
院長:下園お気軽にご相談ください!

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肩の痛みでお困りの方と向き合う中で、特に多いご相談が「じっとしていても肩が痛む」という安静時の痛みについてです。夜中に痛みで目が覚めてしまったり、座っているだけなのに肩がズキズキ痛んだり、本当につらいですよね。五十肩と診断されて湿布や痛み止めをもらったけれど、あまり効果を感じられず不安を抱えている方も少なくありません。




安静時痛は五十肩の中でも特につらい症状ですが、適切な対処をすれば改善できます
実は、動かしていないのに肩が痛むという安静時の痛みは、五十肩の炎症期に特徴的な症状なのです。この時期は関節包に強い炎症が起きている状態で、無理に動かしたり間違った対処をすると症状が長引いてしまう可能性があります。
今回の記事では、安静時痛のメカニズムから正しい対処法、やってはいけないこと、楽な寝方まで詳しく解説していきます。


五十肩による安静時痛は、肩を動かしていない状態でも感じる痛みのことで、正式には肩関節周囲炎の急性期に現れる症状です。通常、発症から2週間から3ヶ月程度の時期に最も強く現れることが多く、この時期は炎症期と呼ばれています。座っているとき、立っているとき、そして特に夜間に寝ている時に痛みが強くなるのが特徴です。
当院にも「何もしていないのに肩が痛い」「夜、痛みで何度も目が覚める」といった訴えで来院される方が本当に多くいらっしゃいます。日常生活にも大きな支障が出て、着替えや洗髪といった当たり前の動作すら苦痛になってしまうのです。
安静時でも痛みが出る理由は、肩関節を包む関節包という袋状の組織に炎症が起きているためです。この炎症により、動かさなくても常に痛みの信号が脳に送られている状態になっています。
炎症が起きる原因としては、加齢による組織の変性、長年の姿勢の悪さ、運動不足による筋力低下、血行不良など複数の要因が複雑に絡み合っています。また、糖尿病や甲状腺疾患などの基礎疾患がある方は炎症が強く出やすく、安静時痛も強い傾向にあります。
特に夜間に痛みが強くなる理由は、横になることで肩への血流が変化したり、日中の疲労が蓄積したりすることが関係していると考えられています。寝返りをうった際に患部に負担がかかり、痛みで目が覚めてしまうケースも珍しくありません。
五十肩は大きく分けて3つの時期を経過します。まず最初が炎症期(急性期)で、この時期に安静時痛が最も強く現れます。発症から数週間から3ヶ月程度続くことが多く、痛みのピークはこの時期です。
次に訪れるのが拘縮期(慢性期)で、炎症は落ち着いてくるものの肩の可動域が制限される時期です。安静時痛は徐々に軽減していきますが、肩を動かした時の痛みや動きにくさが目立つようになります。
そして最後が回復期で、徐々に肩の動きが戻ってくる時期です。痛みもほとんどなくなり、日常生活への支障も少なくなっていきます。


安静時痛がある炎症期には、絶対にやってはいけないことがあります。まず一つ目が無理に肩を動かすことです。「動かさないと固まってしまう」という情報を見聞きして、痛みを我慢しながらストレッチや運動をしてしまう方がいますが、炎症が強い時期に無理に動かすと炎症が悪化して症状が長引いてしまいます。
二つ目が強いマッサージです。自己流で肩を揉んだり、家族に強く揉んでもらったりすると、炎症部位にさらなる刺激を与えることになり逆効果です。心地よいと感じる程度の軽いマッサージなら問題ありませんが、痛みを感じるような強い刺激は避けてください。
三つ目が患側を下にして寝ることです。痛い方の肩を下にして寝ると、体重で患部が圧迫されて痛みが増強します。夜間痛を悪化させる大きな原因になりますので注意が必要です。
そして四つ目が「自然に治る」と放置してしまうことです。確かに時間が経てば自然に治癒する傾向はありますが、適切な対処をしないと数年間にわたって痛みや動きの制限が続く可能性があります。早めに専門家に相談することが改善への近道です。
夜間の安静時痛に悩まされている方にとって、楽な寝方を見つけることは非常に重要です。基本的には痛くない方の肩を下にして横向きに寝るのがおすすめです。患側の肩に体重がかからないため、痛みを軽減できます。
その際、患側の腕をクッションや抱き枕で支えてあげるとさらに楽になります。腕が下に垂れ下がると肩関節に負担がかかるため、高めの枕やクッションで腕全体を支えるイメージです。
また、仰向けで寝る場合は、患側の肩の下に薄めのタオルやクッションを入れて、わずかに持ち上げてあげると痛みが和らぐことがあります。枕の高さも重要で、高すぎると首や肩に負担がかかるため、自分に合った高さに調整してください。
室温も大切です。冷えると血行が悪くなり痛みが増すことがあるため、適度に暖かく保つようにしましょう。就寝前に患部を温めるのも効果的ですが、炎症が非常に強い場合は冷やした方が楽になることもあります。自分の身体の反応を見ながら判断してください。


