
院長:下園お気軽にご相談ください!

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最近、肩が上がりにくくなって車の運転が辛いと感じていませんか。シートベルトを付ける時に激痛が走ったり、ハンドルを切る動作で肩に痛みが出たり、バックミラーを確認する時に首が回らなかったり。
通勤や買い物、ご家族の送迎など、毎日の生活に車が欠かせない方にとって、五十肩の痛みは本当に深刻な問題ですよね。
でも運転をやめるわけにはいかない。だからこそ、痛みを抱えながらもなんとか運転を続けている方が多いのではないでしょうか。今日は、そんな五十肩の痛みを抱えながら運転されている方に向けて、運転時の痛みを軽減する具体的な方法や注意点をお伝えします。




五十肩で運転が辛い方を何人も診てきましたが、ちょっとした工夫で痛みはかなり楽になります


五十肩を抱えながら運転をすると、想像以上に肩への負担が大きいことに気づかされます。普段何気なくやっている運転動作が、実は肩関節に大きなストレスをかけているからです。
まず、ハンドルを握る姿勢そのものが肩に負担をかけます。特に長時間同じ姿勢でハンドルを握り続けると、肩周りの筋肉が緊張し続け、血行が悪くなって痛みが増してしまうのです。
右折や左折でハンドルを大きく切る動作は、肩関節の可動域を必要とするため、動きが制限されている五十肩の方にとっては激痛を伴うこともあります。
さらに厄介なのが、シートベルトの装着です。特に右肩に五十肩がある方は、右後ろのシートベルトを取る動作が非常に辛くなります。この動作には肩を後ろに回す動きが必要で、五十肩で最も痛みが出やすい動作の一つなんです。
バックや車庫入れの際の後方確認も大きな問題です。体をひねって後ろを見る動作は、肩だけでなく首や背中の筋肉も使うため、五十肩の痛みがさらに広がってしまうことがあります。


運転時の痛みを軽減するには、まず座席とハンドルの位置を見直すことが大切です。多くの方が意外と気づいていないのですが、座席の位置を少し変えるだけで肩への負担が大きく変わります。
座席の前後位置については、ペダルを踏んだ時に膝が軽く曲がる程度、ハンドルを握った時に肘が軽く曲がる程度の距離が理想的です。座席が遠すぎると、ハンドルを握るために腕を伸ばさなければならず、肩に余計な負担がかかってしまいます。
逆に近すぎても窮屈で肩が緊張してしまうので、ちょうど良い距離を見つけることが重要です。
背もたれの角度も見落としがちなポイントです。背もたれを倒しすぎると前かがみの姿勢になり、肩が内側に入って緊張してしまいます。逆に起こしすぎると背中が反って腰に負担がかかります。背もたれは垂直から少し後ろに倒した程度、100度から110度くらいの角度が肩への負担が少ない姿勢です。
ハンドルの高さや距離が調整できる車種であれば、ハンドルを体に近づけて、少し高めの位置に調整すると良いでしょう。これにより、肩を前に突き出さずに楽な姿勢でハンドルを握ることができます。
シートベルトの装着は、五十肩の方にとって毎回の苦痛になりがちです。しかし、ちょっとした工夫でこの痛みを軽減することができます。
右肩に五十肩がある方は、シートベルトを取る前に体全体を右に向けてから取るようにしましょう。肩だけを後ろに回そうとせず、腰から体をひねることで肩への負担を分散させることができます。左肩に五十肩がある方も同様に、体全体を使う意識を持つことが大切です。
また、シートベルトを外した後も、次に装着しやすい位置にベルトを戻しておくと良いでしょう。ベルトが肩の近くにあれば、後ろに手を伸ばす動作を最小限に抑えることができます。
車によっては、シートベルトの高さ調整ができるものもあります。調整機能がある場合は、ベルトの位置を少し低めに設定すると、取りやすくなることがあります。


ハンドル操作は運転中に最も頻繁に行う動作ですから、ここでの負担を減らすことが五十肩の悪化を防ぐ鍵になります。
まず、ハンドルの握り方を見直してみましょう。力を入れて強く握りしめると、肩や腕の筋肉が緊張してしまいます。指を軽く添える程度の力で十分ですから、リラックスした状態でハンドルを握ることを心がけてください。
右折や左折の際は、急なハンドル操作を避けることが重要です。ゆっくりとした動作でハンドルを切ることで、肩関節への急激な負担を減らせます。特に右肩に五十肩がある方は、右折時に痛みが出やすいので、早めにウィンカーを出して余裕を持った運転を心がけましょう。
車庫入れやバックの際は、無理に体をひねって後方確認をせず、バックモニターやミラーを活用することをお勧めします。最近の車にはバックカメラが装備されているものも多いので、これらの機能を積極的に使うことで、肩への負担を大幅に減らすことができます。


