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五十肩の入浴、何℃で何分がベスト?夜間痛に効く正しいお風呂の入り方

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夜になると肩がズキズキして、なかなか寝付けない夜が続いていませんか。「お風呂に入ったら少しラクになる気がする…でも温めていいのかな」と迷ったまま、就寝前にスマートフォンで検索している方も多いのではないでしょうか。

当院には、五十肩(肩関節周囲炎)による夜間痛でお困りの方が多く来院されます。今回はその経験をもとに、入浴が肩の痛みにどう働きかけるのか、そして就寝前の正しい活用法を整体師の立場からお伝えします。

院長:下園

「温めていいのかどうか」で迷っているという相談は院でも本当によくあります。今日はその疑問に正直にお答えしますね

目次

まずここが大事!温めていい時期かどうかの見極め方

五十肩の症状はおおまかに「急性期」「慢性期(拘縮期)」「回復期」という3つのステージに分かれています。それぞれの段階で肩の状態が大きく異なるため、入浴がプラスに働くのか、それとも注意が必要なのかは、今どのステージにいるかで変わってきます。

「温めるべきか、冷やすべきか」の答えはステージによって全く逆になることもあります。まずはその判断基準からお話しします。

発症から間もない急性期はお風呂に注意が必要です

発症から数週間ほどの急性期は、肩関節を包む袋(関節包)に活発な炎症が起きている状態です。この時期に湯船で長く温めると、炎症が強まってかえって痛みが増すことがあります。

「安静にしていても肩が熱っぽい」「少し動かしただけで鋭く痛む」「触れると患部が熱を持っている」という場合は急性期のサインです。このときはぬるめのシャワーで短時間に済ませるか、入浴そのものを控える日があってもよいでしょう。

慢性期に入ったら、お風呂が最強のセルフケアになります

発症から数ヶ月が経過し、「動かすと痛いが安静にしていればそれほどでもない」という段階(慢性期・回復期)に入ったなら、話は変わります。この時期は積極的に温めることで血行が改善し、肩の回復を後押しする効果が期待できます。

「じわじわとした痛みや肩の動かしにくさが続いている」という状態であれば、就寝前の入浴を積極的に活用するサインです。毎日の習慣にすることで、夜間痛が和らぎ眠れる夜が増えていく方も多くいらっしゃいます。

就寝前の入浴が夜間痛に効く3つの理由

「なんとなく温まると肩がラクになる気がする」という感覚は、実は身体のメカニズムに基づいた正しい判断です。五十肩の夜間痛に悩む方にとって、就寝前の入浴がなぜ有効なのかを3つの視点からご説明します。

仕組みを知っておくと、入浴の効果をより実感しやすくなりますよ。

理由① 血行が促進されて肩まわりの緊張が緩む

湯船に浸かることで全身の血行が促進されます。血流が改善されると、肩関節周囲に滞っていた老廃物や疲労物質が排出されやすくなり、肩まわりの筋肉や腱のこわばりが和らぎます。

寝返りのたびに「ズキッ」という痛みが走る方は、肩まわりの血行不足が一因になっていることがあります。温熱の力で筋肉が緩むと、睡眠中の痛みが起こりにくくなっていきます。

理由② 副交感神経が優位になり、痛みへの感受性が変わる

入浴によって自律神経のうち「副交感神経」が優位な状態になります。副交感神経が働くと身体がリラックスモードに切り替わり、脳が痛みを感じにくくなる効果があります。

五十肩の夜間痛には自律神経の乱れが関係していることも多く、入浴によるリラックス効果がその調整に一役買います。日中のストレスや緊張が強い方ほど、夜のお風呂の効果を実感しやすい傾向があります。

理由③ 深部体温の変化が自然な眠りを引き寄せる

入浴によって一度上がった深部体温は、その後ゆっくりと下がっていきます。この体温低下が眠気を促すシグナルになるため、就寝の1〜1.5時間前の入浴が最も睡眠の質を高めます。

