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電車やエレベーターなど、狭い空間にいると息苦しくなり毎日辛い
電車やエレベーターなどの狭い空間にいると息苦しさを感じ、動悸が激しくなってしまう症状に悩んでお困りの方からメールでお問い合わせをいただきました。

ご本人にはすでに返信させていただきましたが、同じようなお悩みをお持ちの方も多いので、解説を加えたうえで共有いたします。
狭い場所で息苦しくなる症状は、どのような原因が考えられるか
こんにちは。ホームページを拝見し、ご相談させていただきます。
最近、電車やエレベーターなどの狭い空間にいると息苦しさを感じ、動悸が激しくなってしまう症状に悩んでいます。
特に通勤時間帯の満員電車では症状が強く現れ、途中下車せざるを得ないこともあります。また、職場のエレベーターでも同様の症状が出るため、階段を使うことが多くなり、日常生活に支障をきたしている状況です。
このような症状について、どのような原因が考えられるのか教えていただけますでしょうか。
また、症状が出た際に自宅でできる対処法や予防方法があれば、ぜひお聞かせください。さらに、整体院での施術がこのような症状の改善に効果的なのかについても、専門的な観点からご意見をいただければと思います。
お忙しい中恐縮ですが、ご回答いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
当院からの返信内容
今回は電車やエレベーターなどの狭い空間で息苦しさや動悸を感じる症状について、その原因と対処法をお話しします。

私が回答させていただきます
狭い空間での息苦しさの正体
電車やエレベーターで突然息苦しくなったり、動悸が激しくなったりする症状は、多くの場合「パニック障害」や「閉所恐怖症」と関連しています。これらの症状は、狭い空間や密閉された場所に対する強い不安や恐怖から引き起こされることが多いのです。
パニック発作の特徴として、動悸や心拍数の増加、発汗、身震い、呼吸困難、息が詰まる感覚などが挙げられます。特に満員電車などの人が混雑している閉鎖的な空間では、これらの症状が突然現れやすくなります。
症状が起こる原因とメカニズム
息苦しさの原因は大きく分けて2つあります。精神的なストレスによるものと、身体的な病気によるものです。狭い空間での症状は、主に精神的なストレスが関与していることが多いです。
ストレスや過労により自律神経が乱れると、交感神経が過剰に働き続けます。この状態が続くと、心拍数が上がり、呼吸が浅くなって息苦しさや動悸を感じるようになります。
本来であれば副交感神経が優位になることで心拍や呼吸は落ち着くのですが、緊張状態が続くと自律神経のスイッチが切り替わらなくなってしまいます。
自宅でできる対策方法

今日からでも簡単に行える対策がいくつかあります。
- 基本的な呼吸法の実践
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腹式呼吸は最も効果的な対処法の一つです。横隔膜を大きく動かして行う深い呼吸法で、副交感神経を優位にし、心身をリラックスさせる効果があります。鼻から4秒かけて息を吸い、お腹を膨らませ、口から8秒かけてゆっくりと息を吐き切ります。
- リラクゼーション法の活用
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漸進的筋弛緩法も有効な方法です。体の各部分の筋肉に意図的に力を入れてから、一気に緩めることを繰り返します。筋肉の緊張と弛緩の感覚に意識を向けることで、深いリラックス状態を得ることができます。
息苦しさを感じた時は、まず安全な場所に移動し、楽な姿勢をとることが大切です。「大丈夫、これは一時的なものだ」と心の中で唱えることで、パニックを防ぐことができます。
ただし、症状が続く場合や悪化する場合は、専門医による診断と治療が必要です。
整体院での施術の効果について

整体施術は、骨格や筋肉の歪みにアプローチすることで神経や血流の流れを整え、自律神経のバランスを回復させる効果が期待できます。特に背骨や首の歪みを調整することで、自律神経の働きを正常化することが可能です。
当院での治療

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、自立神経の乱れを正常に戻し自然治癒力を高める施術をします。
背骨や肋骨周りの動きの制限を取り除き、呼吸が深く楽にできるよう整えます。内臓の位置調整や横隔膜の柔軟性改善にも取り組むことで、身体の内部から安心感を取り戻すことができます。
そして症状がなくなった後も再発しないようパニック障害の原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、健康な状態を維持できるようサポート致します。
呼吸機能の改善
脊骨は姿勢を支え、身体すべての神経が通るパイプのような役割を果たしています。この脊骨が歪むと、神経伝達がうまく行かず、様々な痛みや自律神経不調の原因となります。
整体による脊骨の歪み調整は、自律神経の不調を整えて自然治癒力を引き出し、動悸や息苦しさを根本から改善する効果があります。実際に、薬で治らなかった自律神経症状が当院の施術により改善したケースも報告されています。
日常生活での注意点
症状が現れやすい状況を理解し、事前に対策を立てることが重要です。混雑した電車やエレベーターを避ける、時間に余裕を持って行動する、リラックスできる環境を整えるなどの工夫が効果的です。
また、呼吸が浅い状態や猫背などの姿勢の問題も、横隔膜の動きを妨げて呼吸を浅くしてしまう要因となります。日頃から正しい姿勢を意識し、深い呼吸を心がけることが大切です。
まとめ
電車やエレベーターでの息苦しさや動悸は、多くの場合パニック障害や閉所恐怖症に関連した症状です。自律神経の乱れが主な原因となっており、腹式呼吸やリラクゼーション法などの自宅でできる対処法が有効です。
整体施術では、背骨や肋骨周りの調整により呼吸機能を改善し、自律神経のバランスを整えることで根本的な改善が期待できます。症状でお悩みの方は、まず自宅でできる対処法を試し、改善が見られない場合は専門家にご相談することをお勧めします。
パニック障害や自律神経失調症に関連するページのご案内
パニック障害に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

自律神経失調症に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

当院であなたのお悩みに対応可能どうかを5秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。