み合っています。まず、生体リズムの乱れが最も大きな影響を与えます。人間の体は本来、夜間に休息を取るようにできているため、夜勤を続けることで自律神経のバランスが崩れやすくなるのです。

さらに、12時間という長時間勤務による身体的負担も見逃せません。ナースステーションでの長時間座位や、患者さんの移乗・体位変換などの重労働が重なることで、筋骨格系に大きなストレスがかかります。

症状が現れるメカニズム

吐き気やめまいの背景には、首や肩周りの筋肉緊張が深く関わっています。長時間の前傾姿勢や下向きでの作業により、頸椎のカーブが失われ、血流が悪化します。この状態が続くと、脳への血液供給が不安定になり、めまいや吐き気といった症状が現れるのです。

また、睡眠不足や不規則な食事時間も内臓機能に影響を与え、消化器系の不調として症状が現れることもあります。

自宅でできる対処法

今すぐにでも出来る簡単な方法です。

軽いストレッチやウォーキング

まず重要なのは、勤務後の過ごし方です。帰宅後すぐに横になるのではなく、軽いストレッチやウォーキングで血流を促進させることをお勧めします。特に首や肩周りの筋肉をほぐすことで、症状の軽減が期待できます。

温熱療法の活用

入浴時には、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かり、リラックス効果を高めましょう。また、規則正しい食事時間を心がけ、胃腸への負担を軽減することも大切です。

ただし、症状が続く場合や悪化する場合は、専門医による診断と治療が必要です。

整体院での施術効果

夜勤による体調不良に対して整体施術は非常に有効です。特に、頸椎や胸椎の調整により、自律神経のバランスを整えることができます。また、筋膜リリースにより全身の血流改善を図ることで、根本的な症状改善につながります。

当院での治療

当院では、まず詳しい検査から始めます。めまいや吐き気の原因を正確に把握することが、効果的な施術の第一歩だからです

問診では夜勤の頻度や睡眠パターン、めまいや吐き気の度合いなどを詳しくお聞きします。その後、姿勢分析や筋肉の緊張度チェック、関節の可動域検査などを行い、体の状態を総合的に評価します。

この検査結果をもとに、患者さん一人ひとりに最適な施術プランを作成します。マニュアル的な施術ではなく、個々の症状や体質に合わせたオーダーメイドの治療を提供しています。

施術では手技療法を中心に、筋肉の緊張をほぐしていきます。特に首や肩周りの深部筋まで丁寧にアプローチし、自立神経の乱れや血行改善を図ります。

同時に骨格の調整も行い、骨盤や背骨の歪みを整えることで、体全体のバランスを改善し、自然治癒力を高めることで根本原因を取り除いていきます。

まとめ

夜勤看護師の体調不良は、生活リズムの乱れと身体的負担が複合的に作用した結果です。自宅でのセルフケアと併せて、専門的な整体施術を受けることで、症状の改善と予防が可能になります。お一人で悩まず、早めの対策を取ることが、長く健康的に働き続けるための鍵となるでしょう。

夜勤明けのめまいや吐き気、に関連するページのご案内

めまいに対する施術方針はこちらのページが参考になります。

自律神経失調症に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

不眠症に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

当院であなたのお悩みに対応可能どうかを5秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。


院長:下園

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