
院長:下園お気軽にご相談ください!

院長:下園お気軽にご相談ください!
最近、肩こりがなかなか改善しないという方からのご相談が増えているのですが、お話を聞いてみると顎の違和感や痛みも同時に抱えているケースが本当に多いんですよね。
マッサージを受けても整形外科に通っても改善しない肩こり、実は顎関節症が原因になっているかもしれません。あなたは朝起きたときに顎が疲れている感覚や、口を開けるとカクカク音がするといった症状はありませんか?




顎と肩の痛みが同時に出ている方は、実は顎関節症が隠れた原因になっていることがとても多いです


顎関節症と肩こりは一見関係がなさそうに思えますが、実は密接に結びついています。顎を動かす咀嚼筋は首や肩の筋肉と連動しているため、顎に問題があると首や肩にも負担がかかってしまうんです。
当院に来られる患者さんの中にも、長年肩こりに悩まされていて色々な治療を試したけれど改善せず、詳しく検査してみたら顎関節症が根本原因だったというケースが数多くあります。特にデスクワークで長時間同じ姿勢を続けている方、無意識に歯を食いしばる癖がある方は要注意です。
顎関節症になると咀嚼筋と呼ばれる顎を動かす筋肉が常に緊張した状態になります。この緊張が側頭部や首の筋肉に伝わり、さらには肩や背中の筋肉まで硬くなってしまうという悪循環が生まれるんですね。
人間の身体は筋膜という薄い膜で全身がつながっています。顎周りの筋膜の緊張が首を通って肩へと伝わることで、顎から離れた部位である肩にもコリや痛みが現れます。これが顎関節症による肩こりのメカニズムです。
顎関節症の方の多くがストレートネックや猫背といった姿勢の問題も抱えています。前傾姿勢になると頭部が前に出て首や肩の筋肉に余計な負担がかかり、同時に顎の位置もずれてしまいます。姿勢の崩れと顎関節症、そして肩こりは相互に影響し合いながら症状を悪化させていくのです。
あなたの肩こりが顎関節症由来かどうかを見分けるポイントをお伝えします。以下のような症状に心当たりがあれば、顎関節症が隠れている可能性が高いです。
これらの症状が複数当てはまる場合は、単なる肩こりではなく顎関節症が関係している可能性があります。放置すると症状が慢性化して改善が難しくなるため、早めの対応が大切です。
顎関節症と肩こりの関係に気づいて歯科医院を受診される方も多いかと思います。歯科では主にマウスピース療法が行われることが多いですよね。
マウスピースは夜間の歯ぎしりや食いしばりから歯や顎を守るための装置であり、症状の進行を防ぐ効果はありますが根本原因の解決にはならないことが多いんです。実際に当院に来られる患者さんの中にも、マウスピースを何ヶ月も使用しているのに顎の痛みも肩こりも改善しないという方が少なくありません。
さらに長期間使用することで顎の位置がずれてしまったり、合わないマウスピースを使い続けることで症状が悪化するケースもあります。マウスピースは対症療法の一つとして有効ですが、それだけに頼るのではなく全身のバランスを整えることが重要です。
整形外科では消炎鎮痛剤が処方されることもありますが、薬は一時的に痛みを抑えるだけで原因を取り除くものではありません。薬に頼り続けると副作用のリスクもありますし、根本的な解決にはならないんですね。
当院では顎関節症による肩こりを改善するために、まず丁寧な検査であなたの身体の状態を詳しく分析します。姿勢分析ソフトを使って身体の歪みを数値化し、筋力検査や整形外科的検査を組み合わせて原因を特定していきます。


顎だけ、肩だけを診るのではなく、全身のつながりを考えた施術を行うのが当院の特徴です。顎関節症の背景には姿勢の崩れや自律神経の乱れ、ストレスによる筋緊張など複数の要因が絡み合っているため、それぞれの原因にアプローチしていきます。
首や肩の筋肉の緊張を緩和し、顎周りの筋肉バランスを整え、骨格の歪みを調整することで、身体が本来持っている自然治癒力を高めていきます。施術は痛みを伴わない優しい手技なので、小さなお子さまからご高齢の方まで安心して受けていただけます。
施術と並行して日常生活での注意点もお伝えしています。例えば頬杖をつく癖、うつぶせで寝る習慣、片側だけで噛む癖などは顎関節症を悪化させる要因になります。デスクワーク中の姿勢やスマートフォンの使い方なども含めて、あなたに合った改善方法をアドバイスさせていただきます。
当院で施術を受けられた方からは嬉しいお声をたくさんいただいています。慢性的な肩こりと顎の痛みに悩まされていた30代の女性は、マウスピース治療で改善しなかったのに当院の施術で痛みが気にならなくなり、今では食事も会話も楽しめるようになったとおっしゃっていました。
40代の男性は片側だけのひどい肩こりと顎の違和感で来院されましたが、検査で顎関節症と姿勢の問題が見つかり、集中的に施術を受けることで両方の症状が改善しました。今では定期的なメンテナンスで良い状態を保たれています。


施術に加えて、ご自宅でもできる簡単なケア方法をいくつかご紹介しますね。
口をゆっくり大きく開けて5秒キープ、その後ゆっくり閉じるという動作を1日3回ほど繰り返すと、顎周りの筋肉がほぐれやすくなります。ただし痛みがある場合は無理をせず、できる範囲で行ってください。
顎から首、肩にかけての部分を温めることで血流が改善し、筋肉の緊張が和らぎます。入浴時には湯船にゆっくり浸かることを心がけましょう。蒸しタオルを首や肩に当てるのも効果的です。
仕事中やストレスを感じているときに歯を食いしばっていないか意識してみてください。上下の歯は本来離れているのが正常な状態です。気づいたときに意識的に力を抜く習慣をつけると、顎への負担が減ります。


顎関節症と肩こりを放置していると、症状は徐々に悪化していきます。初期では関節の音や軽い痛みだけだったものが、進行すると口が開かなくなったり、食事や会話に支障が出たりすることもあるんです。
さらに顎関節は耳の近くにあるため、耳鳴りやめまい、頭痛といった全身症状にも発展する可能性があります。慢性化すると改善までに時間がかかってしまうため、早めの対応が本当に大切です。
長年の肩こりに悩んでいて色々試しても改善しない場合、顎関節症が隠れた原因になっているかもしれません。顎と肩は筋膜や筋肉のつながりを通じて密接に関係しており、片方の問題がもう片方に影響を及ぼします。
マウスピースや痛み止めだけでは根本的な解決にならないことも多く、全身のバランスを整えることが重要です。当院では丁寧な検査で原因を特定し、顎だけでなく首や肩、姿勢も含めた総合的なアプローチで症状の改善を目指しています。
一人で悩み続けても症状は改善しませんし、放置すればさらに悪化する可能性もあります。あなたの肩こりや顎の痛みには必ず原因があり、その原因を見つけて適切に対処すれば改善への道は開けます。
どこに行ったらいいか分からない、マウスピースでも良くならなかったという方こそ、ぜひ一度当院にご相談ください。症状なんかに振り回される毎日から抜け出して、痛みを気にせず食事や会話を楽しめる生活を取り戻しましょう。


遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

