
院長:下園お気軽にご相談ください!

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最近、口を開けたときに顎から「カクカク」や「ポキポキ」といった音がして不安になっていませんか?特に朝起きたときや食事中に気になる音が鳴ると「これって病気なのかな」「歯医者に行くべきなのかな」と心配になりますよね。
実は顎関節症による顎の関節から出る音で悩む方は非常に多く、特にデスクワークで無意識に歯を食いしばっている若い女性に多く見られます。今回は顎の関節から音が鳴る原因や、どんな場合に注意が必要なのか、そして自分でできる対処法まで詳しくお伝えしていきます。




顎の音だけで悩んでいる方も意外と多いんです。一人で不安を抱えず、まずは原因を知ることが大切ですよ


顎の関節から音が鳴る現象は、専門的には「関節雑音」と呼ばれています。厚生労働省の調査によると、20代から24歳の女性では実に41.7%もの方が顎から音がすると回答しており、決して珍しい症状ではありません。
音が鳴るメカニズムには、関節の中にある「関節円板」というクッションの役割を果たす組織が深く関わっています。
正常な状態であれば、口を開け閉めするときに関節円板は滑らかに動きますが、何らかの原因でこの円板の位置がずれてしまうと、関節の骨と骨がぶつかり合う際に音が発生します。音の種類は「カクカク」「ポキポキ」「ジャリジャリ」など様々で、それぞれ関節の状態を表しています。
カクカクという音は関節円板が一時的にずれて元に戻るときに出る音で、比較的軽度の状態です。一方、ジャリジャリという音は関節内部の軟骨がすり減っている可能性があり、より注意が必要な状態と言えます。音の種類によって顎の関節の状態が異なるため、どんな音がしているのかを把握することが大切です。
顎から音がするだけで痛みや口の開けにくさがない場合は、基本的にすぐに治療が必要というわけではありません。多くの歯科医師や専門家も、音だけの症状であれば経過観察で様子を見ることを推奨しています。実際、若い方の中には一時的に音が鳴っても自然に治まるケースも少なくありません。
ただし、音だけだからといって完全に放置していいわけではありません。音が鳴るということは、すでに関節に何らかの負担がかかっているサインだからです。この段階で日常生活の習慣を見直すことで、症状の悪化を防ぐことができます。
音だけの症状でも、次のような変化があった場合はできるだけ早く専門家に相談することをおすすめします。まず、突然音がしなくなった場合です。一見良くなったように思えますが、実はこれは関節円板が完全にずれてしまい、口が開かなくなる前兆である可能性があります。
また、音に加えて痛みが出てきた場合や、口を大きく開けられなくなってきた場合も注意が必要です。食事のときに顎が疲れやすくなった、朝起きたときに顎が重だるいといった症状も、悪化のサインと考えられます。こうした症状が出てきたら、早めに整体院や歯科口腔外科を受診しましょう。
顎から音が出る原因は一つではなく、複数の要因が複雑に絡み合っていることが多いです。当院に来院される方の検査結果から見えてきた主な原因をご紹介します。


