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顎関節症の手術、本当に必要?9割が改善する方法

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こんにちは、北千住西口整体院の下園です。顎の痛みや口が開きにくいといった症状が長く続いていると、手術を考えてしまうこともありますよね。実際に病院で医師から「手術も選択肢の一つ」と言われて、不安で夜も眠れないという方もいらっしゃるかもしれません。

当院にも顎関節症でお悩みの方が数多く来院されていますが、手術という選択肢について悩まれている方のお気持ちは本当によく分かります。手術となると、リスクや費用、仕事への影響など心配なことがたくさんありますからね。

院長:下園

実は顎関節症で手術が必要になるのは全体の1%程度で、ほとんどの方は保存的治療で改善できます

目次

顎関節症で手術が必要になるケースとは

まず知っていただきたいのは、顎関節症のほとんどは手術をしなくても改善できるということです。日本顎関節学会の報告によると、手術が必要になるケースは全体のわずか1%程度とされています。多くの場合、適切な保存的治療によって症状は改善していきます。

それでも手術が検討されるのは、関節の構造そのものに重度の問題がある場合です。具体的には、関節円板が完全に転位してしまって元に戻らない状態や、関節が癒着して全く動かなくなっている状態、骨の変形が著しく進行している場合などが該当します。ただしこのような状態であっても、まずは保存的治療を数ヶ月から半年ほど試してみて、それでも改善が見られない時に初めて手術が選択肢として考えられます。

つまり、いきなり手術という選択肢になることはほとんどありません。症状の程度や期間、これまでの治療経過を総合的に判断して、慎重に決定されるべきものなのです。

手術のリスクと後遺症について

手術を検討されている方が最も心配されるのが、リスクや後遺症のことではないでしょうか。顎関節の手術には、関節鏡手術と開放手術という二つの方法があります。関節鏡手術は比較的侵襲が少ないとされていますが、それでもリスクはゼロではありません。

手術に伴う主なリスクとしては、神経損傷による顔面の麻痺や感覚異常、術後の感染症、出血、関節の可動域がかえって制限されてしまう可能性などが挙げられます。

特に顎関節の周囲には顔面神経や三叉神経といった重要な神経が走っているため、手術中にこれらの神経を傷つけてしまうと、顔の動きに影響が出たり感覚が鈍くなったりする後遺症が残ることがあります

また手術後は数週間から数ヶ月のリハビリ期間が必要になることが多く、仕事や日常生活にも大きな影響が出ます。入院期間も手術の種類によっては1週間から2週間程度必要になりますし、費用面でも保険適用であっても数十万円の負担が発生します。

保存的治療で改善できる可能性

ここまで手術のことをお伝えしてきましたが、実際には多くの顎関節症の方が手術をせずに改善されています。当院にも「病院で手術を勧められたけれど、できれば避けたい」という思いで来院される方が少なくありません。

保存的治療とは、手術をせずに症状を改善させる方法のことです。具体的には、マウスピース療法、薬物療法、運動療法、生活習慣の改善、そして整体やカイロプラクティックなどの手技療法があります。これらを組み合わせることで、多くの方が手術をせずに症状を改善されています。

ただし、ここで大切なのは顎関節症の原因は一人ひとり異なるということです。歯ぎしりや食いしばりが原因の方もいれば、ストレートネックや猫背などの姿勢の問題が影響している方、精神的なストレスから顎に力が入ってしまう方など、原因は実に様々です。だからこそ、マニュアル的な治療ではなく、一人ひとりの原因を丁寧に検査して特定することが何より重要になります。

病院での一般的な治療とその限界

病院で行われる顎関節症の治療として、マウスピース療法が最も一般的です。これは睡眠時の歯ぎしりや食いしばりによる顎への負担を軽減するためのもので、一定の効果は期待できます。ただし、マウスピースはあくまで症状を和らげる対症療法であり、根本原因の解決にはならないことが多いのが現実です。

また、長期間使用することで顎の位置がずれていくことがあり、合わないマウスピースを使い続けると、かえって症状を悪化させてしまうケースもあります。薬物療法についても、消炎鎮痛剤は一時的に痛みを抑える効果はありますが、根本的な改善には至りません。眠気などの副作用もあり、仕事や日常生活に支障が出ることもあります。

病院でのリハビリテーションも、マニュアル的なプログラムが多く、個々の身体の状態に合わせた細かい対応が難しいのが現状です。時間と費用をかけて通院しても、なかなか改善が見られず、最終的に手術を勧められてしまうという流れになりがちです。

当院での顎関節症へのアプローチ

当院では、顎関節症の根本原因を特定することから始めます。開院以来14年間で数多くの顎関節症の方を診させていただいてきましたが、検査をしっかり行うことで隠れた原因が見つかることが本当に多いのです。

