【5秒でご案内】症状検索ページもご利用ください

【40・50代必見】坐骨神経痛を冷やすか温めるか迷ったら読む記事

本日の予約状況

坐骨神経痛は冷やすべき?温めるべき?判断基準と正しい対処法

こんにちは、北千住西口整体院の下園です。お尻から太ももにかけて突然ズキズキとした痛みが走り、どう対処したらいいのか迷っていませんか。インターネットで調べると「温めるべき」という情報もあれば「冷やすべき」という意見もあって、どちらが正しいのか分からなくなってしまいますよね。実は坐骨神経痛の対処法は、症状の時期や状態によって大きく変わってくるんです。今日は、お尻から足にかけての痛みやしびれに対して、適切な判断ができるように詳しくお話しさせていただきます。

院長:下園

急性期と慢性期で対応が真逆になるため、まずは今の症状がどちらなのかを見極めることが最も重要です

目次

急性期か慢性期かを見極めることが最重要

お尻から足にかけて痛みが出たとき、まず考えなければならないのが「今の症状は急性期なのか、それとも慢性期なのか」という判断です。この判断を間違えると、かえって症状を悪化させてしまう可能性があるので注意が必要なんですね。

急性期とは、炎症が起きている時期のことで、多くの場合は発症してから数日以内の状態を指します。一方、慢性期は炎症が落ち着いて、血行不良や筋肉の硬直が主な原因となっている時期のことです。

急性期の特徴としては、ズキズキとした鋭い痛みがあり、患部に熱感や腫れを感じることが多いです。また、じっとしていても痛みが強く、少し動くだけで激痛が走ることもあります。こういった症状が見られる場合は、炎症を抑えるために患部を適切に対処することが必要になってきます。

逆に慢性期では、鈍い痛みやこわばり感が中心となり、朝起きたときや長時間同じ姿勢でいた後に痛みが強くなる傾向があります。熱感はほとんどなく、むしろ患部が冷たく感じることもあるんです。

急性期に見られる典型的な症状

急性期の症状は比較的分かりやすく、多くの方が「明らかにおかしい」と感じる強い痛みが特徴です。具体的には、腰から臀部、太ももの裏側にかけて電気が走るような鋭い痛みがあり、咳やくしゃみをしただけでも激痛が走ることがあります。

患部を触ると熱を持っていることが多く、腫れや赤みが見られるケースもあります。夜間に痛みで目が覚めてしまったり、寝返りを打つこともできないほどの痛みを感じることもあるんですね。

こうした急性期の症状は、多くの場合、急な動作や重い物を持ち上げた後、長時間の無理な姿勢の後などに突然発症します。椎間板ヘルニアや急性の神経圧迫が原因となっていることが多く、神経周辺で炎症反応が起きている状態です。

慢性期に見られる典型的な症状

慢性期になると、痛みの質が変わってきます。鋭い痛みではなく、鈍い痛みや重だるさ、違和感といった表現がぴったりくる症状に変化するんです。朝起きたときに腰や臀部が固まっている感じがして、動き始めると徐々に楽になっていくというパターンも慢性期の特徴です。

長時間座っていると徐々に痛みが増してきて、立ち上がるときに強い痛みを感じることがあります。ただし急性期のような激痛ではなく、我慢できる程度の痛みであることが多いです。天候や気温の変化で症状が悪化しやすく、特に寒い日や雨の日に痛みが強くなる傾向があります。

急性期に適切に対処する方法

急性期の坐骨神経痛に対しては、炎症を抑えることが最優先となります。炎症が起きている時期に患部を冷却することで、血管が収縮して炎症物質の拡散を抑え、神経の興奮を鎮める効果が期待できるのです。ただし、やみくもに長時間冷やし続ければいいというものではなく、適切な方法と時間を守ることが大切になってきます。

アイシングの基本は、1回あたり15分から20分程度を目安にすることです。氷嚢や保冷剤をタオルで包んで、患部に当てていきます。直接肌に当てると凍傷のリスクがあるので、必ず薄手のタオルを一枚挟むようにしてください。20分経ったら一度外して、患部の感覚が戻るまで1時間程度は間隔を空けるようにします。

冷やす場所は、痛みの中心となっている部分です。腰の痛みが強ければ腰椎周辺、臀部の痛みが強ければ臀部、太ももの裏側が痛ければその部分というように、最も痛みを感じる場所を中心に冷やしていきます。

アイシングの具体的な手順

まず氷嚢や保冷剤を準備します。冷凍庫から出したばかりの保冷剤は冷たすぎるので、少し置いてから使うか、タオルを厚めに巻くようにしてください。仰向けや横向きなど、痛みが比較的楽な姿勢を取り、患部に当てていきます。最初はひんやりと感じますが、5分ほど経つと感覚が少し鈍くなってきます。

15分から20分経過したら、いったん外して患部の状態を確認します。皮膚が赤くなりすぎていたり、感覚がなくなっているようであれば、次回はタオルを厚くするなど調整が必要です。これを1日に3回から4回程度繰り返すことで、炎症を抑える効果が期待できます。

ただし、急性期であっても48時間から72時間を過ぎると、徐々に炎症期から回復期へと移行していきます。その時期になったら、冷やす方法から温める方法へと切り替えていく必要があるんです。

