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肩こりが酷く、バンザイをした状態でないと眠れなくなった

本日の予約状況

肩こりが酷くなってしまい、夜寝る時もバンザイをした状態でないと眠れない状態が続いて、お困りの方からメールでお問い合わせをいただきました。

ご本人にはすでに返信させていただきましたが、同じようなお悩みをお持ちの方も多いので、解説を加えたうえで共有いたします。

目次

バンザイ寝は、どのような原因が考えられるか

バンザイ寝についての質問

はじめまして。最近肩こりが悪化しており、相談させていただきたく連絡いたします。

現在の状況として、肩こりが酷くなってしまい、夜寝る時もバンザイをした状態でないと眠れないほどになっています。日中も肩や首周りの張りが強く、パソコン作業や家事をする際に痛みで集中できず、頭痛も頻繁に起こるようになりました。

また、腕を下ろしている普通の姿勢が辛く、無意識に肩を上げてしまうため、周りからも「疲れて見える」と言われることが増えています。

このような症状について、どのような原因が考えられるでしょうか。

また、整体院での施術を受ける前に、自宅で痛みを和らげるためにできることがあれば教えていただきたいです。そして、今の私の状態に対して整体での施術は効果的なのか、どのような施術内容になるのかもお聞かせください。

お忙しい中恐縮ですが、ご回答いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

当院からの返信内容

今回はバンザイをした状態でしか眠れないほど肩こりが悪化した方からの相談を多く受けこのような症状でお悩みの方に向けて、詳しくお話しさせていただきます。

院長:下園

私が回答させていただきます

肩こりが起きる根本的なメカニズム

人間は二足歩行を始めた進化の過程で、もともと重い頭を支えるために首や肩に負担がかかりやすい構造になっています。現在のような重度の肩こりは、首から肩にかけての筋肉が過度に緊張し続けることで起こります。筋肉が硬くこわばると血管が圧迫され、血行が悪化してしまいます。

その結果、筋肉に十分な酸素や栄養が供給されなくなり、疲労物質である乳酸が蓄積します。

この乳酸が神経を刺激することで、こわばりやだるさ、痛みといった肩こり特有の症状が現れるのです。さらに痛みが筋肉の緊張を強めて血行をさらに悪化させるという悪循環に陥ってしまいます。

肩こりを引き起こす主な原因

肩こりの原因は単一ではなく、複数の要因が重なり合って症状を悪化させています。

姿勢の問題

長時間のデスクワークやパソコン作業、スマホの使用により、首が前に出た姿勢を続けていると肩や首の筋肉に大きな負担がかかります。特に猫背や前かがみの姿勢は、頭の重みで筋肉がカチカチに固まってしまう原因となります。

運動不足と筋力低下

日頃から体を動かしていないと筋肉が普段使われず、筋肉の緊張や疲労が起こりやすくなります。また運動不足は血行不良を招くため、これも肩こりの大きな原因です。

ストレスや精神的要因

肉体的または精神的なストレスを受けると、筋肉を緊張させる交感神経の働きが活発になります。連日ストレスにさらされると筋肉の過剰な緊張が続き、肩こりが慢性化してしまいます。

眼精疲労

パソコンやスマートフォンの長時間使用による目の酷使も、肩こりの重要な原因の一つです。眼精疲労の症状として肩こりが現れるケースも多くあります。

自宅でできる改善対策

整体院での施術を受ける前に、ご自宅でできる対策をいくつかご紹介します。これらを実践することで症状の緩和が期待できます。

効果的なストレッチ方法

肩甲骨周りの筋肉を動かし、血行を改善するストレッチが特に効果的です。両手を肩に置いて大きく円を描くように肩を回すことで、肩周りの筋肉がほぐれていきます。前後に10回ずつ行うと良いでしょう。

椅子に座ったままでできるストレッチもおすすめです。片手を反対側の椅子の脚に置き、ゆっくり体をねじって背中と肩を伸ばします。左右それぞれ10秒ずつ、3回程度行ってください。

セルフマッサージ

手のひらや指を使って肩や首周りの筋肉を優しくマッサージし、筋肉の緊張を和らげることができます。市販のマッサージ器具を活用するのも一つの手です。

目の周りを温めることも効果的です。市販の温熱グッズや、電子レンジで温めた湿ったタオルを目に当ててリラックスしましょう。これにより目の周りだけでなく、頭部の筋肉もリラックスし、肩こりの緩和につながります。

生活習慣の見直し

規則正しい生活を心がけることも重要です。栄養バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動を日常に取り入れることで、筋肉の緊張をほぐし血行を良くできます。

デスクワーク環境の見直しも効果的です。椅子は背中をしっかり支えるものを選び、正しい姿勢を保てる高さに調整してください。パソコンやスマホを使用する際は、目線と同じ高さまで画面を引き上げるよう心がけましょう。

ただし、症状が続く場合や悪化する場合は、専門医による診断と治療が必要です。

整体院での施術効果

バンザイをした状態でしか眠れないほどの重度の肩こりに対して、整体施術は非常に有効な選択肢です。肩こりの原因は背骨、骨盤、筋肉の問題にあることが多く、これらに対してお薬では根本的な改善が期待できません。整体という徒手療法が最善の施術となります。

当院での治療

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し薬を使わない安全な方法で、自然治癒力を高める施術をします

施術を受けることで、肩こりの緩和だけでなく様々な効果が期待できます。筋肉の緊張が和らぎ血行が促進されることで痛みが軽減され、関節の可動域が広がることで首や肩がスムーズに動くようになります。

正しい姿勢を保てるようになることで再発防止にもつながり、血行促進により冷え性の改善や疲労回復効果も期待できます。ストレスが原因の肩こりの場合は、自律神経のバランスが整うことで症状の緩和が見込めます。

施術の頻度と継続性

ただし整体の効果には個人差があり、一度の施術で完全に治るというわけではありません。特に症状が重い場合は、初期段階で集中的に施術を受けることが効果的です。週に1~2回程度の頻度で通院することで、凝り固まった筋肉をほぐしていくことができます。

継続的な施術と日常生活でのセルフケアを組み合わせることで、より効果を実感しやすくなります。筋肉の緊張や血流の滞りを解消し、身体全体のバランスを整えることで、持続的な快適さを目指すことができます。

まとめ

バンザイをした状態でしか眠れないほどの肩こりは、筋肉の過度な緊張と血行不良が原因で起こります。長時間の同じ姿勢、運動不足、ストレス、眼精疲労などの複合的な要因が症状を悪化させています。

自宅でのストレッチやセルフマッサージ、生活習慣の見直しも効果的ですが、このような重度の症状に対しては整体施術が根本改善に向けた最も有効なアプローチとなります。

継続的な施術により筋肉の緊張緩和、血行促進、姿勢改善が期待でき、快適な日常生活を取り戻すことができるでしょう。

バンザイ寝、肩こりに関連するページのご案内

肩こりに対する施術方針はこちらのページが参考になります。

自律神経失調症に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

不眠症に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

当院であなたのお悩みに対応可能どうかを5秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。


院長:下園

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