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2週間ほど前から右手首に痛みが出始め、親指だけしびれている

本日の予約状況

2週間ほど前から右手首に痛みが出始め、ここ数日は親指にしびれも感じるようになり、デスクワークや日常生活に支障をきたしてお困りの方からメールでお問い合わせをいただきました。

ご本人にはすでに返信させていただきましたが、同じようなお悩みをお持ちの方も多いので、解説を加えたうえで共有いたします。

目次

右手首の痛みと親指のしびれは、どのような原因が考えられるか

手首の痛みや手のしびれについての質問

はじめまして。

2週間ほど前から右手首に痛みが出始め、ここ数日は親指にしびれも感じるようになってしまいました。最初は軽い痛みだったのですが、日を追うごとに症状が気になるようになっています。

日常生活では、パソコンでの作業中に手首を動かすたびに痛みを感じるようになり、マウス操作やキーボード入力が辛くなってきました。また、ペンを持って字を書く際や、重いものを持ち上げる時にも痛みが走ります。

親指のしびれが始まってからは、細かい作業がしづらくなり、ボタンを留めたり小銭を取り出したりする動作にも支障が出ています。夜中に痛みで目が覚めることもあり、睡眠の質も下がっているように感じます。

このような症状について、どのような原因が考えられるでしょうか。

デスクワークが多いのですが、手首の使い過ぎや姿勢の問題なども関係しているのでしょうか。また、痛みやしびれを和らげるために、自宅でできるセルフケアや注意すべき点があれば教えていただきたいです。

整体院での施術がこのような手首の症状に効果的なのかも気になっています。

もし施術を受ける場合、どのようなアプローチで改善を図っていくのか、大まかな流れを教えていただけると安心です。症状が長引いているため、一度ご相談させていただければと思います。

お忙しい中恐れ入りますが、ご返信いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

当院からの返信内容

今回は、右手首の痛みと親指のしびれについてお話しします。2週間前から右手首が痛み始め、最近親指にしびれが出てきたという症状は、多くの方が経験される手の不調の一つです。

院長:下園

私が回答させていただきます

考えられる原因:手根管症候群の可能性

右手首の痛みと親指のしびれという症状の組み合わせで最も考えられるのが、手根管症候群です。手首には「手根管」と呼ばれる狭いトンネル状の通路があり、ここを正中神経という重要な神経が通っています。

この神経が何らかの原因で圧迫されると、親指から薬指の親指側にかけてしびれや痛みが現れます。特に親指、人差し指、中指に症状が強く出るのが特徴的です。

手根管症候群は40代以降の女性に多く見られる疾患で、手を酷使する方や妊娠・更年期の女性に発症しやすいとされています。デスクワークでマウス操作やキーボード入力を長時間行う方にも頻繁に見られます。

症状の特徴と日常生活への影響

手根管症候群の症状は、朝方や夜間に強くなる傾向があります。手を使った作業の後に痛みやしびれが増強し、夜中に症状で目が覚めることもあります。

進行すると親指の付け根の筋肉が痩せてきて、細かい作業が困難になります。ボタンを留める、小銭を取り出す、ペンで字を書くといった日常動作に支障をきたすようになります。

パソコン作業では、マウスクリックやキーボード入力時に痛みを感じ、作業効率が大幅に低下することがあります。重いものを持ち上げる際にも手首に痛みが走るため、日常生活全般に影響が及びます。

自宅でできるセルフケア方法

今日からでも始められる方法を紹介します。

手首の安静を心がける

パソコン作業の際は、適度な休憩を取り、手首に負担をかけない姿勢を意識しましょう。

手首用のサポーターを装着する

関節の動きを制限し、神経への圧迫を軽減できます。特に夜間の装着が効果的とされています。

温める

温めることで血行を促進し、症状の緩和が期待できます。お風呂でゆっくりと手首を温めたり、温湿布を貼ったりするのも良いでしょう。

ただし、症状が続く場合や悪化する場合は、専門医による診断と治療が必要です。早期の対応が回復を左右する重要な要素となります。

整体での施術について

手根管症候群に対する整体施術は、症状の軽減に一定の効果が期待できます。

当院での治療

まずはあなたの手首の痛みの原因を検査を通じて明らかにします。原因が特定できなければ一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

そして検査を基に手首周辺の筋肉の緊張をほぐし、血行を改善し、神経への圧迫を和らげます。また、姿勢の改善や肩甲骨周辺の調整により、手首にかかる負担を軽減させ根本からの改善を目指します

まとめ

右手首の痛みと親指のしびれは、手根管症候群の典型的な症状です。早期の対応により症状の悪化を防ぎ、日常生活への影響を最小限に抑えることができます。

自宅でのセルフケアと並行して、専門家による適切な診断と治療を受けることが重要です。整体施術も症状改善の一つの選択肢として、検討していただければと思います。

手の不調は放置すると慢性化しやすいため、早めの対処を心がけましょう。何かご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

手首の痛み、手のしびれに関連するページのご案内

手首の痛みに対する施術方針はこちらのページが参考になります。

手根管症候群に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

手のしびれに対する施術方針はこちらのページが参考になります。

当院であなたのお悩みに対応可能どうかを5秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。


院長:下園

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