【5秒でご案内】症状検索ページもご利用ください

虫歯じゃないのに歯が痛い!顎関節症が原因かも

本日の予約状況

最近、奥歯のあたりに痛みを感じて歯医者さんに行ってみたけれど、虫歯も見つからず「様子を見ましょう」と言われた経験はありませんか。実はその歯の痛み、顎関節症が原因かもしれません。当院にも「歯が痛いのに虫歯がなくて困っている」という方が数多く来院され、顎関節症の施術で改善されているケースが本当に多いんです。

院長:下園

虫歯じゃない歯の痛みは、実は顎関節症が隠れた原因になっていることが多い

目次

なぜ顎関節症で歯が痛くなるのか

顎関節症というと「顎がカクカク鳴る」「口が開きにくい」といった症状をイメージされる方が多いかもしれません。でも実際には、歯の痛みとして現れることも非常に多いんです。これには明確な理由があります。

顎周りの筋肉が過度に緊張すると、咀嚼筋と呼ばれる噛むための筋肉が硬く縮こまってしまいます。この筋肉の緊張が歯に伝わり、まるで虫歯のような痛みを引き起こすのです。特にデスクワーク中に無意識に食いしばっている方や、夜間に歯ぎしりをしている方は要注意です。

顎関節に負担がかかり続けると、周辺の神経が刺激されて歯や歯茎に痛みとして感じられることがあります。歯科医院でレントゲンを撮っても異常が見つからないのは、痛みの原因が歯そのものではなく顎の筋肉や関節にあるからなんですね。

食いしばりと歯ぎしりの影響

仕事に集中している時やストレスを感じている時、無意識に歯を食いしばっていることはありませんか。この食いしばりこそが、顎関節症による歯の痛みを引き起こす大きな原因の一つです。

食いしばる力は想像以上に強く、通常の咀嚼時の何倍もの圧力が歯と顎にかかります。この過剰な圧力が長時間続くと、顎の関節や筋肉に炎症が起こり、歯の痛みとして感じられるようになってしまうのです。

夜間の歯ぎしりも同様で、睡眠中に無意識のうちに歯を強く擦り合わせることで、朝起きた時に顎が痛かったり歯が痛かったりします。家族に指摘されたことがある方は、すでに顎関節に負担がかかっている可能性が高いです。

こんな症状があったら顎関節症のサインかも

歯の痛み以外にも、顎関節症にはいくつかの特徴的な症状があります。これらの症状に心当たりがある方は、顎関節症を疑ってみる価値があるでしょう。

まず顎を動かすと「カクカク」「ポキポキ」という音がする場合です。これは顎関節の中にある関節円板という組織がずれている証拠で、放置すると痛みが出てくることがあります。朝起きた時に口が大きく開かない、硬いものを噛むと顎に痛みが走るという症状も典型的です。

全身に広がる症状

顎関節症は顎だけの問題ではありません。顎の痛みに加えて頭痛や耳鳴り、肩こりなどの全身症状を併発するケースが非常に多いのです。

これは顎関節が耳の近くにあり、同じ神経支配を受けているためです。顎の筋肉の緊張が頭部や首の筋肉にも影響を与え、結果として頭痛や肩こりを引き起こします。また顎関節の問題が自律神経の乱れを招き、めまいや耳鳴りとして現れることもあります。

当院に来院される方の中にも「最初は歯の痛みだけだったのに、だんだん頭痛や肩こりもひどくなってきた」とおっしゃる方が本当に多いです。これらの症状が同時に出ている場合は、顎関節症の可能性が高いと考えられます。

一般的な歯科治療では改善しない理由

歯科医院でマウスピースを作ってもらったけれど、あまり効果がなかったという経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。マウスピース治療は確かに一定の効果がありますが、根本的な解決にはならないケースが多いのです。

マウスピースはあくまで歯や顎への過度な負担を軽減するための装置です。睡眠時の歯ぎしりによるダメージは防げますが、顎関節症の原因となっている姿勢の歪みや筋肉の緊張を解消することはできません。さらに長期間使用すると顎の位置がずれていくこともあり、合わないマウスピースを使い続けることで症状が悪化してしまうケースもあります。

薬では根本解決にならない

痛み止めや抗炎症薬を処方されることもありますが、これらも対症療法に過ぎません。薬で一時的に痛みを抑えることはできても、原因が取り除かれていない以上、薬の効果が切れればまた痛みが戻ってきます。

