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片側だけ痛む坐骨神経痛はこうして治す!

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こんにちは、北千住西口整体院の下園です。お尻から足にかけての痛みやしびれで悩んでいる方の中には、なぜか左右どちらか片方だけに症状が出るという方が非常に多くいらっしゃいます。両足ではなく片側だけに症状が集中すると、どうしてこちら側だけなのかと不安になりますよね。

実は当院にも、左のお尻から太ももにかけて痛みが出ている、あるいは右の足だけがしびれるといった坐骨神経痛の症状で来院される方がとても多いです。片側だけに症状が現れる背景には、神経の圧迫される場所や姿勢の偏りなど、いくつかの明確な理由があります。

今回は、片方だけに痛みやしびれが出る坐骨神経痛について、原因から対処法までお話ししていきますね。

院長:下園

片側だけに症状が出る理由が分かれば、不安も解消されて改善への道筋も見えてきます

目次

片側だけに坐骨神経痛が出るメカニズム

坐骨神経は腰椎から出た神経が束になって、お尻を通り太ももの裏側からふくらはぎ、足先まで伸びている体の中で最も太く長い神経です。この神経が圧迫されたり炎症を起こしたりすることで、腰からお尻、足にかけての痛みやしびれが現れます。

多くの方が疑問に思われるのが、なぜ両側ではなく片側だけに症状が集中するのかという点です。これには身体の使い方や骨格の歪み方が大きく関係しています。たとえば、デスクワークで長時間座っているとき、無意識に左右どちらかに体重をかけて座る癖はありませんか。

また、立っているときに片方の足に重心をかけやすい、カバンをいつも同じ肩にかけているなど、日常生活での偏った姿勢や動作が積み重なることで、骨盤や腰椎が左右非対称に歪んでいくのです。

その結果、片側の神経根や筋肉だけが強く圧迫される状況が生まれます。椎間板ヘルニアであれば、飛び出した椎間板が左右どちらかの神経根を圧迫し、脊柱管狭窄症であれば、狭窄している部位が片側に偏っていることもあります。

梨状筋症候群の場合も、骨盤の歪みによって片側の梨状筋だけが異常に緊張し、その下を通る坐骨神経を圧迫することで症状が現れます。

身体の歪みと神経圧迫の関係

私たちの体は本来、左右対称に使うようにできているのですが、実際には利き手や利き足があり、仕事や家事の動作でも偏りが生じやすいものです。たとえば、パソコン作業でマウスを操作する側に体が傾く、重い荷物を持つ手がいつも同じ、子どもを抱っこする腕が決まっているなど、思い当たることはありませんか。

こうした偏った動作を毎日繰り返していると、骨盤が左右どちらかに傾いたり、腰椎が捻じれたりします。すると、片側の腰部の筋肉や臀部の筋肉に過度な負担がかかり続け、やがて硬く緊張した状態になります。この筋肉の緊張が神経を圧迫し、片側だけに坐骨神経痛の症状を引き起こすというわけです。

片側性の坐骨神経痛を引き起こす主な原因疾患

片方だけに痛みやしびれが出る坐骨神経痛には、いくつかの代表的な原因疾患があります。それぞれの特徴を知ることで、自分の症状がどのタイプに当てはまるのかがある程度推測できます。

椎間板ヘルニアによる片側の神経圧迫

椎間板ヘルニアは、背骨のクッションの役割を果たしている椎間板の中身が飛び出して、神経を圧迫する状態です。飛び出す方向は人によって異なり、左側に飛び出せば左の神経根が圧迫されて左側に症状が出ますし、右側に飛び出せば右側に症状が現れます。

前かがみになったときに痛みが強くなる、咳やくしゃみで響くような痛みが走るといった特徴があります。

当院に来られた40代のタクシー運転手の方も、椎間板ヘルニアによる強い坐骨神経痛で苦しんでおられました。左側のお尻から足にかけて激痛があり、4時間おきに座薬を使わなければならないほどでした。長時間の運転姿勢で腰部に負担がかかり続けたことに加え、左側に体重をかける座り方の癖があったため、左側だけに症状が集中していたのです。

脊柱管狭窄症と片側性の症状

脊柱管狭窄症は、加齢や長年の姿勢の問題で背骨の中の神経が通る管が狭くなり、神経が圧迫される状態です。この場合も、狭窄の程度が左右で異なることがあり、より狭窄が進んでいる側に症状が強く現れます。

特徴としては、腰を反らせたときに痛みが増すこと、そして歩いているうちに足の痛みやしびれが強くなり、少し休むと楽になるという間欠性跛行が見られることです。

梨状筋症候群による片側の痛み

梨状筋はお尻の奥にある筋肉で、その下を坐骨神経が通っています。長時間の座位や骨盤の歪みによって片側の梨状筋だけが過度に緊張すると、その下を通る坐骨神経を圧迫して痛みやしびれが出ます。椅子に座っているとお尻が痛い、足を組むと症状が悪化する、お尻のあたりを押すと強い痛みがあるといった特徴があります。

