
院長:下園お気軽にご相談ください!

院長:下園お気軽にご相談ください!
顎の痛みや違和感が良くなったと思ったらまた悪化したり、月によって症状の強さが変わったりしていませんか?このように周期的に症状が変動する顎関節症に悩まされている方は実は非常に多いんです。
当院にも「顎の調子に波がある」「特定の時期になると痛みが強くなる」といったご相談が後を絶ちません。特に30代前後の女性からのご相談が圧倒的に多く、生理前になると顎の痛みが増すという声もよく聞きます。




症状が周期的に変動するのには必ず理由があります。その原因を正しく理解することが改善への第一歩です


顎の痛みや違和感が日によって違ったり、良くなったり悪くなったりを繰り返す経験はありませんか?これは決して気のせいではなく、顎関節症の大きな特徴のひとつなんです。症状が周期的に変動する背景には、いくつかの要因が複雑に絡み合っています。
まず大きな理由として挙げられるのが、日々のストレスレベルの変化です。仕事が忙しい時期や人間関係で悩んでいる時期には、無意識のうちに歯を食いしばったり、顎周辺の筋肉が緊張状態になります。この緊張が続くと顎関節への負担が増し、痛みとして現れるのです。逆にリラックスできる週末や休暇中は症状が軽減することも多いですよね。
また睡眠の質も症状の変動に大きく関わっています。睡眠不足や浅い眠りが続くと、夜間の歯ぎしりや食いしばりが強くなる傾向があり、朝起きた時に顎が痛いという症状につながります。さらに疲労が蓄積すると自律神経のバランスが崩れ、筋肉の緊張が取れにくくなるため、症状が悪化しやすくなるんです。
姿勢の変化も見逃せません。デスクワークが続いた日や長時間スマートフォンを見ていた日は、首や肩の筋肉が緊張し、それが顎周辺にも影響を及ぼします。このような生活習慣の積み重ねによって、症状に波が生まれるのです。
顎関節症は男性よりも女性に圧倒的に多く、特に20代から40代の女性の患者さんが当院でも多くを占めています。その大きな理由のひとつが女性ホルモンとの関係です。