安静時痛がある炎症期には、まず炎症を抑えることが最優先です。医療機関で処方される消炎鎮痛剤や湿布を適切に使用しながら、患部に負担をかけないように過ごすことが大切です。痛み止めに抵抗がある方もいらっしゃいますが、我慢しすぎると睡眠不足やストレスで身体全体の回復力が低下してしまいます。
日常生活では、肩に負担がかかる動作を避けることも重要です。重いものを持つ、腕を高く上げる、無理な姿勢を取るといった動作は控えましょう。ただし、完全に動かさないのも良くないため、痛みの出ない範囲で軽く動かす程度は問題ありません。
姿勢も意識してください。猫背や巻き肩の姿勢は肩関節に負担をかけるため、背筋を伸ばして良い姿勢を保つよう心がけましょう。デスクワークが多い方は、定期的に休憩を取って身体を動かすことも大切です。
また、ストレスも痛みを増強させる要因になります。リラックスできる時間を作り、十分な睡眠を取ることで自然治癒力を高めることができます。
当院では、まず丁寧なカウンセリングと4種類の検査を通じて、あなたの五十肩の原因を明確にしていきます。安静時痛が出ているということは炎症期にあると考えられますが、その炎症を引き起こしている根本的な原因は一人ひとり異なります。
姿勢分析ソフトで身体の歪みを数値化し、筋力検査や整形外科的テストで筋肉や関節の状態を詳しく調べます。これらの検査結果から、なぜあなたの肩に炎症が起きているのか、その原因を特定していくのです。
施術では、炎症期であることを考慮して無理に患部を動かすようなことはせず、全身の歪みを整えて血液や神経の流れを正常に戻していきます。自律神経を整える独自の施術により、身体が本来持っている自然治癒力を最大限に引き出します。
実際に当院で施術を受けられた方からは「夜ぐっすり眠れるようになった」「痛み止めを飲まなくても大丈夫になった」「思っていたより早く改善した」といった嬉しいお声をいただいています。五十肩は適切な対処をすれば改善できる症状です。


安静時痛は五十肩の中でも特につらい症状ですが、正しい知識と適切な対処法があれば必ず改善できます。大切なのは、今が炎症期であることを理解して、無理に動かさず患部を守りながら過ごすことです。そして、自己判断で対処するのではなく、専門家にしっかりと原因を特定してもらうことが何より重要です。
「このまま肩が動かなくなるのでは」「一生この痛みと付き合わなければならないのか」そんな不安を抱えながら毎日を過ごすのは本当につらいことです。でも、諦めないでください。原因が分かれば不安はなくなりますし、適切な施術を受ければ症状は改善していきます。
夜も眠れないほどの痛みに悩まされている方、痛み止めが効かなくて困っている方、整形外科で様子を見ましょうと言われたけれど改善しない方、おひとりで抱え込まずにぜひ当院にご相談ください。経験豊富な私たちが、あなたの症状を根本から改善するお手伝いをさせていただきます。制限なく人生を楽しめる日々を取り戻しましょう。


遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

