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妊娠25週目から右の腰が痛くなり、特に起床時や歩行が辛い

本日の予約状況

妊娠25週目あたりから右の腰に痛みを感じ、ここ数日は歩行時や仕事中など、日常生活にも支障が出始めてお困りの方からメールでお問い合わせをいただきました。

ご本人にはすでに返信させていただきましたが、同じようなお悩みをお持ちの方も多いので、解説を加えたうえで共有いたします。

目次

妊娠中の腰痛は、どのような原因が考えられるか

妊娠中の腰痛についての質問

はじめまして、妊娠25週目の妊婦です。最近、右の腰に痛みを感じるようになり、ご相談させていただきたくメールいたします。

現在の状況ですが、歩いている時や椅子から立ち上がる時に右の腰に痛みが走るようになりました。特に朝起きた時や長時間座った後に立ち上がる際の痛みが強く、日常生活にも支障が出始めています。

買い物で歩き回ることが辛くなったり、家事をする際の立ったり座ったりの動作が億劫になってしまい、家族にも迷惑をかけている状況です。また、夜寝る時も痛みで寝返りが打ちにくく、睡眠の質も下がってきているように感じます。

このような症状について、いくつかお聞きしたいことがあります。

まず、妊娠中期のこの時期に右の腰だけに痛みが出る原因として、どのようなことが考えられるでしょうか。お腹が大きくなってきたことと関係があるのか、それとも他の要因があるのか気になっています。

また、整体院にお伺いする前に、自宅でできる痛みを和らげる方法があれば教えていただきたいです。妊娠中なので安全にできる範囲で、少しでも楽になる方法があれば試してみたいと思っています。

そして一番気になっているのが、妊娠中でも整体院での施術を受けることは可能なのかということです。

もし施術を受けられるとしたら、どのような内容になるのか、また妊娠中の腰痛に対してどの程度効果が期待できるのかも教えていただけると助かります。

お忙しい中恐縮ですが、ご回答いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

当院からの返信内容

今回は、妊娠中の腰痛についてお話しします。妊娠25週目頃から多くの妊婦さんが経験する腰痛は、決して珍しいことではありません。特に歩行時や立ち上がる際に右側の腰に痛みを感じるという症状は、妊娠中期から後期にかけてよく見られるトラブルの一つです。

院長:下園

私が回答させていただきます

妊娠中の腰痛が起こる主な理由

妊娠中の腰痛には、いくつかの明確な原因があります。

最も大きな要因は、妊娠によって分泌されるリラキシンというホルモンの影響です。このホルモンは出産に備えて骨盤の関節や靭帯を柔らかくする働きがありますが、同時に腰を支える力を弱くしてしまいます。

また、お腹が大きくなることで体の重心が前方に移動し、バランスを取るために自然と反り腰の姿勢になってしまいます。この姿勢の変化が腰椎や仙腸関節に負担をかけ、痛みの原因となるのです。

さらに、子宮の成長により体幹を支える筋肉が引き伸ばされ、筋力が低下することも腰痛を引き起こす要因の一つです。

自宅でできる腰痛対策

妊娠中でも安全に行える腰痛対策がいくつかあります。

姿勢の改善

立っている時や座っている時は背筋を伸ばし、肩の力を抜いてリラックスした状態を心がけましょう。長時間同じ姿勢を続けないことも大切です。

患部をあたためる

温かいタオルやヒートパッドを痛みのある部分に15~20分程度当てることで、筋肉の緊張がほぐれ血行が促進されます。

妊娠帯の活用

お腹をしっかりと支えてくれる適切なサイズの妊娠帯を選び、立っている時や歩いている時に着用しましょう。ただし、休んでいる時や就寝時は外すことが重要です。

ただし、症状が続く場合や悪化する場合は、専門医による診断と治療が必要です。早期の対応が回復を左右する重要な要素となります。

妊娠中でも受けられるマタニティ整体

マタニティ整体は、妊娠中の様々な身体の不調を改善する専門的な施術です。適切な施術を受けることで、腰痛や肩こりの緩和、血液循環の促進、姿勢の改善などの効果が期待できます。

当院での治療

妊娠中のマタニティ整体では、胎児と母体に負担をかけないよう、上向きや横向きの体勢で行います。ボキボキと音を立てるような強い刺激は避け、優しい手技で筋肉の緊張をほぐしていきます。

施術を受けることで体の歪みが整い、出産時の負担軽減にもつながります。また、リラクゼーション効果により、妊娠中のストレスや不安の軽減も期待できます

まとめ

妊娠25週目頃の腰痛は、ホルモンの影響や姿勢の変化による自然な現象ですが、適切な対処により症状を軽減することが可能です。自宅でできる姿勢改善や温熱療法、妊娠帯の活用から始めて、必要に応じて専門的なマタニティ整体を検討してみてください。

何より大切なのは、一人で悩まずに医師や専門家に相談することです。

当院では医師から了承を得た妊娠16週から35週目までの方がマタニティ整体を受けられます。適切なケアを受け、より快適な妊娠生活をお送りください。

マタニティ整体に関連するページのご案内

妊娠中の肩こり・腰痛に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

産後の骨盤矯正に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

当院であなたのお悩みに対応可能どうかを5秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。


院長:下園

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東京都足立区千住2-20朽木ビル1F
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