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五十肩が長引く方必見!治療法の選び方と整体・病院の違い

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「もう何ヶ月も肩が痛いのに、整形外科では湿布と様子見だけ……本当にこれで良くなるの?」そんなふうに感じている方、きっと多いと思います。実は同じ四十肩・五十肩でも、症状の時期や状態によって効果的なアプローチはまったく異なります。

注射、リハビリ、整骨院、整体……選択肢が多すぎて、どれが自分に合っているのか判断できないという方も多いのではないでしょうか。今回は、肩の痛みに悩む方に向けて、治療の種類と選び方をできるだけわかりやすくお伝えします。

院長:下園

当院には「整形外科に何ヶ月も通ったのに改善しない」と来院される方が本当に多くいらっしゃいます。大切なのは治療の種類よりも、今の状態に合った選択ができているかどうか

目次

そもそも、なぜ肩はこんなに痛くなるの?

まず大前提として、四十肩・五十肩の正式名称は「肩関節周囲炎」といいます。肩関節を包む関節包や周辺の靭帯、腱などに炎症が起き、腕を上げる・後ろに回すといった動作が困難になる状態です。

「ある日突然、肩が上がらなくなった」という方もいれば、「じわじわ痛くなってきた」という方もいて、始まり方はさまざまです。ただ共通しているのは、放置すると症状が長期化し、数年単位で痛みや動きの制限が続くリスクがあるという点。

夜間痛で眠れない日が続くと、仕事や家事への集中力も落ちてきます。

特に発症が多いのは50代の女性で、閉経に伴うホルモンバランスの変化や、長年の姿勢の習慣、デスクワークによる肩への負担などが重なることで起こりやすくなるといわれています。

五十肩には「3つの時期」がある

この症状を正しく理解するうえでとても重要なのが、病気の進行には段階があるということです。治療法の選び方を間違えないためにも、まず自分が今どのフェーズにいるかを把握しておきましょう。

炎症期(急性期):じっとしていても痛い時期

発症から数週間〜2ヶ月ほどのフェーズです。安静時にも痛みがあり、夜間に激しく痛むことが多いのが特徴です。この時期は無理に肩を動かすと炎症を悪化させてしまうため、積極的なストレッチや強いマッサージは逆効果になることがあります。

拘縮期(慢性期):動かすと痛く、硬くなってくる時期

急性期を過ぎると、痛みの強さは少し落ち着いてくる一方で、肩関節が硬く固まり、可動域がどんどん狭くなっていくのがこの時期の特徴です。「腕を上げようとすると途中で引っかかる」「服の脱ぎ着が辛い」という状態はこのフェーズに多く見られます。

回復期(寛解期):少しずつ動けるようになる時期

徐々に可動域が広がり、日常動作が楽になってくる段階です。ただし、適切なアプローチをしないまま回復期を迎えると、完全には動かせないまま「なんとなく固い」状態が残ることもあります。

主な治療法の種類と特徴

五十肩の改善に向けたアプローチは大きく分けていくつかあります。それぞれに得意とする場面と、注意が必要な点があります。どれが「正解」かではなく、今の自分の状態と照らし合わせて考えることが大切です。

関節内注射(ステロイド・ヒアルロン酸など)

整形外科で処方される治療法のひとつで、炎症を抑えたり潤滑を補う目的で行われます。痛みを短期間で和らげる効果が期待でき、炎症期に使われることが多いアプローチです。

ただし、注射はあくまでも痛みを一時的に抑えるもので、根本的な原因を解消するものではありません。繰り返し使用すると副作用リスクも出てきますし、注射後に「楽になった」と感じて無理に動かしてしまうと、かえって状態を悪化させることもあります。

薬物療法(消炎鎮痛剤・湿布)

ロキソニンなどのNSAIDsや湿布が処方されるケースがほとんどです。手軽に使えて即効性もありますが、こちらも効果は一時的なものです。薬によっては眠気や胃腸への負担といった副作用もあるため、長期服用には注意が必要です。

「飲んでも効いている感じがしない」という声もよく聞きます。痛みを感じにくくさせることと、原因を取り除くことは別の話ですので、薬だけに頼り続けることには慎重になったほうがいいでしょう。

リハビリテーション(理学療法)

マッサージやストレッチ、関節の動きを促す運動療法が中心です。特に拘縮期から回復期にかけて可動域を広げるためのアプローチとして有効とされています。中長期的な改善に向けた根拠のある方法です。

ただし、画一的なプログラムが多く、個々の状態に細かく合わせた対応が難しいというのが現場での実感です。また週に数回、数ヶ月以上継続することが必要になるため、時間的・費用的な負担も考えておく必要があります。

整体・カイロプラクティック

整形外科とは異なるアプローチで、筋肉や関節、そして全身の骨格バランスを整えることで肩周辺の症状を改善していく方法です。検査をもとに一人ひとりの原因を分析し、手技による施術で自然治癒力を引き出していきます。

