
院長:下園お気軽にご相談ください!

院長:下園お気軽にご相談ください!
こんにちは。大川カイロプラクティックセンター北千住西口整体院の下園です。お尻から足にかけての痛みやしびれを感じていても、忙しくて病院に行けず様子を見ている方は意外と多いのではないでしょうか。
「このまま放っておいても大丈夫なのか」「いずれ自然に治るのではないか」そんな不安と期待が入り混じった気持ちで過ごされているかもしれません。当院でも坐骨神経痛の症状を抱えたまま我慢を重ねて、最終的に日常生活に支障が出てしまってから来院される方を数多く見てきました。


放置してしまう気持ちはよく分かります。でも、早めに対処することで回復までの時間も大きく変わってきます


坐骨神経痛は腰から足にかけて走る坐骨神経が圧迫されたり炎症を起こしたりすることで生じる症状です。初期段階では軽い違和感や時々感じる痛み程度かもしれません。
しかし、そのまま適切な対処をせずにいると、症状は段階的に悪化していく傾向があります。最初は長時間座っていると気になる程度だった痛みが、徐々に短時間でも痛みを感じるようになり、やがて立っているだけでも辛くなってくるのです。
当院に来院される方の中には、半年から一年以上症状を我慢し続けた結果、歩行が困難になったり、夜間痛で睡眠が妨げられたりしている方がいらっしゃいます。こうした状態になると、改善までに必要な期間も長くなってしまいます。痛みが出たり引いたりを繰り返している間に、神経への圧迫や炎症が慢性化してしまうからです。
放っておくことで症状がどのように変化するのか、段階的にお伝えします。初期段階では特定の動作や姿勢で痛みやしびれを感じる程度です。デスクワークで長時間座っている時や、立ち上がる瞬間などに違和感があるという状態ですね。この段階であれば、適切な施術と生活習慣の見直しで比較的早く改善する可能性が高いです。
中期段階になると、痛みの頻度が増えて強度も増します。日常生活の中で痛みを感じる時間が長くなり、家事や仕事にも支障が出始めます。階段の上り下りが辛くなったり、買い物で歩き続けるのが困難になったりします。さらに足の一部に感覚の鈍さを感じたり、足先に力が入りにくくなったりする筋力低下の兆候も見られるようになります。
重度の段階まで進行すると、歩行が著しく困難になり、杖や車椅子が必要になる場合もあります。
最も注意すべきなのは、排尿や排便のコントロールが難しくなる馬尾症候群と呼ばれる状態です。これは神経の束が強く圧迫されることで起こる緊急性の高い症状で、すぐに医療機関での対応が必要となります。


「放っておいても自然に治るのでは」という期待を持たれる方も多いでしょう。確かに、軽度の坐骨神経痛であれば、適切な休養と日常生活での工夫によって症状が軽減することはあります。特に急性期の炎症が原因の場合、炎症が自然に治まれば痛みも和らぐことがあるのです。
ただし、ここで重要なのは原因がそのまま残っているということです。
姿勢の悪さや筋肉のバランスの崩れ、骨格の歪みなど、坐骨神経痛を引き起こした根本的な原因が解決されていなければ、症状は再び現れます。仕事や家事で同じ動作を繰り返すうちに、また痛みが戻ってくるというパターンを繰り返す方が非常に多いのです。
坐骨神経痛が繰り返される背景には、生活習慣や身体の使い方に問題があることがほとんどです。デスクワークで長時間同じ姿勢を続ける、重い荷物を持ち上げる作業が多い、片側に体重をかけて立つ癖があるなど、日々の積み重ねが神経への負担となっています。
一時的に痛みが引いても、これらの習慣が変わらなければ再発は避けられません。
また、年齢とともに椎間板の水分が減少したり、骨の変形が進んだりすることで、神経の通り道が狭くなることもあります。こうした身体の変化は自然には元に戻らないため、適切な対処なしに放置すれば症状は悪化の一途をたどります。


どのような状態になったら治療を受けるべきなのか、判断の目安をお伝えします。まず、痛みやしびれが2週間以上続いている場合は注意が必要です。急性期の炎症であれば通常1週間から10日程度で自然に軽減しますが、それ以上続く場合は慢性化のリスクがあります。
症状の範囲が広がっている場合も要注意です。最初はお尻だけだった痛みが太ももに広がり、さらにふくらはぎや足先まで及ぶようになったら、神経への圧迫が強まっている可能性があります。また、足の筋力が明らかに落ちてきた、つま先立ちができなくなった、スリッパが脱げやすくなったといった変化は、神経障害が進行しているサインです。
夜間に痛みで目が覚める、朝起きた時に足がしびれて動かしにくいという症状も、放置すべきではありません。こうした症状は神経への持続的な圧迫を示しており、早期の対処が必要な状態といえます。