姿勢分析ソフトを使った身体の歪みの数値化、筋力検査、整形外科的テスト、動きの検査など、4種類の検査を組み合わせて、あなたの顎関節症がなぜ起きているのかを明らかにしていきます。そして検査結果をもとに、筋肉と関節の両面からアプローチする独自の整体法で、滞っていた血液や神経の流れを正常に戻し、自然治癒力を高めていきます。

なぜ整体で顎関節症が改善するのか

不思議に思われるかもしれませんが、顎関節症は顎だけの問題ではないことがほとんどです。実は首や肩、背中の筋肉の緊張が顎に影響を与えているケースが非常に多いのです。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で猫背やストレートネックになると、頭の位置が前に出てしまいます。

すると、頭の重さを支えるために首や肩の筋肉が常に緊張状態になり、その緊張が顎周辺の筋肉にも波及します。結果として顎に負担がかかり続け、顎関節症の症状が現れるのです。このような場合、顎だけを治療しても根本的な改善にはなりません。全身のバランスを整えることで、顎への負担が減り、症状が改善していくのです。

また、精神的なストレスから無意識に歯を食いしばってしまう方も多くいらっしゃいます。この場合、自律神経の乱れを整えることが重要になります。当院の整体は自律神経のバランスも整える効果があるため、ストレス性の顎関節症にも対応できます。

手術を避けるための生活習慣改善

治療と並行して、日常生活での習慣を見直すことも大切です。顎関節症を悪化させる習慣として、以下のようなものがあります。

  • 頬杖をつく癖がある
  • うつぶせで本を読んだりスマートフォンを見たりする
  • 片側だけで噛む癖がある
  • 硬い食べ物を頻繁に食べる
  • 長時間のスマートフォン使用で首が前に出ている
  • うつぶせ寝をしている

これらの習慣を一つずつ改善していくことで、顎への負担を減らすことができます。当院では、施術後に一人ひとりの生活習慣に合わせた具体的なアドバイスもお伝えしています。どんな姿勢で仕事をすればいいのか、睡眠時の姿勢はどうすればいいのか、自宅でできる簡単なストレッチ法など、日常生活で実践できることをお伝えしています。

改善までの期間と通院ペース

よく「どのくらいで良くなりますか?」と質問されるのですが、症状の程度や期間、原因によって個人差があります。ただ、一般的には数ヶ月から半年程度で多くの方が改善を実感されています。初期の段階では週1回から2回のペースで通院していただき、症状が改善してきたら徐々にペースを空けていくという流れが多いですね。

大切なのは、痛みがなくなったからといってすぐに治療を中止するのではなく、再発しない身体づくりまでサポートさせていただくことです。症状が改善した後も、月に1回程度のメンテナンスで良い状態を維持されている方もたくさんいらっしゃいます。

手術を決断する前に

もし今、医師から手術を勧められていて悩んでいるなら、すぐに決断する必要はありません。セカンドオピニオンを求めることも大切ですし、保存的治療をまだ十分に試していないのであれば、まずはそちらから試してみることをお勧めします。

手術は最終手段として、あらゆる保存的治療を試した後に考えるべきものです。特に顎関節症の場合、手術をしてもすべての症状が解決するわけではありませんし、前述したようなリスクも伴います。手術という不可逆的な選択をする前に、できることはまだたくさんあるはずです。

当院には、他の治療院やクリニックで改善が見られず、手術を勧められたという方も多く来院されています。そのような方々の多くが、丁寧な検査と適切な施術によって症状を改善されています。薬に頼りたくない方、手術を避けたい方、病院やマッサージで効果が期待できなかった方も、諦めずにご相談いただければと思います。

最後に

スタッフ

顎関節症の手術について、不安な気持ちでこの記事にたどり着かれたかもしれませんね。手術が必要になるケースは極めて限られていること、多くの方が保存的治療で改善できることをお伝えしてきました。

顎の痛みや開口障害は、日常生活に大きな支障をきたすつらい症状です。食事も会話も楽しめなくなり、精神的にも追い詰められてしまいますよね。でも、適切な検査で原因を特定し、その原因に対して正しいアプローチをすれば、多くの場合改善していくのです。

手術という選択をする前に、まずは根本原因を探ってみませんか。当院では、あなたの顎関節症がなぜ起きているのか、丁寧に検査をして明らかにします。そして、一人ひとりに合った施術と生活指導で、手術をせずに改善できる可能性を最大限に引き出します。

一人で悩まれず、いつでもお気軽にご相談ください。あなたが顎の痛みから解放されて、また笑顔で食事や会話を楽しめる日々を取り戻せるよう、全力でサポートさせていただきます。

北千住にある当院までお越しになることが難しい方へ

遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。


院長:下園

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