
院長:下園お気軽にご相談ください!

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五十肩だと思っていたら、実は首が原因だった——そんな方が、整体院には多く来院されます。病院で「五十肩ですね」と言われて湿布を貼り、リハビリを続けているのに、なかなか良くならない。最近は腕がしびれるようにもなってきた。首を動かすと肩まで痛みが走る気がする。
「これって本当に五十肩なの?」そう疑い始めた方は、まず五十肩の症状ページもあわせてご覧ください。今回は五十肩と頚椎症の違い・見分け方、そして「どちらか分からないまま放置することのリスク」についてお話しします。




臨床でもご相談の多い症状です。早めの対応が改善の鍵になります


五十肩は正式名称を「肩関節周囲炎」といいます。肩関節を包む袋や腱に炎症が起きることで、痛みと動きの制限が生じる疾患で、40〜60代に多く見られることからこの名前がついています。
原因はあくまで「肩関節そのもの」にあり、首とは直接関係ありません。まずこの点を正しく理解しておくことが、症状を見極めるうえで大切な出発点になります。
腕を真横に上げようとすると途中で痛みが走る。後ろ手に回せない。夜中に何もしていないのに痛みで目が覚める。こういった症状が典型的です。
炎症期・拘縮期・回復期という段階があり、適切な対処をしていれば自然に改善することが多い疾患ではあります。ただし、何もしなければ1〜2年かかることもあります。だからこそ、早めに正しい対処をとることがとても大切です。


頚椎症は、首の骨(頚椎)の変化によって神経が刺激される状態のことです。加齢や長時間のデスクワーク、スマートフォンの使い過ぎによって首に負担がかかり続けると、骨が変形したり椎間板がつぶれたりして、神経を圧迫するようになります。
その結果として現れる症状が、五十肩と非常によく似ているため混同されやすいのです。
首から肩・腕・手指にかけての痛みやしびれが出てきます。「肩が痛い」「腕が上がりにくい」という症状だけを見ると、五十肩にそっくりです。これが両者が混同されやすい大きな理由です。


完全な自己判断は難しいですが、いくつかの特徴を確認することで、五十肩なのか頚椎症なのかの大まかな目安をつけることができます。正確な診断は専門家に委ねるとして、まずは自分の症状をよく観察してみてください。
純粋な五十肩では、腕や手指にしびれが出ることはほとんどありません。もし肩の痛みと同時に腕や指先がしびれるなら、頚椎からの神経症状を疑う必要があります。このしびれのサインは、見逃してはいけない重要な手がかりです。
頚椎症の場合、首を後ろに倒したり横に傾けたりすると、肩や腕の痛みが強くなることがあります。五十肩は首の動きで症状が変化することが少ないので、ここは大切な違いです。
五十肩は肩関節自体が硬くなっているため、他の人が動かそうとしても腕が上がりにくくなっています。一方で頚椎症由来の場合は、他の人が動かすと腕は比較的スムーズに動くことが多いです。もちろん、これはあくまで目安です。正確な判断は専門家の検査が必要になります。


五十肩と頚椎症は、別々の疾患でありながら同時に起きていることも珍しくありません。五十肩で肩に炎症が起きているとき、デスクワークで首にも負担をかけ続けていれば、頚椎症を併発するケースは十分にあります。
片方だけを治療し続けても、もう一方が足を引っ張って回復が進まない——こういう状況が起きているのかもしれません。
「何ヶ月も通院しているのに、なぜ良くならないんだろう」とお感じの方は、この可能性を一度考えてみてください。
整形外科ではレントゲンやMRIで骨・椎間板の状態を確認します。これはとても重要な情報です。しかし、画像には映らない問題があることも忘れてはいけません。
「筋肉のかたさ」「関節の動きの悪さ」「姿勢のくせ」「体全体の重心のズレ」といった機能的な問題は、画像検査ではなかなか評価されないのが現状です。
当院では初回に時間をかけて検査を行い、痛みの根本にある動きの問題や姿勢のくせを丁寧に確認します。五十肩なのか、頚椎症なのか、それとも両方が絡んでいるのかを見極めたうえで、体全体のバランスを整える施術を行います。
肩だけをほぐしていても変わらなかった方が、首や胸椎(背中上部の骨)へのアプローチを加えることで改善するケースが、実際にとても多いです。


「ずっと飲み続けていいのか」「胃への負担が心配」「薬をやめたらまた痛くなるのでは」——こういった不安を口にされる方は、来院された方の中にもとても多いです。
薬や湿布の効果を否定するわけではありませんが、それだけでは痛みの原因そのものを取り除いているわけではないという点は、知っておいていただきたいことです。
整体は薬を使わずに体の機能回復を目指すアプローチです。「できれば薬への依存を少しずつ減らしたい」とお考えの方にとっても、有力な選択肢になると思います。


五十肩も頚椎症も、重症化すれば手術が必要になる場合があります。特に頚椎症が進行して脊髄まで圧迫される状態になると、歩行や手先の細かい動作に支障が出ることがあり、そうなると手術以外の選択肢がなくなることもあります。だからこそ、症状が出ている今の段階で行動することが重要です。
早期に適切なアプローチをとれば、多くの場合は手術なく改善できます。「このまま放置してはまずい」という直感は、正しいと思います。


私が整体師を目指したのは、自分自身のぎっくり腰がカイロプラクティックで改善した経験がきっかけです。薬でも手術でもなく、体の仕組みを整えることで痛みがなくなっていく——そのときの驚きと感動が、今の私の原点になっています。
2011年10月に北千住で開院し、14年以上にわたって肩や首の悩みを持つ多くの方と向き合ってきました。
「五十肩だと言われ続けたが、実は頚椎に問題があった」という方も、「両方が重なっていた」という方も、検査で丁寧に原因を特定して施術を行うことで、多くの方が改善されています。
肩の痛みがなかなか取れない方、しびれが出てきて不安な方、まずは一度ご相談ください。「来てよかった」と思っていただけるよう、全力で向き合います。


遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