特に注意していただきたいのが、排尿や排便に異常を感じた場合です。尿が出にくい、便秘が急にひどくなった、会陰部にしびれを感じるといった症状は、馬尾症候群の可能性があり緊急性が高い状態です。また、両足に同時に強い痛みやしびれが出現した場合も、すぐに整形外科を受診してください。
足に力が入らなくて階段を降りる時に膝が折れそうになる、歩いている時につまずきやすくなったという場合も、神経の損傷が進んでいる可能性があります。こうした症状は放置すると回復が困難になることもあるため、早急な対応が求められます。


坐骨神経痛は早期に対処するほど改善までの期間が短くなります。症状が出てから1ヶ月以内に適切な施術を受けた方の多くは、数回から10回程度の施術で日常生活に支障がないレベルまで回復されています。一方で、半年以上我慢してから来院された方の場合、症状が慢性化しているため、改善までに数ヶ月かかることも珍しくありません。
神経が長期間圧迫され続けると、神経自体にダメージが蓄積されていきます。また、痛みをかばうために他の部位に負担がかかり、二次的な問題も生じやすくなります。腰をかばって歩くうちに膝や股関節を痛めたり、反対側の足に負担がかかって両側に症状が広がったりするケースもあります。
坐骨神経痛が慢性化すると、身体的な問題だけでなく精神的な負担も大きくなります。常に痛みを意識しながら生活することで、集中力が低下したり、イライラしやすくなったりします。仕事のパフォーマンスが落ちて周囲に迷惑をかけているのではないかと不安になったり、家族との外出や旅行を諦めたりする方も多いです。
睡眠の質が低下することで疲労が蓄積し、さらに症状が悪化するという悪循環に陥ることもあります。痛みが長引くことで抑うつ状態になったり、社会的な活動が制限されたりすることも少なくありません。こうした状態を避けるためにも、早めの対処が重要なのです。


当院では坐骨神経痛に対して、まず徹底的な検査を行います。姿勢分析ソフトを用いた身体の歪みの数値化、筋力検査、整形外科的テスト、動きの検査などを通じて、あなたの坐骨神経痛がどのような原因で起きているのかを明らかにします。
椎間板ヘルニアなのか、脊柱管狭窄症なのか、梨状筋症候群なのか、あるいは複数の要因が重なっているのか、一人ひとり原因は異なるからです。
原因が特定できたら、その原因に対して最適な施術計画を立てます。筋肉と関節の両面からアプローチする独自の整体技術で、神経への圧迫を軽減し、血液や神経の流れを正常に戻していきます。身体に優しい施術ですので、ご高齢の方でも安心して受けていただけます。


症状が改善した後も再発しないように、日常生活でのアドバイスもお伝えします。座り方や立ち方、重い物の持ち方など、身体に負担をかけない動作を身につけていただきます。また、自宅でできる簡単なストレッチや筋力トレーニングもご紹介し、良い状態を維持できるようサポートいたします。


坐骨神経痛を放置することで、症状は段階的に悪化し、最終的には歩行困難や排尿障害といった重篤な状態に至る可能性があります。自然に治ることもありますが、根本的な原因が解決されていなければ再発を繰り返すことになります。
特に症状が2週間以上続いている、範囲が広がっている、筋力低下がみられるといった場合は、早めの対処が必要です。
私はこれまで多くの坐骨神経痛の方を施術してきましたが、早期に来院された方ほど回復も早く、元の生活に戻れる期間も短いという事実を何度も経験しています。一方で、我慢を重ねて症状が悪化してから来られた方は、改善までに時間がかかり、その間の生活の質も大きく低下してしまいます。
「もう少し様子を見よう」「そのうち治るだろう」という気持ちはよく分かります。
しかし、その判断が将来のあなたの生活の質を大きく左右するかもしれません。痛みやしびれは身体からのサインです。一人で抱え込まずに、いつでも私たちにご相談ください。あなたが症状を気にせず、やりたいことを楽しめる生活を取り戻すお手伝いをさせていただきます。


遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

