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顎関節症の原因は生活習慣?今すぐ直すべき5つの癖

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こんにちは、北千住西口整体院の下園です。最近、口を開けるたびに「カクカク」と音がしたり、朝起きた時に顎が痛くて思うように開かないといった症状に悩まされていませんか。実はそうした症状は、日常の何気ない生活習慣が原因となっていることがとても多いんです。

当院にも顎関節症でお困りの方が数多く来院されていますが、検査をしてみると多くの方が無意識のうちに顎に負担をかける習慣を続けていることがわかります。

院長:下園

顎関節症は生活習慣と深く関係しているからこそ、正しい知識と改善策を知ることが大切です

目次

顎関節症と生活習慣の深い関係

顎関節症の原因は一つではなく、複数の要因が複雑に絡み合って発症します。その中でも特に影響が大きいのが日々の生活習慣です。デスクワークで長時間パソコンを使う方、スマートフォンを見る時間が長い方、ストレスを感じやすい環境にいる方は特に注意が必要です。

厚生労働省の歯科疾患実態調査によると、顎関節に何らかの症状がみられる患者数は約1900万人と推定されています。さらに一生のうちに50%以上の人が顎関節症を経験すると考えられており、もはや国民病の一つとも言われているんです。

当院にも20代から40代の働き盛りの方が多く来院されますが、その多くが自分の生活習慣に原因があることに気づいていません。放置すると初期の軽い症状が徐々に悪化し、食事や会話に支障が出たり、耳の痛みや耳鳴りなど重い症状へと発展する可能性もあるため、早めの対処が重要です。

顎に負担をかける7つの生活習慣

顎関節症を引き起こす、または悪化させる生活習慣には共通するパターンがあります。以下のような習慣に心当たりはありませんか。

無意識の歯の接触癖(TCH)

通常、上下の歯は会話や食事の時以外は接触していないのが正常な状態です。しかし、仕事に集中している時やパソコン作業中、無意識のうちに上下の歯を接触させ続けている方がとても多いんです。これをTCH(歯列接触癖)と呼びます。

この習慣があると、顎の筋肉が常に緊張状態となり、顎関節に持続的な負荷がかかります。自分では気づきにくいため、日中何度か意識して歯が接触していないか確認する習慣をつけることが大切です。

頬杖やうつぶせ寝などの姿勢

デスクワーク中に頬杖をつく癖がある方は要注意です。片側の顎に体重がかかることで、顎関節に不均等な圧力がかかり続けます。同様に、うつぶせで本を読んだりスマートフォンを見たりする姿勢も顎を圧迫し、関節の位置をずらす原因となります。

睡眠時のうつぶせ寝も同じ理由で避けるべき習慣です。長時間にわたって顎に圧力がかかるため、朝起きた時の顎の痛みや開口障害につながりやすくなります。

ストレスによる食いしばり

仕事や人間関係でストレスを感じている時、無意識に歯を強く噛みしめていることがあります。特に集中している時や緊張している時は、自分でも気づかないうちに強い力で食いしばっていることが多いんです。

慢性的なストレスは自律神経を乱し、筋肉の緊張を招きます。その結果、顎周辺の筋肉が過度に緊張し、顎関節症の大きな原因となるのです。

片側だけで噛む癖

虫歯があったり、噛みやすい側があったりすると、無意識に片側だけで食べ物を噛む癖がつきます。この不均等な咀嚼は、片側の顎関節だけに負担をかけ続け、左右のバランスを崩す原因となります。

食事の際は意識的に両側の歯を使って噛むようにすることが、顎関節症の予防や改善につながります。

猫背やストレートネック

姿勢の悪さも顎関節症と密接に関係しています。猫背やストレートネックの状態では、頭部が前方に突き出た姿勢となり、顎の位置が本来あるべき場所からずれてしまいます。

当院で検査をすると、顎関節症の方のほとんどに姿勢の問題が見つかります。首や肩の筋肉の緊張が顎の筋肉にも影響を及ぼし、顎関節に負担をかけ続けるのです。

長時間のスマートフォン使用

スマートフォンを見る時、多くの方が下を向いた姿勢を長時間続けています。この姿勢は首に大きな負担をかけるだけでなく、顎の位置を不自然な状態に保つことになります。

通勤時間や休憩時間など、気づけば何時間もスマートフォンを見続けているという方は、定期的に姿勢をリセットする意識を持つことが大切です。

夜間の歯ぎしり

睡眠中の歯ぎしりは自分では気づきにくいものの、顎関節症の重要な原因の一つです。家族に指摘されたことがある方や、朝起きた時に顎の疲労感や痛みを感じる方は、夜間の歯ぎしりの可能性があります。

歯ぎしりは睡眠の質の低下やストレスとも関連しているため、生活習慣全体を見直す必要があります。

顎関節症を改善する生活習慣の見直しポイント

では具体的にどのような生活習慣の改善が効果的なのでしょうか。日常で実践できる対策をご紹介します。

正しい姿勢を意識する

デスクワークの際は、モニターの高さを目線と同じか少し下に設定し、椅子に深く腰掛けて背筋を伸ばすことを心がけてください。スマートフォンを見る時も、できるだけ目線の高さまで持ち上げるようにします。

姿勢が改善されると首や肩の負担が軽減され、結果として顎関節への負担も減少します。仕事中は1時間に一度は立ち上がって軽くストレッチをする習慣をつけると良いでしょう。

