
院長:下園お気軽にご相談ください!

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毎朝の着替えで、後ろに手が回らず困っていませんか。実は当院には五十肩によってブラジャーを着けることも外すこともできず、生活に支障が出ている方が多く来院されています。このような日常動作の困難さは、単なる痛みだけでなく女性としての尊厳にも関わる切実な問題だと感じています。
ブラジャーのホックを留める動作は、肩関節を内側にひねりながら後ろに回す複雑な動きが必要です。この動作が困難になるのは、肩関節の炎症だけでなく肩甲骨や背骨の可動域制限が重なっているからです。
多くの方が「いつまでこの不便な生活が続くのか」という不安を抱えながら日々を過ごされています。




朝の着替えが辛いという気持ち、本当によく分かります。でも適切なアプローチで改善できることも多いんです


五十肩の特徴的な症状として、特定の方向への動きが極端に制限される現象があります。その中でも後ろに手を回す「結帯動作」と呼ばれる動きは、最も困難になりやすい動作の一つです。ブラジャーのホックを留めたり外したりする際には、この結帯動作が必須となります。
肩関節は人体で最も可動域が広い関節ですが、それゆえに複雑な構造をしています。肩甲骨、上腕骨、鎖骨という三つの骨が連動し、さらに周囲の筋肉や腱、靭帯が協調して動くことで初めて滑らかな動きが実現します。
五十肩になると関節を包む袋(関節包)が炎症を起こして硬くなり、この繊細な連動が崩れてしまうのです。
当院で検査を行うと、ブラジャーの着脱が困難な方には共通した身体の特徴が見られます。肩甲骨の動きが極端に悪くなっている、背骨の回旋動作が制限されている、肩周辺の筋肉が過度に緊張しているといった状態です。これらは単独ではなく複数の問題が重なり合って、日常動作を妨げています。
後ろに手を回す動きには、肩関節の伸展と内旋という二つの動作が同時に求められます。さらに肩甲骨は下方回旋という動きをしながら、背骨に近づいていく必要があります。健康な状態であれば無意識にできるこの複雑な動きが、五十肩では痛みと可動域制限によって阻害されるのです。
加えて、背骨自体の柔軟性も重要な役割を果たしています。背中で手を合わせようとする際、背骨がわずかに回旋することで動作を補助しています。長年のデスクワークや家事などで背骨の柔軟性が低下していると、さらに肩への負担が増大し症状を悪化させる要因となります。


日常生活の不便さだけでなく、この状態を放置することには大きなリスクがあります。動かさないでいると関節はさらに硬くなり、可動域がどんどん狭くなってしまいます。医学的には「拘縮」と呼ばれる状態で、一度拘縮が進むと改善までに何年もかかることがあります。
また、痛みをかばうために反対側の肩や首、背中に過度な負担がかかり、新たな痛みを生み出すこともあります。当院に来院される方の中には、五十肩をかばっているうちに反対側の肩まで痛くなってしまったという方も少なくありません。身体は連動して動いているため、一箇所の問題が全身に波及していくのです。
さらに見逃せないのが、夜間痛による睡眠障害です。五十肩の特徴として、夜中に肩の痛みで目が覚めてしまうことがあります。慢性的な睡眠不足は自律神経のバランスを崩し、痛みに対する感受性を高めてしまうという悪循環を生み出します。
ブラジャーの着脱ができないという問題は、単なる身体的な不便さを超えて、精神的なストレスも大きくなります。毎朝の着替えに時間がかかり、外出の予定があっても億劫になってしまう。
エプロンの紐が結べない、洋服のファスナーが上げられないといった日常動作の制限が重なると、自分でできることが減っていく喪失感を味わうことになります。
特に仕事を持つ女性の場合、職場で着替えが必要な制服やユニフォームの着脱に支障が出ると、周囲に助けを求めなければならず、精神的な負担も増大します。「いつまでこの状態が続くのだろう」という先行きへの不安が、日々のストレスとなって蓄積していくのです。


