
院長:下園お気軽にご相談ください!

院長:下園お気軽にご相談ください!
こんにちは、北千住西口整体院の下園です。最近お子さんが「顎が痛い」「口を開けるとカクカク音がする」と訴えていませんか。成長期の一時的な症状だろうと軽く考えていたら、実は顎関節症だったというケースが増えています。


実際、当院にも10代のお子さんを連れた親御さんからの相談が年々増えているんです。「まさか子供が顎関節症になるなんて思わなかった」という声をよく耳にします。大人だけの病気だと思われがちですが、成長期のお子さんこそ注意が必要な症状なんですね。


お子さんの顎の症状は放置すると悪化することもあるので、早めの対処が大切です


顎関節症といえば大人の病気というイメージが強いかもしれませんが、実は小学校高学年から中学生にかけての成長期のお子さんにも珍しくない症状です。厚生労働省の調査によると顎関節に何らかの症状がある方は約1900万人と推定されており、その中には相当数の子供たちも含まれているんですね。
子供の顎関節症が見過ごされやすい理由は、「成長痛だろう」「そのうち治るだろう」と軽視されてしまうことにあります。確かに成長期には様々な身体の変化がありますが、顎の痛みや違和感は放置すると悪化する可能性が高く、将来的に慢性化してしまうリスクもあるんです。
最近では小学生でもスマートフォンやゲーム機を長時間使用することで、うつむき姿勢が続き、顎に負担がかかるケースが急増しています。また受験勉強や習い事によるストレス、歯並びの問題なども重なり、子供の顎関節症は複雑化しているのが現状です。
お子さんがこんな症状を訴えていたら、顎関節症の可能性を疑ってみてください。口を開け閉めする時に「カクカク」「ポキポキ」という音がするというのが最も多い訴えです。痛みを伴わないこともあるため、親御さんが気づきにくいこともあります。
朝起きた時に顎が痛い、口が大きく開けられないという症状も典型的です。
夜間の歯ぎしりや食いしばりが原因で、朝方に症状が強く出ることが多いんですね。お子さん自身は歯ぎしりをしている自覚がないため、親御さんが夜中に気づいてあげることが重要です。
硬いものを噛むと顎に痛みが走る、給食で硬いパンやお肉を食べる時に顎が疲れやすいといった食事中の症状もよく見られます。長時間の会話で顎がだるくなる、部活動で大声を出すと顎が痛むという訴えもあります。さらに進行すると、顎の痛みに加えて頭痛や首の痛み、耳鳴りなどを併発することもあるので注意が必要です。
初期段階では痛みがなく音だけがする場合も多く、お子さん自身も「これぐらい大丈夫」と思って親に言わないことがあります。また片側だけの症状であれば、もう片方で噛むことで対応してしまい、症状の悪化に気づきにくくなります。
顎の違和感を「虫歯かもしれない」と勘違いして歯科医院を受診するケースもあります。虫歯がない場合でも顎関節症の可能性を考慮せずに様子を見るだけで終わってしまうと、適切な対処が遅れることになります。


当院に来院されるお子さんたちを検査してきた経験から、子供の顎関節症には複数の原因が複雑に絡み合っていることが分かっています。大人の顎関節症とは原因が若干異なる部分もあるんですね。
まず最も多いのがスマートフォンやタブレット、ゲーム機の長時間使用による姿勢の悪化です。うつむいた姿勢が続くと頭部が前に出て、首や肩の筋肉が緊張し、その影響が顎にまで及びます。頭の重さは体重の約10分の1もあるため、前傾姿勢が続くと首から顎にかけて相当な負担がかかるんです。
頬杖をつく癖、うつぶせで本を読む、片側だけで食べ物を噛む、うつぶせ寝といった何気ない生活習慣が顎関節症の原因になります。特に頬杖は顎に直接圧力をかけるため、関節の位置がずれやすくなってしまいます。
夜間の歯ぎしりや食いしばりも大きな原因です。成長期のお子さんは学校での人間関係や勉強のプレッシャーなど、大人が思っている以上にストレスを抱えていることがあります。そのストレスが夜間の歯ぎしりとして現れ、顎関節に過度な負担をかけ続けるんですね。
成長期には骨格が急速に発達するため、顎の関節と筋肉のバランスが一時的に崩れることがあります。また歯の生え変わりや永久歯の歯並びの問題、不正咬合なども顎関節症を引き起こす要因となります。
部活動での楽器演奏(特に管楽器)や激しいスポーツで歯を食いしばることも原因になります。吹奏楽部でトランペットやクラリネットを演奏するお子さん、野球やサッカーで強く食いしばる癖のあるお子さんは要注意です。
お子さんの顎の症状で病院を受診すると、一般的には次のような対応が行われます。マウスピース療法では夜間に装着するマウスピースを作製し、睡眠時の顎関節への負担を軽減させます。確かに歯や顎への負担は軽減されますが、根本原因の解決にはならないことが多いんです。
成長期のお子さんの場合、長期間マウスピースを使用すると顎の成長に影響が出る可能性もあり、定期的な調整が必要になります。合わないマウスピースを使い続けることで、かえって症状を悪化させてしまうケースも見られます。
薬物療法では消炎鎮痛剤で痛みを抑えますが、これも対症療法に過ぎません。成長期のお子さんに長期間薬を使い続けることへの不安を感じる親御さんも多いでしょう。痛みが一時的に治まっても原因が解決していなければ、薬をやめるとまた症状が戻ってしまいます。
病院では顎だけに注目した治療が行われることが多いのですが、実は顎関節症の原因は全身のバランスの崩れにあることがほとんどです。特に首や肩、背中の筋肉の緊張、骨格の歪みが顎に影響を与えているケースが非常に多いんですね。
顎だけを治療しても、姿勢の問題や首肩の緊張が残っていれば、また症状は繰り返します。お子さんの身体全体を見て、根本原因にアプローチすることが大切なんです。


