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起立性調節障害の影響で、頭痛、腹痛、立ちくらみで毎朝が辛い

本日の予約状況

中学2年の娘さんが起立性調節障害と診断され、毎朝起きるのに時間がかかり、肩こりや頭痛、腹痛、立ちくらみに悩まれされており、心配になった親御さんからメールでお問い合わせをいただきました。

ご本人にはすでに返信させていただきましたが、同じようなお悩みをお持ちの方も多いので、解説を加えたうえで共有いたします。

目次

起立性調節障害は、どのような原因が考えられるか

起立性調節障害についての質問

こんにちは。中学2年生の娘の体調について相談したく、連絡いたします。

娘は起立性調節障害と診断されており、毎朝起きるのに時間がかかり、肩こりや頭痛、腹痛、立ちくらみに悩んでいます。手足のしびれもあり、食欲不振で眠りも浅い状態が続いています。

これらの症状により朝の登校がとても困難で、遅刻や欠席が増えています。午前中の授業に集中することができず、体育や朝礼の際には立ちくらみがひどく保健室で休むことも多くなりました。

部活動も体力的についていけず、友達との約束もキャンセルすることが増えて本人も落ち込んでいます。親としても娘の辛そうな様子を見ているのが心苦しく、何か力になれることがあればと考えています。

そこで質問なのですが、娘のような起立性調節障害の症状にはどのような根本的な原因が考えられるでしょうか。

また、家庭でできる改善方法やマッサージなどのセルフケアがあれば教えてください。整体での施術は中学生の起立性調節障害に対して効果が期待できるのかも知りたいです。よろしくお願いいたします。

当院からの返信内容

今回は中学生のお子さんを持つ親御さんから多くご相談いただく「起立性調節障害」について、その原因や対策、整体での効果について詳しくお話しします。

院長:下園

私が回答させていただきます

起立性調節障害とは何か

起立性調節障害は、自律神経のバランスが崩れることで、立ち上がった時に脳への血流が不足してしまう病気です。特に成長期の中学生に多く見られ、約10%のお子さんが経験するといわれています。

この時期は体の急激な成長やホルモンバランスの変化、学校や人間関係での精神的なストレスが重なりやすく、自律神経が乱れやすくなります。心臓と脳の距離が身体の成長とともに広がることも、血流低下の一因となっています。

主な症状とその影響

起立性調節障害の症状は多岐にわたります。朝起きるのがつらく、立ち上がった時のふらつきや頭痛、肩こり、腹痛などが典型的です。手足のしびれや食欲不振、夜眠りが浅くなることもよく見られます。

これらの症状は、お子さんの学校生活に大きな影響を及ぼします。朝の起床困難から遅刻や欠席が増え、体育の授業や部活動への参加も困難になることがあります。周囲からの理解が得られにくいことで、さらなるストレスを感じてしまうケースも少なくありません。

家庭でできる対策

起立性調節障害の改善には、日常生活でのケアが非常に重要です。

水分摂取を心がける

1日1.5リットル程度の水分と、適度な塩分摂取が血圧の安定に役立ちます。

立ち上がる際は急がず、ゆっくり動く

朝起きた時も、いきなり起き上がらずに段階的に体勢を変えていきましょう。

軽い運動を取り入れる

軽い運動を取り入れることで血行が促進され、症状の改善に繋がることがあります。

午後になると症状が和らぐ特徴があるため、無理をせず午後からの登校を検討することも一つの方法です。お子さんが罪悪感を持たないよう、学校や周囲の理解を得ることが重要になります。

整体院での施術効果

私の臨床経験では、起立性調節障害に対する整体の施術は非常に有効だと感じています。この病気の背景には、体のゆがみが自律神経に負担をかけている場合が多く見られるためです。

当院での治療

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し薬を使わない安全な方法で、自然治癒力を高める施術をします

骨盤や背骨の調整を通じて体全体のバランスを整えます。直接的に腰や背中を施術するだけでなく、足首や手首の調整によって全身のゆがみを正すことで、自律神経への負担を軽減できます。

薬物治療だけでは根本的な改善が難しい場合も、整体による体のバランス調整を併用することで、症状の緩和が期待できます。

まとめ

起立性調節障害は中学生に多く見られる疾患で、自律神経の乱れが主な原因となります。症状は日常生活や学業に大きな影響を与えますが、適切な家庭でのケアと整体による体のバランス調整によって改善が期待できます。

お子さんと親御さんが支え合いながら、無理のない範囲で対応していくことが何より大切です。お困りの際は、お一人で悩まれずにご相談ください。

起立性調節障害に関連するページのご案内

起立性調節障害に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

自律神経失調症に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

不眠症に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

当院であなたのお悩みに対応可能どうかを5秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。


院長:下園

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