慢性期には温めることが効果的

炎症が落ち着いた慢性期に入ると、今度は血行を促進して筋肉の緊張をほぐすことが重要になってきます。この時期に患部を冷やしてしまうと、血管が収縮して血流が悪化し、かえって痛みが増してしまう可能性があるんですね。温めることで血管が拡張し、酸素や栄養が患部に届きやすくなり、老廃物も流れやすくなります。

入浴は慢性期の坐骨神経痛にとって非常に効果的です。38度から40度程度のぬるめのお湯にゆっくりと浸かることで、全身の血行が良くなり、筋肉の緊張もほぐれていきます。シャワーだけで済ませるのではなく、できるだけ湯船に浸かる習慣をつけることをおすすめします。

また、使い捨てカイロや温熱パッドを使って局所的に温めることも有効です。腰や臀部にカイロを貼って、じんわりと温め続けることで筋肉の血流が改善されます。ただし、低温やけどには十分注意が必要で、長時間同じ場所に当て続けないようにしてください。

温める際の注意点

温める方法にもいくつか注意点があります。まず、熱すぎるお湯は避けることです。42度以上の熱いお湯は交感神経を刺激して筋肉を緊張させてしまうことがあるため、ぬるめのお湯でリラックスすることが大切です。

また、温めた後に急に冷やさないようにすることも重要です。入浴後は身体が冷えないように、すぐに服を着て保温を心がけてください。特に冬場は浴室と脱衣所の温度差にも注意が必要です。

温熱パッドやカイロを使用する際は、就寝時の使用は避けるようにしましょう。眠っている間に同じ場所に当たり続けると、低温やけどのリスクが高まります。

やってはいけない対処法

坐骨神経痛が出たとき、良かれと思ってやったことが逆効果になることもありますので注意が必要です。特に多いのが、急性期なのに温めてしまうケースです。炎症が起きている時期に温めると、血流が増加して炎症物質が広がり、痛みがさらに悪化してしまうことがあります。

逆に、慢性期に入っているのに冷やし続けてしまうと、筋肉が硬くなり血行不良を招いて、回復が遅れてしまいます。湿布についても同様で、冷感湿布と温感湿布を時期に応じて使い分ける必要があるんですね。

また、痛みを我慢して無理に動いたり、激しい運動をすることも避けるべきです。特に急性期は安静が基本となります。ただし、完全に動かないのも良くないので、痛みの範囲内で軽く身体を動かすことは大切です。

判断に迷ったときの対処法

自分の症状が急性期なのか慢性期なのか判断できないときは、まず冷やしてみて反応を見るという方法があります。15分程度冷やしてみて、痛みが楽になるようであれば急性期の可能性が高く、逆に痛みが増すようであれば慢性期に入っている可能性があります。

ただし、これはあくまで応急処置的な判断方法であって、根本的な原因を特定するためには専門家による検査が必要です。特に、痛みが1週間以上続いている場合や、足の感覚が鈍くなっている場合、排尿や排便に異常が出ている場合などは、早めに医療機関や整体院を受診することをおすすめします。

当院では、丁寧なカウンセリングと4種類の検査を通じて、あなたの坐骨神経痛の原因を特定し、今の状態に最も適した施術プランをご提案しています。

根本原因を改善することが大切

冷やすか温めるかという対処法は、あくまで症状を一時的に和らげるための方法です。本当に大切なのは、なぜ坐骨神経痛が起きたのか、その根本原因を見つけて改善していくことなんですね。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、梨状筋症候群など、様々な原因が考えられます。

また、姿勢の悪さや体重の増加、長時間の座位姿勢など、日常生活の中に原因が隠れていることも多いです。これらの根本原因を改善しない限り、一時的に痛みが治まっても、また同じ症状を繰り返してしまう可能性が高くなります。

当院では、検査結果に基づいて全身の歪みを整え、神経や血液の流れを正常に戻していく施術を行っています。また、症状が改善した後も再発しないように、生活習慣のアドバイスや自宅でできるケア方法もお伝えしています。

まとめ

坐骨神経痛に対して冷やすべきか温めるべきかは、症状の時期によって変わってきます。発症直後の急性期で炎症が強い時期には適切に冷やすことが効果的ですが、炎症が落ち着いた慢性期には温めて血行を促進することが大切です。ただし、一番重要なのは根本原因を特定して、それに対する適切な施術を受けることなんですね。

お尻から足にかけての痛みやしびれは、日常生活に大きな支障をきたします。デスクワークに集中できなくなったり、家事や趣味を楽しめなくなったりと、生活の質が大きく低下してしまいます。一人で悩んで症状を長引かせるよりも、早めに専門家に相談することで、改善までの期間を大幅に短縮できることも多いんです。

当院には、これまで多くの坐骨神経痛でお困りの方が来院され、症状を改善されています。検査を徹底して原因を特定し、一人ひとりに合わせた施術プランで根本改善を目指しています。いつでも制限なく人生を楽しめるように、私たちが全力でサポートさせていただきます。どうぞお気軽にご相談ください。

北千住にある当院までお越しになることが難しい方へ

遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。


院長:下園

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
東京都足立区千住2-20朽木ビル1F
電話番号
03-5284-9707
定休日
火曜
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次