
院長:下園お気軽にご相談ください!

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こんにちは、北千住西口整体院の下園です。お尻から足にかけてのしびれや痛みで夜も眠れず、仕事にも集中できない日々を過ごしていませんか。坐骨神経の痛みは本当に辛いですよね。
実は当院にも、坐骨神経痛で悩まれている方が毎日のように来院されています。皆さん口を揃えて「どうすれば楽になるのか分からない」「何をしてはいけないのか不安」とおっしゃいます。今回は、開院から14年間で数多くの症例を診てきた私が、効果的な対処の仕方や日常生活で気をつけるべきポイントを詳しくお伝えしていきますね。


痛みで苦しんでいる方にこそ、正しい知識を持っていただきたいと思います


坐骨神経というのは、腰から足先まで伸びている人体で最も太く長い神経です。この神経が何らかの原因で圧迫されたり炎症を起こしたりすることで、お尻から太もも、ふくらはぎ、足先にかけて痛みやしびれが現れます。多くの方は片側だけに症状が出ることが多いですが、両側に出るケースもあります。
痛みの質も人それぞれで、鋭く電気が走るような痛み、ズキズキとした重だるい痛み、ピリピリとしたしびれ感など様々です。特に長時間座っていたり、朝起きた時、階段の昇り降りの際に症状が強くなる傾向があります。このような症状が2週間以上続いている場合は、適切な対処が必要になってきます。
臨床経験から申し上げますと、坐骨神経の痛みは単一の原因ではなく、複数の要因が絡み合って発症することがほとんどです。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といった背骨の問題、お尻の筋肉である梨状筋が硬くなって神経を圧迫する梨状筋症候群、長時間のデスクワークによる姿勢の歪み、体重増加による腰への負担増加などが代表的な原因として挙げられます。
40代から50代の働き盛りの方に多く見られますが、最近では在宅勤務の増加により30代の方の来院も増えています。原因が人によって異なるからこそ、自己判断だけで対処するのではなく、まずは専門家に相談することが大切です。


痛みが出ている時、多くの方が「何をすれば楽になるのか」と悩まれます。ここでは自宅でも実践できる具体的な方法をいくつかご紹介しますね。ただし、これらはあくまでも一時的な緩和を目的としたものです。症状が続く場合は必ず専門家にご相談ください。
よく患者さんから「温めた方がいいですか、それとも冷やした方がいいですか」と質問されます。基本的な考え方として、急性期で炎症がある場合は冷やす、慢性的な痛みや筋肉の緊張による場合は温めるというのが原則です。
具体的には、ぎっくり腰のように突然激しい痛みが出た直後や、患部が熱を持って腫れている場合は冷やします。氷嚢やアイスパックを15分程度当てて休憩し、また15分当てるというサイクルを繰り返します。一方で、慢性的な痛みやコリがある場合は、お風呂にゆっくり浸かったり、ホットパックを使ったりして温めることで血流が改善し、筋肉がほぐれやすくなります。
痛みが強い時期は、無理に動き回らずに楽な姿勢で安静にすることも重要です。仰向けに寝て膝の下にクッションや座布団を入れる、横向きで膝を曲げて抱え込むように寝る、といった姿勢が楽に感じる方が多いです。ただし、長期間の安静は筋力低下を招くため、痛みが少し落ち着いたら徐々に動き始めることが大切になります。
痛みが少し落ち着いてきたら、軽いストレッチを取り入れることをおすすめします。特にお尻の筋肉を伸ばすストレッチは効果的です。仰向けに寝て片膝を抱え込み、反対側の足首を膝に乗せてお尻の筋肉を伸ばす、椅子に座って片足を反対側の膝に乗せて前傾するといった方法があります。
ストレッチを行う際の注意点として、痛みが強くなるほど伸ばさないこと、反動をつけずにゆっくり行うこと、呼吸を止めずにリラックスして行うことが挙げられます。1回のストレッチは20秒から30秒程度、1日に2回から3回を目安に続けていきましょう。
デスクワークが多い方は、座り方を見直すだけでも症状が軽減することがあります。椅子に深く腰掛けて背もたれを使う、足の裏全体を床にしっかりつける、骨盤を立てるように意識して座る、1時間に1回は立ち上がって軽く体を動かす、といった工夫を取り入れてみてください。
クッションを使う場合は、お尻の下に敷くよりも腰の後ろに当てて骨盤を支える方が効果的です。また、柔らかすぎるソファーは骨盤が沈み込んで腰に負担がかかるため、硬めの椅子を選ぶことをおすすめします。