片側性の坐骨神経痛を悪化させる生活習慣

片側だけに症状が出ている場合、その原因となっている生活習慣を改善しないと、いくら治療を受けても再発を繰り返すことになります。以下のような習慣に心当たりがあれば、できるだけ見直していくことが大切です。

デスクワークで長時間同じ姿勢を続けることは、骨盤や腰椎への負担を大きくします。特に、椅子に浅く腰かけて背もたれに寄りかかる座り方や、足を組む癖、片側に体重をかけて座る癖は、骨盤の歪みを助長し片側の筋肉だけを緊張させます。

こまめに立ち上がって体を動かす、正しい座り方を意識する、足を組まないようにするといった工夫が必要です。

また、立っているときに片方の足に重心をかける癖も要注意です。電車の中で立っているとき、料理をしているとき、レジで並んでいるときなど、無意識に同じ足に体重をかけていませんか。これも骨盤の左右差を生み出し、片側への負担を増大させます。

運動不足も大きな要因です。腰部や臀部の筋肉が弱くなると、骨盤を支える力が低下し、姿勢が崩れやすくなります。適度な運動で筋力を維持することが、片側への負担集中を防ぐカギになります。

片側の坐骨神経痛に対する当院のアプローチ

当院では、片側だけに症状が現れる坐骨神経痛に対して、まず徹底的な検査で原因を特定することから始めます。姿勢分析ソフトで体の歪みを数値化し、筋力検査や整形外科的検査で、どの筋肉が緊張しているのか、どの神経が圧迫されているのかを明らかにしていきます。

なぜなら、片側だけに症状が出ている場合、その原因は一つではなく、椎間板の問題、筋肉の緊張、骨盤の歪みなど複数の要因が絡み合っていることが多いからです。検査をせずに施術を進めても、本当の原因にアプローチできなければ改善は難しく、再発を繰り返すことになります。

検査結果をもとに、当院では筋肉と関節の両面からアプローチする独自の整体技術で施術を行います。特に片側に負担がかかっている筋肉を緩め、骨盤や腰椎の歪みを整えることで、神経への圧迫を軽減していきます。また、左右のバランスを整えることで、片側だけに負担が集中する状態を解消し、再発しにくい体づくりをサポートします。

改善事例から見る片側性坐骨神経痛の回復

先ほどお話しした40代のタクシー運転手の方は、初回施術後2日間は楽になり、4回目の施術では座薬の使用間隔が4時間から8時間に延びました。

6回目には痛みのレベルが初回時の60パーセント程度まで軽減し、13回目にはほぼ痛みがなくなり座薬も不要になりました。現在は2週に1回のメンテナンスで、再発することなく仕事を続けておられます。

このように、片側だけに集中していた症状も、原因をしっかり特定して適切にアプローチすれば、着実に改善していくことができるのです。

自宅でできる片側性坐骨神経痛のセルフケア

専門的な施術を受けることが最も効果的ですが、日常生活でできるセルフケアも症状の改善や予防に役立ちます。ただし、無理なストレッチや間違ったフォームは症状を悪化させる可能性があるため、痛みが強い場合は必ず専門家に相談してください。

まず、座り方を見直しましょう。椅子に深く腰かけ、背もたれに背中全体をつけて、足裏全体を床につける正しい姿勢を意識します。足を組む癖がある方は、意識的にやめることが大切です。また、30分に一度は立ち上がって軽く体を動かすようにしましょう。

温めることも効果的です。お風呂にゆっくり浸かって腰部や臀部の筋肉を温めると、血行が良くなり筋肉の緊張が和らぎます。ただし、急性期で炎症が強い場合は冷やす方が良いこともあるので、判断に迷ったらご相談ください。

ウォーキングなどの軽い有酸素運動も、全身の血流を改善し筋肉をほぐす効果があります。無理のない範囲で、日常的に体を動かす習慣をつけることが、片側への負担集中を防ぐことにつながります。

まとめ:片側性の坐骨神経痛は原因特定が改善のカギ

片方だけに痛みやしびれが出る坐骨神経痛は、身体の使い方の偏りや骨盤の歪みによって、片側の神経や筋肉だけが強く圧迫されている状態です。椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、梨状筋症候群など原因疾患はさまざまですが、いずれも徹底した検査で原因を特定することが改善への第一歩となります。

なぜ片側だけなのかという不安を抱えながら毎日を過ごすのは、本当につらいことだと思います。痛みやしびれがあると、仕事や家事に集中できなかったり、好きなことを我慢しなければならなかったりと、生活の質が大きく低下してしまいますよね。

当院では、これまで数多くの片側性の坐骨神経痛の方々を改善に導いてきました。原因をしっかり見極め、一人ひとりに合った施術を行うことで、症状は必ず良い方向に向かいます。

おひとりで悩まれずに、どうぞお気軽にご相談ください。あなたが痛みやしびれを気にすることなく、やりたいことを思いきり楽しめる日々を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

北千住にある当院までお越しになることが難しい方へ

遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。


院長:下園

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