通勤や長距離の運転など、どうしても長時間運転しなければならない場合もあるでしょう。長時間運転は五十肩の症状を悪化させるリスクが高いので、こまめな休憩と簡単なストレッチが欠かせません。
1時間に一度は休憩を取り、車から降りて体を動かすようにしてください。パーキングエリアや道の駅などで5分程度休憩するだけでも、肩の血行が改善され、痛みの悪化を防ぐことができます。
休憩時には、肩をゆっくりと回したり、腕を前後に動かしたりする簡単なストレッチを行いましょう。ただし、痛みが強い場合は無理に動かさず、肩の力を抜いてリラックスすることを優先してください。
運転中も信号待ちなどのタイミングで、肩の力を抜いて深呼吸をする習慣をつけると良いでしょう。緊張が続くと無意識に肩に力が入ってしまいますから、意識的にリラックスする時間を作ることが大切です。


運転の前後に簡単なケアを行うことで、五十肩の悪化を防ぎ、痛みを軽減することができます。
運転前には、肩周りを温めることをお勧めします。温かいタオルを肩に当てたり、使い捨てカイロを貼ったりすることで、筋肉がほぐれて可動域が少し広がります。特に寒い季節は筋肉が硬くなりやすいので、温めてから運転することで痛みが出にくくなります。
運転後は、肩の周りをやさしくほぐすセルフマッサージが効果的です。反対側の手で痛む肩の周りを優しくさすったり、軽く押したりすることで、緊張した筋肉をリラックスさせることができます。強く押しすぎると逆効果になりますから、気持ちいいと感じる程度の強さで行ってください。
お風呂では湯船にゆっくり浸かって、肩を温めながらリラックスすることも大切です。温かいお湯の中で肩を軽く動かすと、痛みが少ない範囲で可動域を維持することができます。


運転中についやってしまいがちな、五十肩を悪化させる行動についても知っておきましょう。
まず避けたいのが、無理な動作の繰り返しです。痛いのに我慢して無理にハンドルを切ったり、後部座席の荷物を無理に取ろうとしたりすると、炎症が悪化してしまいます。痛みは体からの警告信号ですから、痛みを感じたら無理をせず、別の方法を考えることが大切です。
冷房の風が直接肩に当たり続けることも避けましょう。夏場のエアコンで肩が冷えると、筋肉が硬くなって痛みが増してしまいます。エアコンの風向きを調整したり、薄手の上着を羽織ったりして、肩が冷えないように気をつけてください。
長時間の運転を休憩なしで続けることも、五十肩には良くありません。仕事で運転することが多い方も、できるだけこまめに休憩を取るように心がけてください。


五十肩を抱えながら運転を続けなければならない場合でも、適切なケアを行えば症状の改善は十分に可能です。ただし、自己流のケアだけでは限界があるのも事実です。
五十肩は放置すると症状が長引いたり、最悪の場合は肩の可動域が制限されたまま固まってしまう「凍結肩」になってしまうこともあります。運転時の工夫やセルフケアと並行して、専門家による適切な施術を受けることをお勧めします。
当院では、五十肩の根本原因である肩関節周囲の筋肉の緊張や可動域の制限に対して、一人ひとりの状態に合わせた施術を行っています。運転が欠かせない生活を送られている方には、日常生活への影響を最小限に抑えながら、段階的に改善を目指していく方法をご提案いたします。
実際に当院に通われている患者さんの中にも、営業の仕事で毎日長時間運転されている方や、ご家族の送迎で頻繁に車を使われる方が多くいらっしゃいます。皆さん、施術と日常生活での工夫を組み合わせることで、運転時の痛みを軽減し、五十肩の改善に成功されています。
五十肩で運転が辛いからといって、生活を諦める必要はありません。適切な対処法を知り、専門家のサポートを受けながら、痛みのない快適な運転を取り戻していきましょう。一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。あなたの症状に合わせた最適な改善方法を一緒に考えていきましょう。


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