夜間痛で眠れない夜が続いているなら、入浴のタイミングをほんの少し前倒しにするだけでも変化を感じられることがあります。ぜひ試してみてください。

整体師がすすめる五十肩のための正しい入浴法

ただ湯船に浸かるだけでは、その効果を十分に引き出せないこともあります。温度・時間・タイミングという3つのポイントを意識するだけで、入浴がセルフケアとして大きく変わります。ここでは実際に患者さんにお伝えしている入浴法をご紹介します。

お湯の温度は38〜40℃のぬるめに設定する

42℃以上の熱いお湯は交感神経を刺激してしまい、筋肉がかえって緊張することがあります。38〜40℃のぬるめのお湯に、15分ほどじっくりと浸かるのが肩のケアには最適です。

「ぬるくて効いているか心配」という方も多いですが、ぬるいお湯こそが副交感神経を優位にして深部まで温める鍵になるんです。入浴剤を活用すると血行促進の効果がさらに高まります。

就寝の90分前に入浴を済ませるのが理想です

深部体温が十分に下がりきった頃が、最も眠りにつきやすいタイミングです。入浴から就寝まで90分ほど空けることで、自然な眠気のピークがちょうど布団に入る時間と重なります。

「夜10時に眠りたい」なら8時半頃の入浴が目安です。遅い時間しか取れない日は、ぬるめのシャワーを浴びながら首や肩まわりを重点的に温めるだけでも一定の効果があります。

入浴中の軽いケアで可動域を少しずつ広げていく

温まって筋肉が柔らかくなっているタイミングは、セルフケアに絶好の時間帯です。ただし、痛みが出ない範囲を絶対に守ることが大前提です。無理をすると逆効果になるため、次のような軽い動きを目安にしてみてください。

  • 肩をゆっくり前後にまわす(各5回程度)
  • お湯の中で腕を胸の前でゆっくり開閉する(各5回)
  • 肩甲骨を引き寄せたり広げたりする動きを繰り返す

「気持ちいい」と感じる範囲を絶対に超えないこと。入浴中のストレッチは無理なく、がポイントです。

入浴後に気をつけたい落とし穴

せっかく温まった肩を、入浴後に急激に冷やしてしまうと効果が台無しになってしまいます。特に冬場や冷房の効いた部屋では、湯上がり直後に肩が一気に冷えやすいため注意が必要です。

入浴後はすみやかに着替えて、薄手のカーディガンやネックウォーマーで肩を保温しましょう。就寝時は痛みのある側の肩を下にする姿勢を避け、抱き枕などで腕の重さを分散させると夜間痛が緩和されやすくなります。

入浴でラクになっても、根本の原因を見つけることが大切です

入浴によるセルフケアは肩の痛みを和らげる有効な手段ですが、あくまで「その場の症状を緩和する」ものにすぎません。肩関節周囲炎(フローズンショルダー)の根本的な原因が解消されているわけではないんです。

当院に来院される方の中には、自己流でいろいろと試してみたけれど半年・1年以上改善しない、という方も少なくありません。五十肩の原因は姿勢のクセ、ホルモンバランスの乱れ、基礎疾患との関係など、複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどです。

だからこそ、検査によって原因を特定し、一人ひとりに合った施術を行うことが最短での改善につながります。入浴で一時的にラクになっても、翌日にはまた同じ痛みが戻ってくるという繰り返しにお心当たりがある方は、ぜひ一度ご相談ください。

最後に、整体師としてお伝えしたいこと

毎晩、肩の痛みで目が覚めて、翌朝の仕事や家事がつらい。そんな日々を「五十肩だから仕方ない」と諦めてほしくないと、私は思っています。入浴は確かに有効なセルフケアですが、それはゴールではなく、痛みのない生活を取り戻すための一つのステップです。

私自身もかつてぎっくり腰で動けなくなった経験があります。だからこそ、痛みで日常が制限される辛さは人ごとではありません。正しい原因の特定と、それに合った施術があれば、多くの方が驚くほど早く改善されるということも、これまでの臨床経験から自信を持って言えます。

一人で抱え込まずに、いつでも気軽に相談してください。あなたの肩の状態を一緒に確認しましょう。

北千住にある当院までお越しになることが難しい方へ

遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。


院長:下園

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