エストロゲンという女性ホルモンには、関節や靱帯を柔らかくする作用があります。月経前や月経中はこのホルモンのバランスが大きく変動するため、顎関節が不安定になりやすく、痛みや違和感が強くなる傾向があるんです。また女性ホルモンは炎症反応にも関わっているため、月経周期に合わせて顎の炎症が悪化することもあります。
さらに月経前症候群(PMS)の時期は、イライラや不安感が増すことで無意識に歯を食いしばる頻度が高くなります。これが顎関節への負担を増やし、痛みを引き起こす悪循環を生んでしまうのです。実際に当院に来られる患者さんの中にも「生理前になると必ず顎が痛くなる」とおっしゃる方が少なくありません。
更年期に入る40代後半から50代の女性も要注意です。エストロゲンの分泌が急激に減少することで、関節の柔軟性が失われ、顎関節症の症状が新たに現れたり、以前からあった症状が悪化したりするケースがあります。
ホルモンバランスの変動は、単に関節の問題だけでなく、全身の筋肉の緊張状態にも影響を与えます。月経周期に伴う体調の変化を感じている方は、顎の症状もその一部として捉えることが大切です。基礎体温をつけたり、症状日記をつけることで、自分の体のリズムと顎の痛みの関連性が見えてくることもあります。
「顎関節症はどのくらいで治るのか」というご質問は、初めて来院される方から必ずと言っていいほど受けます。正直に申し上げると、症状の程度や原因の複雑さによって治療期間は大きく異なります。
軽度の顎関節症であれば、適切な施術と生活習慣の改善で2週間から1ヶ月程度で症状が軽減するケースが多いです。この段階では顎周辺の筋肉の緊張を緩和し、正しい顎の位置を取り戻すことで比較的早く改善が見られます。
中等度の症状の場合は、1ヶ月から3ヶ月程度の治療期間が必要になることが一般的です。この段階では関節の炎症が進んでいたり、姿勢の歪みが深く関わっていたりするため、全身のバランスを整えながら根本的な原因にアプローチしていく必要があります。
重度の顎関節症や慢性化している場合は、半年以上の治療期間を要することもあります。ただし諦める必要はありません。当院では丁寧な検査で原因を特定し、一人ひとりに合わせた治療計画を立てることで、着実に改善へと導いています。
治療の初期段階では週に1回から2回のペースで施術を受けていただき、症状の変化を細かく確認していきます。症状が安定してきたら2週に1回、そして月に1回とペースを落としていき、最終的には再発予防のためのメンテナンスへと移行します。
このように段階を踏んで治療を進めることで、症状が戻りにくい体づくりを目指します。焦らず、でも確実に前進していくことが大切なんです。
顎関節症が一度改善しても、数ヶ月後や1年後に再び症状が現れることがあります。これは決して治療が不十分だったわけではなく、生活習慣やストレスなどの要因によって再び顎関節に負担がかかってしまうためです。
再発しやすい時期やタイミングには一定のパターンがあります。仕事が忙しくなる年度末や年始、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期、女性であれば月経周期に伴うホルモンバランスの変動時期などです。こうした時期には意識的に顎への負担を減らす工夫が必要になります。
再発を防ぐためには、まず自分の症状が悪化する要因を知ることが重要です。どんな時に顎が痛くなるのか、どんな姿勢や習慣が症状を引き起こすのかを理解することで、予防策を立てやすくなります。
顎関節症の再発を防ぐためには、日々の小さな心がけが大切です。まず意識したいのが歯の接触癖(TCH)です。本来、上下の歯が接触するのは食事や会話の時だけで、1日のうちわずか20分程度と言われています。しかし無意識に歯を接触させたり軽く噛みしめている方が非常に多いんです。
デスクワークの際は1時間に1回は首や肩を動かし、顎周辺の筋肉をリラックスさせましょう。頬杖をつく癖がある方は、それが顎の位置をずらす原因になるので意識して避けてください。うつぶせ寝も顎への負担が大きいため、仰向けや横向きで寝る習慣をつけることをおすすめします。
| 避けるべき習慣 | 推奨される行動 |
|---|---|
| 頬杖をつく | 顎に手を当てない姿勢を保つ |
| 片側だけで噛む | 両側の歯でバランスよく噛む |
| 長時間のスマホ使用 | 目線の高さでスマホを見る |
| 硬い食べ物の過剰摂取 | 柔らかいものも取り入れる |
顎関節症には進行段階があり、初期・中期・重度と症状が悪化していきます。早い段階で適切な対処をすることが、改善期間を短くする鍵となります。
初期段階では、口を開け閉めする時に「カクカク」という音がする程度で、痛みはほとんどありません。この時期であれば生活習慣の見直しと簡単なセルフケアで改善することも可能です。しかし多くの方がこの段階では「そのうち治るだろう」と放置してしまいがちなんです。
中期になると音に加えて痛みが伴うようになります。硬いものを噛む時や長時間話した後に顎が疲れやすくなり、朝起きた時に顎が重く感じることも増えてきます。この段階では専門的な施術が必要になります。
重度になると口が大きく開かなくなったり、顎を動かすだけで激痛が走るようになります。
さらに顎の痛みだけでなく、頭痛や耳鳴り、首や肩の痛みといった関連症状も現れ、日常生活に大きな支障をきたすようになります。こうなる前に手を打つことが本当に大切なんです。
当院では、まず4種類の検査であなたの顎関節症の原因を徹底的に分析します。姿勢分析ソフトで全身の歪みを数値化し、筋力検査や整形外科的テストで筋肉や関節の状態を詳しく調べます。顎だけでなく首や肩、背骨の状態まで総合的にチェックすることで、本当の原因が見えてくるんです。
施術では、顎周辺の筋肉を緩めるだけでなく、全身のバランスを整えることに重点を置いています。顎関節症の多くは姿勢の歪みや首肩の緊張が関わっているため、それらを同時に改善することで症状の戻りを防ぎます。
顎関節症は放置すると確実に悪化していく症状です。しかし適切なタイミングで正しい対処をすれば、必ず改善できます。症状が周期的に繰り返されているということは、体が何かしらのサインを送っているということ。そのサインを見逃さずに、早めに対処することが何より重要なんです。
マウスピース治療で効果が感じられなかった方、病院で「様子を見ましょう」と言われて不安な方、月経周期に合わせて症状が悪化する方、どんなケースでも構いません。一人で悩み続けるのではなく、私たちにお話を聞かせてください。あなたの顎関節症が周期的に変動する理由を一緒に探り、根本から改善していきましょう。


遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