「病院では異常なしといわれたのに痛みが続く」「注射を打っても戻ってしまう」というケースでも、全身のバランスや神経・血流の観点からアプローチすることで改善が見られることがあります。肩だけを見るのではなく、身体全体のつながりの中で原因を探るのが整体の大きな特徴です。

治療法の選び方:時期と目的で変わる

どの治療法が「効く」かは、今の症状の時期と、何を目的とするかによって変わってきます。以下の表を参考にしてみてください。

時期主な目的向いているアプローチ
炎症期(急性期)痛みを和らげる安静・薬物療法・注射(炎症が強い場合)
拘縮期(慢性期)固まりをほぐす・可動域を取り戻す整体・リハビリ・ハイドロリリースなど
回復期(寛解期)動きを仕上げる・再発を防ぐ運動療法・セルフケア・整体での定期的なケア

「今は何期なんだろう?」と感じた方もいるかもしれません。実はこれを自分で正確に判断するのはかなり難しく、同じ「痛い」という状態でも、どのフェーズにあるかによって最適なアプローチがまったく変わってきます。

「整形外科と整体、どちらに行けばいいの?」という疑問

これは本当によく聞かれる質問です。結論からいうと、どちらか一方が正解というわけではなく、目的によって使い分けるのが理想的です。

まず、激しい痛みが突然始まった場合や、腱板断裂などほかの疾患との鑑別が必要な場合は、整形外科での画像検査(MRI・レントゲン)を受けることが先決です。診断をしっかりつけてもらうことは大切なステップです。

その一方で、「診断はついているのに改善しない」「様子を見ましょうと言われたまま月日が経っている」という状況であれば、別のアプローチを検討する時期かもしれません。整体では、姿勢の歪みや全身のバランスから肩の症状を引き起こしている根本的な原因を探り、個別に対応していきます。

なかなか良くならないのは「原因が特定できていない」から

私がこれまで多くの患者さんを診てきて、ひとつ確信していることがあります。それは、治療がうまくいかないケースのほとんどは、原因の特定が不十分なままアプローチが始まっていることです。

五十肩の原因は、加齢による組織の変性だけではありません。姿勢の問題、運動不足、ホルモンバランスの変化、糖尿病などの基礎疾患、日常の動作パターンなど、複数の要因が重なって起きていることがほとんどです。

だからこそ、一人ひとりの状態に合わせた丁寧な検査と分析が、改善への最短ルートになるのです。

「何年も痛みが続いている」「あちこち行ったけど変わらない」という方ほど、原因の見直しが改善のきっかけになることが多いです。

肩の痛みで「やってはいけないこと」

治療と同じくらい大切なのが、症状を悪化させない行動を知ることです。特に炎症が強い時期には、以下のことが症状の長期化につながることがあります。

  • 痛みを我慢して無理に腕を上げようとする動作
  • 痛みのある側の肩を下にして横向きで寝る姿勢
  • 自己判断で行う強いマッサージや無理なストレッチ
  • 「そのうち治るだろう」と何もしないまま放置すること

特に最後の「放置」は、意外と多くの方がやってしまいがちです。五十肩は確かに自然に良くなることもありますが、適切なケアをしないと症状が長引いたり、可動域の制限が残ったりするリスクがあります。早めに動き出すことが、結果的に改善を早めることにつながります。

夜間痛がつらいときのセルフケア

夜間痛で眠れない時期は、本当に体力的にも精神的にも消耗しますよね。完全に痛みをなくすことは難しいですが、少しでも楽に過ごせる工夫をお伝えします。

まず、寝るときは痛みのない側を下にして横向きになり、上側になった腕の下にクッションや折りたたんだタオルを挟んで肩が浮かないよう支えてあげてください。肩に余計な重さがかからなくなり、痛みが軽減されやすくなります。枕の高さも見直してみると良いでしょう。

また、就寝前に患部を温めることで血行が改善され、痛みが和らぐ場合があります。ただし炎症が非常に強い時期は温めると悪化することもあるため、判断が難しい場合は専門家に相談してみてください。

私が整体で五十肩に向き合う理由

私自身、会社員時代にぎっくり腰に悩まされた経験があります。そのとき整体(カイロプラクティック)で驚くほど改善した体験が、治療家を目指すきっかけになりました。

それ以来、「痛みを取る」ことではなく「原因を見つけて根本から整える」ことにこだわってきました。

開院して13年以上、五十肩でお困りの方も数多く来院されてきましたが、「整形外科では様子見と言われた」「注射を繰り返しているけど良くならない」というケースほど、検査でしっかり原因を特定したうえで施術すると、大きな変化が出やすい印象があります。

症状が改善されてから「腕が自由に動くってこんなに気持ちいいんですね」と言ってくれた方の笑顔は、今でもよく覚えています。痛みがなくなることは通過点で、その先に「制限なく日常を楽しめる状態」があると、私は信じています。

どの治療法が自分に合っているのか、一人では判断しにくいこともあると思います。もし今の状況で悩んでいることがあれば、ぜひ気軽に相談してください。一緒に原因を探して、あなたに合ったアプローチを考えていきましょう。

北千住にある当院までお越しになることが難しい方へ

遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。


院長:下園

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