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五十肩を冷やすのはNG?急性期と慢性期で変わる4つの対処法

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夜、肩の痛みでふと目が覚めてしまった。そんな経験はありませんか。「とりあえず冷やしてみようかな」と思ったとき、本当にそれで合っているのか、迷ってしまいますよね。

五十肩の対処として「冷やす」か「温める」かは、じつは症状の時期によって正解が変わります。間違った方法を続けると、せっかくの自己ケアが逆効果になることもあるんです。

今回は、五十肩の痛みに悩む方に向けて、冷やすタイミングと温めるタイミングの正しい判断基準を、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。

院長:下園

五十肩で肩が痛くて眠れないというご相談は、当院にも本当にたくさん届きます。「とりあえず冷湿布を貼っていました」という方が多いのですが、実は症状の時期によって対処法がまるで違うんです。この記事を参考に、今夜からの対処を見直してみてください

目次

そもそも五十肩ってどんな状態なの?

五十肩は正式には「肩関節周囲炎」といい、肩関節を包む袋(関節包)に炎症が起こることで、腕を上げる動作や後ろに回す動作が困難になる症状です。40代〜60代に多く見られ、特に50代女性の発症が目立ちます。日本では約2〜10%の人が経験するとされており、決して珍しい症状ではありません。

五十肩には大きく分けて3つの時期があります。この時期の違いを理解することが、正しいセルフケアへの第一歩になります。

時期期間の目安主な特徴
急性期(炎症期)発症〜数週間安静時にも痛む、夜間痛が強い、熱感がある
慢性期(拘縮期)数週間〜数ヶ月痛みは落ち着くが動きが硬くなる、腕が上がらない
回復期数ヶ月〜1年以上少しずつ動きが戻ってくる

この3つのどの時期にいるかによって、肩への対処法は180度変わってきます。

急性期の肩の痛みは「冷やす」が正解

痛みが始まって間もない急性期は、肩の関節内で炎症が活発に起きている状態です。患部が熱を持っていたり、ズキズキと脈打つような痛みがある場合は、まず冷やして炎症の広がりを抑えることが優先されます。

「冷やすと血行が悪くなりそう」と感じる方もいるかもしれませんが、炎症が起きているときは熱を持ち血管が拡張しすぎている状態です。冷やすことで過剰な炎症反応を抑え、痛みを和らげる効果が期待できます。

急性期かどうかを確認するチェックポイント

以下に当てはまる項目が多い方は、まだ急性期の可能性が高いと考えてください。

  • 肩を動かさなくても(安静にしていても)痛みがある
  • 夜間に痛みが強くなり、眠れないことがある
  • 患部に熱感やほてりを感じる
  • 痛みが始まってから日が浅い(目安として1ヶ月以内)
  • ズキズキ、ジンジンとした拍動するような痛みがある

これらが当てはまる場合は、温めるのは控えて、まずは冷やすことを試してみてください。

正しい冷やし方のポイント

ただ冷たいものを当てればいいというわけではなく、冷やし方にも気をつけてほしいことがあります。やり方を間違えると凍傷になったり、かえって痛みが増すこともあります。

  • 氷嚢や保冷剤をタオルで包んで、直接肌に当てないようにする
  • 1回のアイシングは15〜20分を目安にする
  • 1日2〜4回程度を目安に繰り返す
  • 皮膚が赤くなったり、感覚が鈍くなってきたら外す
  • 就寝中の長時間アイシングは避ける

「冷湿布(サロンパスやロキソニンテープなど)を貼っているけど効果が感じられない」という方も多いのですが、冷湿布は実際には皮膚の表面を冷感成分で刺激しているだけで、関節の深部まで冷やす効果はほとんどありません。

急性期の炎症を本格的に抑えたいなら、氷嚢を使ったアイシングのほうが効果的です。

慢性期・回復期は「温める」に切り替える

痛みのピークが落ち着いてきた慢性期や回復期には、今度は温めることで血行を促進し、関節周囲の組織の柔軟性を回復させることが大切になります。この時期に冷やし続けてしまうと、血流が悪化して筋肉や関節の硬さが増してしまいます。

温め方は、入浴が最もおすすめです。シャワーだけで済ませている方は、ぜひ湯船につかる習慣を取り入れてみてください。お風呂上がりに軽く肩を動かすストレッチを行うと、温まって柔らかくなった組織に対してより効果的にアプローチできます。

