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坐骨神経痛を自分で改善!効果的なセルフケア方法

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こんにちは、北千住西口整体院の下園です。お尻から足にかけての痛みやしびれに悩まされていませんか。デスクワークで座っているのが辛い、朝起きた時に痛みで動けない、そんな坐骨神経痛の症状でお困りの方も多いと思います。病院に行く時間がなかなか取れない、できれば自分で何とかしたいという声もよく聞きます。

今回は開院から13年、数多くの方の症状改善を見てきた経験から、自宅で実践できる効果的な方法についてお話しします。ただし、症状の原因は一人ひとり異なりますので、正しい知識を持って取り組むことが大切です。

院長:下園

自分でできることから始めたい気持ちはよく分かります。でも間違った方法は症状を悪化させることもあるので注意が必要です

目次

なぜ自分でケアすることが重要なのか

多くの方が整形外科や整骨院に通っても、なかなか改善しないという経験をお持ちです。それは治療を受けている時だけ対処していても、日常生活の中で症状を悪化させる習慣が改善されていないからです。施術で身体の状態を整えながら、ご自身でも日々ケアを続けることで初めて根本的な改善につながります。

当院に来られる方も、ご自宅でのケア方法を実践することで改善のスピードが格段に上がっています。痛みが出る前に予防できれば、仕事や家事、趣味を思い切り楽しめるようになります。

坐骨神経痛に効果的な自宅でのケア方法

ここからは具体的な方法をご紹介します。無理のない範囲で続けることが何より大切です。

お尻の筋肉をほぐすストレッチ

お尻の奥にある梨状筋という筋肉が硬くなると、その下を通る坐骨神経が圧迫されて痛みやしびれが出ます。仰向けに寝て、片方の足首をもう片方の膝に乗せ、両手で太ももの裏を抱えて胸に引き寄せてください。お尻の外側が伸びている感覚があればOKです。

20秒から30秒キープしたら反対側も同じように行います。朝起きた時と寝る前の1日2回続けると効果的です。

テレビを見ながらでもできる簡単な動きですが、継続することで硬くなった筋肉が徐々にほぐれていきます。ただし痛みが強い時は無理をせず、できる範囲で構いません。

太もも裏の柔軟性を高める方法

ハムストリングスと呼ばれる太もも裏の筋肉が硬いと、骨盤が後ろに引っ張られて腰への負担が増します。椅子に座って片足を前に伸ばし、つま先を天井に向けます。背筋を伸ばしたまま上体をゆっくり前に倒していくと、太もも裏が伸びるのを感じるはずです。痛気持ちいいところで止めて30秒ほどキープするのがコツです。

デスクワークの合間に椅子に座ったまま実践できるので、仕事中にこまめに行うと効果が高まります。長時間同じ姿勢でいることが症状を悪化させる大きな原因ですから、1時間に1回は身体を動かす習慣をつけましょう。

骨盤周りの筋肉を鍛える運動

痛みがある程度落ち着いてきたら、再発予防のために筋力をつけることも考えましょう。仰向けに寝て膝を立て、お尻を持ち上げて5秒キープします。この時、肩から膝まで一直線になるように意識してください。ゆっくり下ろして10回繰り返します。

毎日続けることで骨盤を支える筋肉が強化され、腰への負担が減っていきます。体幹が安定すると日常動作も楽になり、症状が出にくい身体づくりにつながります。

日常生活で意識したい姿勢と動作

どんなに良いストレッチをしていても、普段の姿勢や動作が悪ければ効果は半減してしまいます。

座り方の工夫で負担を減らす

デスクワークで長時間座る方は、椅子の高さと座り方を見直してください。足の裏全体が床につき、膝が90度に曲がる高さが理想です。背もたれに腰をしっかりつけて、骨盤を立てるように座ります。浅く座って背中を丸めた姿勢は、腰や神経への負担を何倍にも増やしてしまいます。