当院では開院以来、多くのお子さんの顎関節症を改善してきました。その経験から言えることは、お子さん一人ひとりで原因が異なるということです。だからこそ当院は検査を何より重視しています。
まず丁寧なカウンセリングでお子さんの生活習慣を詳しくお聞きします。学校生活、勉強時間、スマホの使用時間、睡眠状況、食事の様子、部活動など、あらゆる角度から原因を探ります。親御さんからの情報だけでなく、お子さん本人からも話を聞くことで、より正確な状況把握ができるんですね。
当院では姿勢分析ソフトを用いた検査、筋力検査、整形外科的検査、動きの検査という4種類の検査を行います。これにより顎だけでなく、首や肩、背中の状態、全身の骨格バランスまで詳しく分析できます。
検査結果から「なぜ顎に症状が出ているのか」を明確にし、親御さんとお子さんが理解できるように丁寧に説明します。原因が分かれば不安がなくなりますし、改善への道筋も見えてきます。
当院の施術は筋肉と関節の両面からアプローチして、自律神経を整える独自の方法です。小学生のお子さんからご高齢の方まで安心して受けていただける、身体に優しい施術なんですね。力任せに押したり引っ張ったりすることはありません。
顎周辺だけでなく、首や肩、背中の筋肉の緊張を緩和し、全身のバランスを整えることで、顎への負担を根本から減らしていきます。自然治癒力を高める施術は子供の顎関節症との相性が非常によく、多くのお子さんが改善されています。
当院で施術を受けられるお子さんには、ご家庭でできる対処法もお伝えしています。まず姿勢の改善が最も重要です。スマホやゲームをする時は目線の高さまで画面を上げる、勉強する時は背筋を伸ばして座る、このような基本的なことから始めましょう。
食事では両側の歯を均等に使って噛むよう意識させてください。硬すぎるものを頻繁に食べるのは避け、顎に優しい食事を心がけます。ただし柔らかいものばかりでは顎の発達に良くないので、バランスが大切です。
頬杖をつく、うつぶせ寝、長時間のスマホ使用、大きく口を開けすぎる、ガムを長時間噛み続けるといった行動は避けるべきです。これらは顎関節に過度な負担をかけてしまいます。
お子さん自身に「なぜこれが良くないのか」を理解させることが大切です。ただ禁止するだけでなく、顎の健康のために必要なことだと納得してもらえれば、自然と気をつけるようになります。
精神的なストレスが歯ぎしりや食いしばりを引き起こすため、お子さんのストレスケアも重要です。学校での悩みを聞いてあげる、十分な睡眠時間を確保する、適度な運動でストレスを発散させるなど、心のケアにも目を向けましょう。
親御さんが「顎のことばかり気にし過ぎる」とお子さんにプレッシャーを与えてしまうのも逆効果です。優しく見守りながら、必要なサポートをしてあげることが大切なんですね。


軽度の症状であれば自然に治ることもありますが、繰り返し起こる場合は適切な対処が必要です。「そのうち治るだろう」と放置していると、成長期に慢性化してしまい、大人になってからも症状が続くリスクがあります。
まずは歯科や口腔外科を受診される方が多いですが、顎だけでなく全身のバランスを見てもらえる整体院も選択肢の一つです。当院では歯科と連携しながら治療を進めることもあります。
症状の程度や原因によって異なりますが、多くのお子さんは数ヶ月で改善していきます。早期に対処すればするほど、改善も早くなる傾向があります。定期的な通院と家庭でのケアを併せて行うことで、より早い改善が期待できます。
ほとんどの場合、スポーツや部活動を続けながら治療できます。ただし食いしばりが強く出る動作や、顎に直接負担がかかる動作については一時的に調整が必要なこともあります。お子さんの状況に応じて適切にアドバイスさせていただきます。
子供の顎関節症は決して珍しい症状ではなく、適切に対処すれば改善できるものです。成長期だからこそ、早めに根本原因を見つけて対処することで、将来にわたって健康な顎を保つことができるんですね。
お子さんが「顎が痛い」「口を開けると音がする」と訴えたら、それは身体からのSOSサインです。「大したことない」と軽視せず、専門家に相談してみてください。当院では検査を通じてお子さん一人ひとりの原因を明確にし、身体に優しい施術で改善へと導きます。
親御さんもお子さんも、顎の症状について一人で悩まないでください。開院以来13年間、多くのお子さんの顎の悩みを解決してきた経験があります。お子さんが痛みを気にすることなく、食事や会話、勉強や部活動を楽しめるよう、私たちが全力でサポートいたします。いつでもお気軽にご相談ください


遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