慢性期に移行したサインとは

安静にしていれば痛みが落ち着き、動かしたときの痛みが主な悩みになってきたら、慢性期に入っているサインです。この時期は、「動かすと痛いから動かさない」という状態が続くと肩がどんどん硬くなってしまいます。温めながら、少しずつ可動域を広げていくことが回復への近道です。

やってはいけないNG行動

五十肩のセルフケアで意外と多い間違いをご紹介します。「良かれと思ってやっていた」ということも少なくないので、一度確認してみてください。

  • 急性期に温める:炎症が強い時期に温めると、血流が増加して炎症や腫れがさらに悪化することがあります
  • 痛みを我慢して無理に動かす:関節内の炎症を悪化させ、痛みの長期化につながります
  • アイシングのしすぎ:長時間や直接肌に当て続けることで凍傷のリスクがあります
  • 「そのうち治る」と放置する:適切な対処をしないと症状が長引き、数年単位で改善しないケースもあります
  • 自己判断でのマッサージや強いストレッチ:炎症が強い時期の強い刺激は悪化を招くことがあります

冷やす・温めるだけでは限界がある理由

「冷やしても温めても、なかなか良くならない」という声をよく耳にします。それもそのはずで、冷やしたり温めたりするセルフケアは、あくまで症状を和らげるための一時的な手段です。五十肩そのものの原因を取り除いているわけではありません。

五十肩は、加齢による組織の変性、姿勢の問題、ホルモンバランスの変化、基礎疾患など、複数の原因が重なって起こっています。一人ひとり、原因の組み合わせが異なります。だからこそ、自己流のセルフケアには限界があり、原因をきちんと特定した上での対処が必要になるのです。

「様子を見ましょう」と言われたまま放置していませんか?

整形外科で「様子を見ましょう」と言われた、湿布や痛み止めを処方されたけれど良くなる気配がない、という方も少なくないと思います。薬や湿布で症状を抑えることはできても、それだけでは根本の原因が残ったままです。

肩関節周囲炎は適切な対処をしないと、半年〜数年にわたって痛みや動きの制限が続くこともあります。「時間が経てば自然に治る」と言われることもありますが、長引けばそれだけ日常生活への影響も大きくなります。

五十肩の改善に必要な「原因の特定」

当院では、五十肩でお困りの方に対して、まず4種類の検査を通じてお身体の状態を丁寧に分析していきます。痛みの場所や動きの制限だけを見るのではなく、姿勢の歪み、筋力バランス、整形外科的な検査なども組み合わせて、あなたの五十肩の原因を特定します。

原因が分かれば、何をすれば良くなるかも明確になります。「なぜ痛いのか分からない不安」から解放されることで、気持ちも随分と楽になると、多くの方がおっしゃっています。

根本からの改善を目指す施術

症状を一時的に抑えるのではなく、肩の痛みが繰り返さないようにするためには、原因にアプローチすることが欠かせません。当院では、筋肉と関節の両面からアプローチする独自の整体技術で、自然治癒力を最大限に引き出す施術を行っています。

施術歴10年以上の経験豊富な施術者が、カウンセリングから検査、施術まで一貫して専属で担当しますので、「毎回担当が変わって話をゼロから繰り返す」というストレスもありません。男女の施術者が在籍しているため、同性の先生に相談できるのも安心だという声をいただいています。

まずは今夜の過ごし方から変えてみましょう

五十肩の夜間痛でお困りの方は、今夜の過ごし方を少し工夫するだけで、翌朝の状態が変わることがあります。

  • 痛みが始まったばかり・熱感がある → 氷嚢でアイシング(15〜20分)をしてから就寝
  • 痛みが落ち着いてきた・動かすと痛い → 入浴でしっかり温めてから就寝
  • 痛む側の肩を下にして寝ない → 痛みのない側を下にして横向き、または仰向けで
  • 抱き枕や丸めたタオルで患側の腕を少し支えると楽になることがある

今の自分がどちらの時期にいるのかを見極めることが、まず大切な一歩です。

夜間痛がひどくて眠れない日が続いているなら、それはお身体からのSOSサインだと思ってください。セルフケアで少し楽になることはありますが、根本的な改善のためには、ぜひ一度専門家に診てもらうことをおすすめします。

一人で「これで合っているのかな」と不安なまま続けるより、原因を明確にしたうえで取り組む方が、回復も早くなります。いつでも気軽にご相談ください。

北千住にある当院までお越しになることが難しい方へ

遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。


院長:下園

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