食事の際の注意点

硬すぎる食べ物は顎関節に大きな負担をかけるため、症状がある間は避けるようにしてください。ガムを長時間噛み続けることも顎の筋肉を疲労させるため控えめにします。

食事の際は次のポイントを意識しましょう。

  • 左右両方の歯を使ってバランスよく噛む
  • 一口を小さめにして、ゆっくりと噛む
  • 大きく口を開けすぎない(厚いハンバーガーなどは注意)
  • 食事中の姿勢も正しく保つ

ストレス管理とリラックス法

ストレスは顎関節症の大きな要因です。日常的にストレスを感じている方は、意識的にリラックスする時間を作ることが重要です。

深呼吸、軽い運動、趣味の時間、十分な睡眠など、自分なりのストレス解消法を見つけてください。特に就寝前のリラックスタイムは、夜間の歯ぎしりや食いしばりを減らす効果も期待できます。

睡眠環境の改善

睡眠時の姿勢も重要です。うつぶせ寝は避け、仰向けか横向きで寝るようにしましょう。枕の高さも見直してみてください。高すぎる枕は首に負担をかけ、顎の位置にも影響します。

寝室の温度や湿度、照明なども整えて、質の良い睡眠を確保することが、自律神経のバランスを整え、顎関節症の改善につながります。

やってはいけないセルフケア

インターネットで顎関節症のセルフケアを調べると、様々な情報が出てきますが、中には症状を悪化させるものもあるため注意が必要です。

  • 強い力でのマッサージ:炎症を悪化させる可能性があります
  • 無理に大きく口を開けるストレッチ:関節を痛める危険があります
  • 市販のマウスピースの長期使用:顎の位置がずれる原因となることがあります
  • 痛みを我慢して硬いものを食べる:さらなる負担をかけます

自己判断でのケアには限界があり、間違った方法では症状が悪化してしまうこともあります。

当院での顎関節症への取り組み

当院では、まず丁寧なカウンセリングと4種類の検査を通じて、あなたの顎関節症の根本原因を明らかにします。顎関節症は一人ひとり原因が異なるため、検査による原因の特定が何より重要だと考えているからです。

姿勢分析ソフトを用いた身体の歪みの数値化、筋力検査、整形外科的テストなどを行い、全身のバランスを総合的に評価します。顎だけでなく、首や肩、背骨の状態も含めて詳しく検査することで、真の原因を見つけ出すことができるんです。

検査結果を基に、全身の歪みを整え、滞っていた血液や神経の流れを正常に戻し、自然治癒力を高める施術を行います。当院の独自の施術は、筋肉と関節の両面からアプローチして自律神経を整えるため、顎関節症の症状と非常に相性が良く、劇的に改善するケースも多く見られます。

そして痛みがなくなった後も再発しないよう、生活習慣の改善や今後のアドバイスもしっかりとお伝えしています。

改善事例のご紹介

実際に当院で改善された方の例をご紹介します。30代の会社員女性で、1ヶ月前から左顎の痛みに悩まされていました。特にあくびをする時や食事の時に痛みが強く、歯医者に通っても原因不明と言われていたそうです。

検査の結果、デスクワークでの長時間の前かがみ姿勢と、ストレスによる無意識の食いしばりが原因と判明しました。顎の筋肉を緩める施術と姿勢の改善、生活習慣の見直しを並行して行った結果、数回の施術で痛みが大きく軽減し、今では痛みを気にせず食事ができるようになっています。

このように、原因を正しく特定して適切にアプローチすれば、顎関節症は改善できる症状なのです。

マウスピース治療との違い

歯科医院で一般的に行われるマウスピース療法は、睡眠時の顎関節への負担を軽減する対症療法です。確かに一時的な症状の緩和には効果がありますが、根本原因の解決にはならないことが多いんです。

さらに長期間マウスピースを使用すると、顎の位置がずれていくことがあり、合わないマウスピースを使い続けることで、かえって症状を悪化させてしまうケースもあります。

当院では骨格や筋肉のバランスを整え、姿勢を改善することで、顎関節症の根本原因にアプローチします。マウスピース治療で効果が感じられなかった方も、ぜひ一度ご相談ください。

顎関節症は早期対処が重要です

顎関節症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も短くなります。軽度の症状であっても、放置すると徐々に悪化し、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。

「口を開けると音がするけど痛くないから大丈夫」「朝だけ痛いから様子を見よう」と思っている方も、その症状は身体からの警告サインです。今のうちに生活習慣を見直し、必要であれば専門家に相談することが大切です。

当院には顎関節症でお困りの方が数多く来院され、多くの方が改善を実感されています。痛みを気にすることなく好きなものを食べられるようになった、夜間痛もなくなり朝スッキリ起きられるようになった、長時間の会話でも顎が疲れなくなったなど、嬉しい声をたくさんいただいています。

顎の痛みや違和感は、あなたの身体が発している大切なメッセージです。一人で悩まれずに、まずはご自身の生活習慣を見直してみてください。そして、セルフケアだけでは改善が難しいと感じたら、どうか一人で抱え込まずに私たちにご相談ください。丁寧な検査と経験豊富な施術で、あなたの顎関節症改善をしっかりとサポートさせていただきます。

北千住にある当院までお越しになることが難しい方へ

遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。


院長:下園

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