
院長:下園お気軽にご相談ください!

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突然ですが、あなたの痛みはどちらの肩に出ていますか?「使っていない側の肩なのに、なぜ?」と不思議に思っている方は、意外と多いんです。五十肩(四十肩)は、利き手側・非利き手側のどちらにも起こりますが、「なぜこの肩なのか」をきちんと理解している方はほとんどいません。
その疑問、すごく大事なことだと思っています。原因のパターンが違えば、対処のしかたも変わってくるからです。




「なんで使っていない側が痛いんだろう」と来院される方は本当に多いです。利き手との関係は、身体の使い方の癖や姿勢の歪みと深く結びついています。ぜひ最後まで読んで参考にしてもらえると嬉しいです


「五十肩は利き手側にできる」というイメージを持っている方が多いのですが、実際のところ、そう単純ではありません。当院に来られる患者さんを見ていても、利き手側・非利き手側、どちらのケースも同じくらい存在します。
大切なのは「どちら側か」ではなく、「なぜその側に出たのか」という理由の部分です。
五十肩は医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、肩関節を包む袋(関節包)に炎症が起きることで、腕を上げたり後ろに回したりする動作が難しくなる症状です。40〜60代に多く発症し、日本全体では推定で数百万人が経験しているといわれています。
利き手側に五十肩が出る方の多くは、日常的に利き手を酷使していることが背景にあります。デスクワークでのマウス操作、荷物を持つ動作、スポーツ、家事など、気づかないうちに利き手だけに負担をかけ続けている方が多いです。
使い過ぎによって肩関節まわりの腱や筋肉が少しずつ傷み、炎症を引き起こしていきます。
「よく使うから痛くなった」という感覚は直感的に納得しやすいですよね。ただ、だからといって使わなければ良いかというと、そう単純でもないんです。
一方で、非利き手側に五十肩が出るケースでは、少し違うメカニズムが働いていることが多いです。利き手をよく使う人ほど、体全体の重心や姿勢が利き手側に偏りやすくなります。すると、反対側の肩には補正しようとする緊張がかかり続け、血行不良や筋肉の硬直が蓄積されやすくなるのです。
「使っていないのになぜ?」と感じる方がいますが、使っていないからこそ筋力が低下し、関節を支える力が弱まっているとも言えます。また、姿勢の崩れによって肩甲骨まわりが動きにくくなっていると、非利き手側の肩に思わぬ負担が積み重なることもあります。


利き手側か反対側かによって発症のきっかけは異なりますが、どちらも共通しているのは「身体全体のバランスが崩れている」という点です。肩関節だけの問題ではなく、姿勢・筋力・血行・生活習慣といった複数の要素が絡み合って発症します。
当院でこれまで多くの方を施術してきた実感として言えるのは、五十肩を単独の症状として捉えてしまうと、一時的に楽になっても繰り返しやすいということです。身体全体のバランスを見直すことが、再発させないための一番の近道だと考えています。
どちらの肩に出た場合でも、次のような生活習慣が症状を悪化させる傾向があります。日常の中に思い当たるものはありませんか?
特に「放置」は注意が必要です。五十肩は自然に治ることもありますが、何もしないでいると数年単位で痛みが続いたり、肩の動きに制限が残ったりするケースもあります。


五十肩には大きく分けて3つの段階があります。自分が今どのステージにいるかを知るだけで、対処のしかたがずいぶん変わってきます。
| ステージ | 特徴 | 期間の目安 |
|---|---|---|
| ①炎症期(急性期) | 安静時や夜間に強い痛みがある。動かすと激しく痛む | 数週間〜数ヶ月 |
| ②拘縮期(慢性期) | 痛みは和らいでくるが、肩の動きが大きく制限される | 数ヶ月〜1年 |
| ③回復期(解凍期) | 肩の動きが徐々に戻ってくる。痛みも軽減していく | 数ヶ月〜1年 |
炎症が強い時期(①)に無理に動かしたり、強いマッサージを受けたりすると、かえって症状を長引かせてしまうことがあります。今がどの段階にあるかをきちんと見極めることが、改善への第一歩です。


整形外科でレントゲンを撮って「骨には異常なし、五十肩でしょう、様子を見ましょう」と言われた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。確かに五十肩は自然治癒する傾向がありますが、「様子を見る」だけでは身体の状態は変わらないままです。
注射や痛み止めの薬は炎症を一時的に抑える効果はあります。ただし、根本的な原因を解決するわけではないため、薬が切れれば痛みが戻ってくることも少なくありません。また、薬によっては眠気などの副作用で日常生活に支障が出ることもあります。
「どこに行っても変わらなかった」という方が当院に来られることは多いのですが、そういった方のお話を伺うと、「症状の原因を丁寧に調べてもらったことがない」というケースがほとんどです。


私が施術の中で一番大切にしているのは、「あなたの身体に何が起きているかを正確に把握すること」です。五十肩は一人ひとり、発症の背景が異なります。姿勢の癖、筋力のバランス、生活習慣、基礎疾患の有無…これらをきちんと調べなければ、本当の意味での改善にはつながりません。
当院では、姿勢分析ソフトをはじめ、筋力検査・整形外科的テスト・動きの検査など4種類の検査を組み合わせて、症状の原因を数値化・見える化しています。
「なぜこの肩が痛いのか」が明確になれば、患者さん自身も納得して施術を受けていただけますし、再発防止のためのアドバイスもより具体的にお伝えできます。
初めていらっしゃる方には、以下の流れで丁寧に対応しています。
初回は特に検査と問診に時間をかけているため、一日の受付は2名までに限定しています。「話をしっかり聞いてもらえた」という声をよく頂くのは、この丁寧な初回の流れがあるからだと思っています。


当院に来られた方から、こんな変化を聞かせていただいています。夜間の痛みがなくなって久しぶりにぐっすり眠れた、腕が自由に動くようになって久しぶりに好きな趣味が楽しめた、着替えに時間がかからなくなった、仕事に集中できるようになった——そんな声が続いています。
症状が改善すると、毎日の生活がこんなに変わるんだと実感していただける瞬間が、私にとっても一番うれしい時間です。肩の痛みはじわじわと日常の質を下げていきます。早めに動き出すほど、改善までの時間も短くなりますよ。


時間の経過とともに改善していくケースはありますが、個人差が大きく、数年間にわたって症状が続く方もいます。放置していると肩の可動域の制限が残ることもあるため、早めのケアをおすすめします。
はい、むしろ拘縮期や回復期こそが施術の効果が出やすいタイミングです。痛みが落ち着いてきたからといって放置すると、肩の動きが戻り切らないまま固まってしまうことがあります。
同じ肩での再発は比較的少ないとされていますが、反対側の肩に発症するケースはあります。根本的な姿勢の改善や生活習慣の見直しが、再発予防の大切なポイントになります。
骨折や腱板断裂など構造的な損傷が疑われる場合はまず整形外科の受診をおすすめします。「骨には異常ない」と言われた上で改善しない場合は、身体全体のバランスを見直す整体が有効なケースが多いです。


五十肩は「年のせい」「しばらくすれば治る」と思って放置されやすい症状ですが、適切なタイミングで原因をきちんと調べることで、改善までの期間を大きく縮めることができます。
一人で「これは五十肩なのか」「どこに行けばいいのか」と抱え込まずにどんな些細なことでも、ご相談していただければと思っています。あなたの肩が楽になって、毎日の生活が思いっきり楽しめるよう、全力でサポートします。


遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