対処の方法と同じくらい大切なのが、症状を悪化させる行動を避けることです。良かれと思ってやっていたことが実は逆効果だったというケースも少なくありません。
「動かないと筋肉が落ちる」「仕事を休めない」という理由で、痛みを我慢しながら無理に動き続ける方がいらっしゃいます。しかし急性期に無理をすると炎症が悪化し、回復までの期間が長引いてしまいます。痛みは体からの警告サインですので、まずは適切に休むことが何より重要です。
痛い部分をグイグイ押したり揉んだりすると、一時的に気持ちよく感じることがあります。しかし強すぎる刺激は筋肉や神経を傷つける可能性があり、かえって症状を悪化させることがあります。もしマッサージを行う場合は、優しく撫でる程度の力加減で行ってください。
座りっぱなし、立ちっぱなしといった同じ姿勢を続けることは、筋肉を硬くして血流を悪化させます。特に座っている姿勢は椎間板への圧力が立っている時の約1.4倍かかると言われています。こまめに姿勢を変える、少し歩く、軽くストレッチをするといった工夫を取り入れましょう。
腰を曲げて重いものを持ち上げる動作は、腰椎や椎間板に大きな負担をかけます。どうしても持ち上げる必要がある場合は、膝を曲げてしゃがんでから体に引き寄せ、膝の力で立ち上がるようにしましょう。できれば痛みが治まるまでは重いものを持つ作業は避けるべきです。


自宅でできる対処法を試しても症状が改善しない場合や、以下のような症状がある場合は早めに専門家に相談することをおすすめします。
痛みやしびれが日に日に悪化している、足に力が入りにくくなっている、排尿や排便のコントロールが難しくなっている、足の感覚が鈍くなっているといった症状は、神経の障害が進行している可能性があるため緊急性が高いと考えられます。
また、2週間以上セルフケアを続けても改善が見られない、夜間痛で眠れない日が続いている、日常生活や仕事に大きな支障が出ているという場合も、専門的な検査と治療が必要です。
病院では薬物療法や手術といった選択肢が提示されることが多いですが、手術を避けたい方や薬の副作用が心配な方には整体という選択肢もあります。


当院では、痛み止めで症状を抑えるのではなく、なぜその痛みが出ているのかという根本原因を検査で特定し、体の歪みを整えて自然治癒力を高める施術を行っています。
姿勢分析ソフトや筋力検査、整形外科的テストなど4種類の検査を通じて、あなたの痛みの本当の原因を明らかにします。原因が分かれば不安も減りますし、適切な対処ができるようになります。
実際に当院で施術を受けた方の中には、何年も悩んでいた痛みから解放されて、趣味や旅行を再び楽しめるようになった方がたくさんいらっしゃいます。


痛みが治まった後も、再発を防ぐために日常生活で意識していただきたいことがあります。適度な運動習慣を取り入れる、正しい姿勢を意識する、体重管理を心がける、ストレスを溜め込まない、質の良い睡眠をとるといった基本的な生活習慣の改善が、実は最も効果的な予防法なのです。
特におすすめなのは、ウォーキングや水中ウォーキングです。これらは腰への負担が少なく、全身の血流を改善して筋力も維持できます。週に3回、1回30分程度から始めてみてください。また、腹筋や背筋といった体幹の筋肉を鍛えることで、腰椎を安定させて負担を軽減することができます。


坐骨神経の痛みへの対処として、温熱療法や冷却療法、適度な安静、正しい姿勢の維持、軽いストレッチなどが有効です。同時に、痛みを我慢して無理をする、強すぎるマッサージ、長時間同じ姿勢を続けるといったNG行動は避けるべきです。
ただし、これらのセルフケアはあくまでも一時的な対処法であり、症状が続く場合や悪化する場合は専門家による適切な検査と治療が必要になります。特に神経症状が進行している兆候がある場合は、早めの受診が重要です。
私自身も会社員時代にぎっくり腰を経験し、その痛みと不安がどれほど辛いものかを身をもって知っています。だからこそ、同じように痛みで悩んでいる方の力になりたいという思いで、毎日施術に向き合っています。
痛みの原因をしっかり見極め、その場しのぎではなく根本から改善していくことで、再び制限のない生活を取り戻すことができます。
お尻から足にかけての痛みやしびれで日常生活に支障が出ている方、どこに行けばいいのか分からずお困りの方は、一人で悩まずにぜひ当院にご相談ください。14年間で積み重ねてきた豊富な臨床経験と、専属で最後まで担当する安心の体制で、あなたの症状改善を全力でサポートいたします。


遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