精神安定剤や抗うつ剤が処方されるケースもありますが、眠気などの副作用があり、仕事や運転に支障が出ることもあります。何より、薬に頼り続けることへの不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

整体で顎関節症による歯の痛みが改善できる理由

当院では顎関節症でお悩みの方に対して、まず徹底的な検査を行います。姿勢分析ソフトや筋力検査、整形外科的テストなどを用いて、あなたの顎関節症の本当の原因を明らかにします。

顎関節症は単一の原因で起こることはほとんどありません。猫背やストレートネックなどの姿勢の問題、精神的ストレスによる食いしばり、片側だけで噛む癖など、複数の要因が複雑に絡み合っています。だからこそ検査で原因を特定することが何より重要なのです。

全身のバランスを整える施術

当院の施術は顎だけではなく、全身のバランスを整えることに重点を置いています。猫背やストレートネックなどの姿勢の歪みを整え、首や肩、背中の筋肉の緊張を緩和させることで、顎関節への負担を根本から減らしていきます。

筋肉と関節の両面からアプローチする独自の整体法によって、滞っていた血液や神経の流れを正常に戻し、自然治癒力を高めていきます。この方法は小さなお子さまからご高齢の方まで安心して受けていただける、身体に優しい施術です。

実際に当院で施術を受けられた方からは「マウスピースでは治らなかった歯の痛みが嘘のように楽になった」「頭痛や肩こりまで一緒に良くなって驚いた」といった喜びの声を多くいただいています。

顎関節症を放置するとどうなるのか

軽い症状だからといって放置してしまうと、徐々に悪化していく可能性があります。初期では関節の音や軽い痛みだけだったものが、悪化することで食事や会話に支障が出たり、耳の痛みや耳鳴りなど重い症状へと発展することがあるんです。

末期症状になると慢性的な激痛が顎全体、さらには顔全体にも広がり、痛みで夜眠れなくなったり口の開閉ができなくなったりと、日常生活に大きく支障をきたす恐れがあります。そうなる前に、早めに対処することが本当に大切です。

仕事や生活への影響

顎の痛みや歯の痛みが続くと、食事を楽しめなくなったり、長時間の会話が辛くなったりします。デスクワークでも集中力が低下し、仕事のパフォーマンスに影響が出てしまうことも少なくありません。

また慢性的な痛みはストレスとなり、さらに食いしばりを悪化させるという悪循環に陥ってしまいます。この悪循環から抜け出すためには、専門的な施術で根本原因を取り除くことが必要です。

自宅でできるセルフケア

施術と並行して、日常生活での工夫も大切です。まず食いしばりの癖に気づいたら、意識的に顎の力を抜くようにしましょう。リラックスしている時、上下の歯は軽く離れているのが正常な状態です。

硬い食べ物を頻繁に食べることや、大きく口を開けること、頬杖をつくこと、うつぶせ寝などは顎に負担をかけるので避けるべきです。長時間のスマホ使用も首や肩の筋肉を緊張させるため、こまめに休憩を取りましょう。

ストレス管理も重要

精神的なストレスは食いしばりや歯ぎしりの大きな原因になります。十分な睡眠を取り、適度な運動を心がけ、自分なりのストレス解消法を見つけることも顎関節症の改善には欠かせません。

ただしセルフケアだけでは限界があります。すでに痛みが出ている場合や、症状が繰り返す場合は、専門家に相談することをお勧めします。

まとめ:一人で悩まずにご相談ください

虫歯がないのに歯が痛い、歯科医院で原因がわからないと言われた、そんな時は顎関節症を疑ってみてください。顎関節症による歯の痛みは、適切な施術で改善できるケースが本当に多いのです。

当院では開院以来、多くの顎関節症の患者さまを診てきました。その経験から言えるのは、早めに対処すればするほど改善までの期間も早くなるということです。痛みを我慢したり、不安を抱えたまま過ごしたりする必要はありません。

丁寧なカウンセリングと検査で原因を明らかにし、あなたに合った施術プランをご提案します。薬に頼りたくない方、マウスピース治療で効果がなかった方も、諦めずに一度ご相談ください。顎の痛みや歯の痛みから解放され、好きなものを美味しく食べられる、そんな日常を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

北千住にある当院までお越しになることが難しい方へ

遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。


院長:下園

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
東京都足立区千住2-20朽木ビル1F
電話番号
03-5284-9707
定休日
火曜
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次