デスクワークやスマートフォンを見ているとき、無意識に上下の歯を接触させていませんか?この歯列接触癖は専門用語でTCHと呼ばれ、顎の関節に持続的な負担をかけます。本来、安静時には上下の歯は2ミリから3ミリ離れているのが正常な状態です。
特に仕事で集中しているときや、ストレスを感じているときに食いしばる癖がある方は要注意です。自分では気づかないうちに顎の筋肉を緊張させ続けることで、関節円板の位置がずれやすくなってしまいます。
意外に思われるかもしれませんが、猫背やストレートネックなどの姿勢の問題が顎の音の原因になることがあります。パソコン作業で前かがみの姿勢が続くと、頭が前に出て首や肩の筋肉が緊張します。この緊張が顎の周りの筋肉にも波及し、顎の関節に負担をかけてしまうのです。
首と顎は筋肉や神経で密接につながっているため、首の歪みが顎の位置にも影響を与えます。当院の検査でも、顎の音で来院された方の多くに姿勢の問題が見つかっています。
夜間の歯ぎしりは自覚がない方も多いですが、顎の関節に大きな負担をかける要因の一つです。睡眠中は無意識に強い力で歯を食いしばったり、横にすり合わせたりしています。また、うつぶせで寝る習慣がある方も、顎に持続的な圧力がかかるため注意が必要です。
朝起きたときに顎が疲れている、こめかみが痛いといった症状がある方は、睡眠中に顎に負担をかけている可能性が高いです。枕の高さや寝る姿勢を見直すことも、顎の健康を守る上で重要になります。
食事のときに片側の歯ばかりで噛む癖があると、顎の関節への負担が左右で不均等になります。虫歯があって片側で噛めない、利き顎があるなど理由は様々ですが、この不均等な負担が関節円板のずれを引き起こします。
できるだけ両側の歯をバランスよく使って噛むことを意識すると、顎への負担を分散させることができます。硬いものを食べるときは特に、左右均等に噛むように心がけましょう。
ストレスが強い状態が続くと自律神経が乱れ、身体全体が緊張状態になります。この緊張が顎の筋肉にも及び、日常的な食いしばりを引き起こします。仕事のプレッシャーや人間関係の悩みなど、精神的なストレスが顎の症状として現れることは珍しくありません。
実際、当院に来られる方の中にも、仕事が忙しい時期に顎の症状が悪化したという方が多くいらっしゃいます。ストレスケアも顎の健康を守るために欠かせない要素なのです。
顎から音がする段階であれば、日常生活の中でのセルフケアが効果的です。まず大切なのは、顎に負担をかける生活習慣を見直すことです。
以下の習慣を意識するだけでも、顎への負担を大きく減らすことができます。
顎の筋肉が緊張している場合は、優しくマッサージすることで緊張をほぐすことができます。耳の前にある顎の関節部分を、指の腹を使って円を描くように優しくマッサージしてみましょう。痛みを感じない程度の力で、1日3回ほど行うと効果的です。
また、こめかみから頬にかけての筋肉も緊張しやすい部分です。温かいタオルで顎から頬にかけてを温めると、血行が良くなり筋肉の緊張がほぐれやすくなります。入浴中に行うのもおすすめです。
当院では顎の関節から音がする方に対して、まず丁寧なカウンセリングと4種類の検査を行い、音が鳴る根本的な原因を明らかにします。顎の症状は局所的な問題だけでなく、全身の姿勢や筋肉のバランス、自律神経の状態まで関係していることが多いからです。
検査では姿勢分析ソフトを用いて身体の歪みを数値化し、筋力検査や整形外科的検査で顎周りだけでなく首や肩の状態も詳しく調べます。その結果を元に、あなたの身体の状態に合わせた施術計画を立てていきます。
施術では顎の筋肉だけでなく、首や肩、背中など全身のバランスを整えていきます。筋肉と関節の両面からアプローチすることで、自律神経も整い、自然治癒力が高まります。身体に負担の少ない優しい施術ですので、痛みに弱い方でも安心して受けていただけます。


音だけの症状を放置していると、徐々に症状が進行することがあります。初期段階では関節円板が一時的にずれて戻る状態ですが、負担が続くと円板が完全にずれてしまい、元に戻らなくなることがあります。この状態になると口が大きく開かなくなる「開口障害」が起こります。
さらに進行すると、食事や会話に支障が出るだけでなく、顎の痛みが慢性化したり、頭痛や耳鳴り、肩こりなどの関連症状も出てきます。夜間痛で眠れなくなり、慢性的な寝不足状態になる方もいらっしゃいます。
顎の症状は早めに対処すればするほど、改善までの期間も短く済みます。音だけの段階で適切なケアを始めることで、症状の悪化を防ぐことができるのです。
次のような状態に当てはまる方は、できるだけ早く専門家に相談することをおすすめします。顎から鳴る音の頻度が増えてきた方、音の種類が変わってきた方、朝起きたときに顎が重だるい方、食事のときに顎が疲れやすくなってきた方などです。
また、マウスピース治療を試したけれど効果がなかった方、ストレスが強く歯を食いしばる癖がある方、デスクワークで長時間同じ姿勢が続く方も、早めの対処が大切です。仕事や日常生活に影響が出る前に、原因を明らかにして適切なケアを始めましょう。
顎の関節から音がするのは、関節に何らかの負担がかかっているサインです。音だけで痛みがない段階であれば、生活習慣の見直しやセルフケアで改善できることも多いです。ただし、音の変化や他の症状が出てきた場合は、早めの対処が重要になります。
顎の症状は複数の原因が複雑に絡み合っていることが多く、一人ひとり原因が異なります。だからこそ当院では検査を大切にし、あなたの身体の状態をしっかりと把握した上で、根本から改善するための施術を行っています。
顎から音がして不安を感じている方、どこに相談したらいいか分からずお困りの方は、一人で悩まずにお気軽にご相談ください。あなたが顎の不安から解放され、毎日を快適に過ごせるようサポートさせていただきます。音が鳴るだけだからと我慢せず、早めのケアで健康な顎を取り戻しましょう


遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