当院では五十肩でブラジャーの着脱が困難な方に対して、まず徹底した検査を行います。姿勢分析ソフトを用いた身体の歪みの数値化、肩関節の可動域測定、肩甲骨の動きの評価、筋力検査など複数の角度から現在の状態を分析します。
なぜなら同じ「ブラジャーができない」という症状でも、その原因は一人ひとり異なるからです。
検査結果を基に、肩関節だけでなく肩甲骨、背骨、骨盤といった全身のバランスを整える施術を行います。硬くなった関節包の柔軟性を取り戻し、過緊張している筋肉を緩め、滞っていた血液循環を改善することで自然治癒力を高めていきます。
当院の施術は身体に優しいアプローチで、痛みの強い時期でも安心して受けていただけます。
五十肩の改善には段階があり、それぞれの時期に応じた適切なアプローチが必要です。痛みの強い急性期には炎症を抑えることを優先し、無理に動かすことはしません。痛みが落ち着いてきた時期には、徐々に可動域を広げる施術を行いながら、固まりかけている関節の柔軟性を取り戻していきます。
回復期に入ると、日常生活で必要な動作を取り戻すための施術に重点を置きます。ブラジャーの着脱という具体的な目標に向けて、結帯動作に必要な筋肉の協調性を高め、肩甲骨と肩関節の連動性を改善していきます。さらに再発を防ぐための生活習慣のアドバイスも行い、症状が戻らない身体づくりをサポートします。


インターネットで検索すると、五十肩のためのストレッチや体操がたくさん見つかります。しかし痛みの強い時期に無理なストレッチを行うと、炎症を悪化させてしまうことがあるので注意が必要です。
特に「痛いのを我慢してでも動かすべき」という情報を鵜呑みにして、強引に腕を動かすのは逆効果になる可能性があります。
自己判断でのマッサージも、力加減や場所を間違えると症状を悪化させることがあります。五十肩の痛みは肩周辺だけでなく、首や背中、腕にまで広がっていることが多いため、どこをどのようにケアすべきかは専門家の判断が必要です。
また市販の湿布や痛み止めは一時的に痛みを和らげる効果はありますが、根本的な原因を解決するものではありません。薬に頼り続けることで、身体が本来持っている治癒力を十分に発揮できなくなることもあります。
症状が長引いている場合や日常生活に支障が出ている場合は、早めに専門家に相談することをお勧めします。


「どのくらいで良くなりますか」というご質問をよくいただきます。正直にお答えすると、症状の重症度や発症からの期間、年齢や基礎疾患の有無などによって改善までの期間は大きく異なります。
早期に適切な対処を始めた方は数ヶ月で大きく改善することもありますが、長期間放置していた場合は半年以上かかることもあります。
ただし確実に言えることは、適切なアプローチを続ければ必ず改善に向かうということです。
当院に来院される五十肩の方も、初回は「本当に良くなるのか不安」とおっしゃる方が多いのですが、検査に基づいた施術を継続することで、夜間痛が消えた、腕が上がるようになった、ブラジャーが自分で着けられるようになったという変化を実感されています。
実際に当院で施術を受けられた50代女性の例をご紹介します。来院時は後ろに手が全く回らず、ブラジャーは前で留めてから回すという方法で着用していました。夜間痛もあり、痛みで寝返りが打てない状態でした。検査の結果、肩甲骨の動きが極端に悪く、背骨の柔軟性も低下していることが判明しました。
週2回のペースで施術を開始し、3週間目には夜間痛が軽減。6週間目には後ろに手が届くようになり、8週間目にはブラジャーを通常の方法で着けられるようになりました。現在は月1回のメンテナンスで良好な状態を維持されています。この方のように、適切な施術と継続的なケアで日常生活を取り戻すことは十分可能なのです。


ブラジャーの着脱ができないという悩みは、他人には相談しにくく、一人で抱え込んでしまいがちです。しかし我慢し続けても症状が改善することはなく、むしろ悪化していく可能性の方が高いのです。毎朝の着替えが憂鬱で、外出する気力も失われていくのはとても辛いことだと思います。
私は開院以来13年間、数多くの五十肩の方を診てきました。その経験から確信を持って言えるのは、原因をしっかり特定して適切なアプローチを行えば、五十肩は必ず改善に向かうということです。当院の検査は原因を明確にし、あなたが納得できる説明を心がけています。
「いつまでこの痛みと付き合わなければならないのか」という不安から解放され、制限のない日常生活を取り戻しませんか。ブラジャーを自分で着けられる、好きな服を自由に着られる、そんな当たり前の生活を一緒に取り戻しましょう。お一人で悩まず、どうぞお気軽にご相談ください。


遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