クッションを腰の後ろに当てると、自然に良い姿勢を保ちやすくなります。また30分に1回は立ち上がって少し歩くだけでも、血流が改善して症状の悪化を防げます。

物を持ち上げる時の注意点

重い物を持つ時、つい腰を曲げて持ち上げてしまいがちですが、これが症状を悪化させる大きな原因です。必ず膝を曲げてしゃがんでから、荷物を身体に引き寄せて脚の力で持ち上げるようにしてください。腰だけで持ち上げると、椎間板や神経に大きな負担がかかります。

買い物袋も片手で持たず、両手に分散させるか、リュックを使うと身体への負担が軽減されます。日常の何気ない動作の積み重ねが、症状の改善や悪化を左右するのです。

寝る時の姿勢も大切です

横向きで寝る時は、膝の間にクッションを挟むと骨盤が安定して楽になります。仰向けの場合は膝の下に枕やクッションを入れると、腰への負担が減ります。柔らかすぎるマットレスは身体が沈み込んで腰に負担をかけるので、適度な硬さのある寝具を選びましょう。

朝起きた時の痛みが強い方は、寝返りがうちにくい寝具を使っている可能性があります。一晩中同じ姿勢でいると筋肉が硬直し、朝の痛みにつながります。

身体を温めて血流を改善する

痛みがある時は炎症を抑えるために冷やすべきだと思われがちですが、慢性的な症状の場合は温めた方が効果的です。お風呂にゆっくり浸かって身体全体を温めると、筋肉の緊張がほぐれて血流が良くなります。

シャワーだけで済ませず、38度から40度のぬるめのお湯に15分から20分浸かってください。入浴後は身体が柔らかくなっているので、ストレッチの絶好のタイミングです。ただし熱すぎるお湯は逆に筋肉を緊張させるので注意しましょう。

やってはいけないNG行動

良かれと思ってやっていることが、実は症状を悪化させているケースもあります。痛い部分を強く押したり揉んだりすると、炎症が悪化して余計に痛くなることがあります。市販のマッサージ器も使い方を誤ると同様のリスクがあります。

また痛みを我慢して無理に運動するのも禁物です。ウォーキングは良い運動ですが、痛みが強い時期に長距離を歩くと症状が悪化します。身体の声を聞きながら、できる範囲で徐々に活動量を増やしていくことが大切です。

どのくらい続ければ効果が出るのか

個人差はありますが、正しい方法で毎日続けた場合、2週間から1ヶ月程度で何らかの変化を感じる方が多いです。ただし長年の生活習慣で作られた身体の状態ですから、すぐに完全に治るわけではありません。

大切なのは一時的に良くなったからといってやめてしまわず、習慣として続けることです。症状が改善した後も予防のために継続すれば、再発のリスクを大きく減らせます。

こんな症状がある時はすぐに受診を

自分でケアできる範囲には限界があります。特に以下のような症状がある場合は、早めに専門家に相談してください。

足の筋力が明らかに低下している場合や、排尿や排便に異常がある時は緊急性が高い状態です。また数週間セルフケアを続けても全く改善が見られない、むしろ悪化しているという場合も、原因を特定するために検査が必要です。夜も眠れないほどの激痛がある時も、我慢せずに受診しましょう。

当院では4種類の検査で症状の原因を特定し、一人ひとりに合わせた施術を行っています。薬に頼りたくない方、手術を避けたい方も多数改善されています。

まとめ

お尻から足にかけての痛みやしびれは、日常生活に大きな影響を与えます。自宅でできるストレッチや姿勢の改善、温熱療法などを組み合わせて、まずはご自身でできることから始めてみてください。ただし間違った方法は症状を悪化させる可能性もあるため、正しい知識を持って取り組むことが重要です。

セルフケアで改善が見られない場合や、症状が悪化している場合は、原因を特定するための検査が必要です。私も会社員時代にぎっくり腰で苦しんだ経験から、痛みで悩む方の気持ちがよく分かります。一人で抱え込まず、どうぞお気軽にご相談ください。あなたが痛みを気にせず、やりたいことを思い切り楽しめる毎日を取り戻すお手伝いができれば嬉しいです。

北千住にある当院までお越しになることが難しい方へ

遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。


院長:下園

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