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30-50代必見|食いしばりによる顎の痛みと頭痛の関係

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北千住西口整体院の下園です。最近、朝起きたときに顎が痛かったり、口を開けるときにカクッと音がすることはありませんか?実はこうした症状は、無意識に行っている歯の食いしばりが原因かもしれません。

デスクワークが中心で日々ストレスを感じている方は特に注意が必要です。仕事中や睡眠中に無意識で歯を強く噛みしめてしまい、それが顎関節症につながっているケースが非常に多いんです。

院長:下園

食いしばりによる顎の痛みは放置すると慢性化しやすいので、早めの対処が大切です

目次

なぜ食いしばりで顎が痛くなるのか

食いしばりは想像以上に顎へ大きな負担をかけています。人間が物を噛むときの力は自分の体重と同じくらいと言われていますが、無意識の食いしばりではそれ以上の力が加わることも珍しくありません。この強い力が長時間続くことで、顎の関節や周囲の筋肉に疲労が蓄積していくんです。

顎関節は頭蓋骨と下顎骨をつなぐ複雑な構造をしており、咀嚼筋という複数の筋肉が連動して動いています。食いしばりによってこれらの筋肉が常に緊張状態になると、筋肉の硬直や関節のズレが生じ、痛みや違和感として現れるようになります。

ストレスと食いしばりの深い関係

現代人に食いしばりが増えている大きな要因がストレスです。仕事のプレッシャーや人間関係の悩み、将来への不安など、精神的な緊張が続くと無意識に歯を噛みしめる癖がついてしまいます。特にパソコン作業中は集中しているため、知らず知らずのうちに奥歯に力が入っていることが多いんですよ。

また睡眠中の食いしばりは自覚しにくいのが厄介なところです。日中に溜まったストレスが睡眠中に表れ、朝起きたときに顎の疲労感や痛みとして気づくケースがほとんどです。

食いしばりによる顎の痛み以外の症状

顎の痛みだけでなく、食いしばりは全身にさまざまな影響を及ぼします。意外に思われるかもしれませんが、実は多くの不調が食いしばりと関連しているんです。

頭痛や首こり、肩こりは食いしばりの代表的な症状です。顎周辺の筋肉は首や肩の筋肉とつながっているため、顎の筋肉が緊張すると連動して首や肩も硬くなります。特にこめかみあたりの側頭筋という筋肉が疲労すると、緊張型頭痛を引き起こしやすくなります。

耳鳴りやめまい、耳の詰まり感を訴える方も少なくありません。顎関節は耳のすぐ近くに位置しているため、関節の異常が耳の症状として現れることがあるんです。また歯の摩耗やひび割れ、知覚過敏なども食いしばりが原因で起こります。

睡眠の質の低下にも注意

睡眠中に食いしばりが起きていると、深い眠りが妨げられて睡眠の質が低下します。朝起きても疲れが取れない、日中に眠気を感じるといった症状は、もしかすると夜間の食いしばりが影響しているかもしれません。

自分でできる食いしばり対策

食いしばりによる顎の痛みを改善するには、まず日常生活の中で意識的に対策を取ることが大切です。すぐに始められる方法をいくつかご紹介しますね。

まず日中の食いしばりに気づいたら、意識的に顎の力を抜くようにしましょう。上下の歯を軽く離して舌を上顎につける姿勢が、顎にとって最もリラックスした状態です。パソコンのモニターに「顎の力を抜く」と書いた付箋を貼っておくのも効果的ですよ。

顎周辺のマッサージやストレッチも有効です。耳の前あたりにある顎関節の周囲を指で優しく円を描くようにマッサージすると、筋肉の緊張がほぐれやすくなります。また口を大きく開けたり、左右にゆっくり動かしたりする運動を朝晩行うことで、関節の可動域を保つことができます。

ストレス管理と姿勢の改善

根本的な改善には、ストレスの軽減が欠かせません。深呼吸やストレッチ、軽い運動などで心身の緊張をほぐす時間を作りましょう。完璧主義の傾向がある方は特に注意が必要で、適度に力を抜くことも大切です。

デスクワークでの姿勢も見直してみてください。猫背になると頭が前に出て顎に余計な負担がかかります。モニターの高さを調整し、背筋を伸ばして座ることを心がけると、顎への負担が軽減されますよ。

歯科医院でのマウスピース治療について

睡眠中の食いしばりには、マウスピース(ナイトガード)の使用が一般的な対処法です。歯科医院で自分の歯型に合わせたマウスピースを作成してもらい、就寝時に装着することで歯や顎への負担を軽減できます。

マウスピースは歯の摩耗を防ぐ効果もありますが、食いしばり自体を止めるものではありません。あくまで症状を和らげるための対症療法であることを理解しておく必要があります。またマウスピースに慣れるまで違和感を感じることもあるでしょう。

ボトックス注射という選択肢

最近では咀嚼筋へのボトックス注射という治療法も選択肢の一つになっています。筋肉の過剰な緊張を抑える効果がありますが、効果は数か月で切れるため定期的な施術が必要です。また自由診療のため費用面も考慮する必要があります。

整体での顎関節症へのアプローチ

顎の痛みの原因は顎関節だけにあるわけではありません。首や肩、背骨の歪みが影響して顎に負担がかかっているケースも非常に多いんです。当院では全身のバランスを整えることで、顎への負担を根本から軽減していきます。

特に首の骨(頸椎)の位置や動きを正常化することは重要です。頸椎の歪みがあると頭の位置がずれて、顎関節に不自然な力がかかり続けます。また猫背などの姿勢の問題も、顎の症状と深く関わっています。

整体施術では顎周辺の筋肉だけでなく、首や肩、背中の筋肉の緊張をほぐし、骨格のバランスを整えていきます。自律神経の乱れも食いしばりの一因となるため、全身調整によって副交感神経を優位にし、リラックスしやすい状態を作ることも大切なアプローチです。

放置すると危険な理由

食いしばりによる顎の痛みを「そのうち治るだろう」と放置してしまうのは危険です。症状が進行すると、口を開けにくくなったり、開閉時に強い痛みが走ったりするようになります。重症化すると食事や会話にも支障をきたすことがあるんです。

また顎関節の中にあるクッションの役割をする関節円板が変形したり、ずれたりすると、元に戻すのが難しくなります。慢性化した顎関節症は治療にも時間がかかるため、早期の対応が何より重要なんですよ。

さらに全身への影響も見逃せません。慢性的な頭痛や肩こり、睡眠障害は生活の質を大きく下げてしまいます。仕事のパフォーマンスにも影響し、ストレスがさらに増えるという悪循環に陥りかねません。

まとめ

食いしばりによる顎の痛みは、現代人に非常に多い症状です。ストレスや姿勢の問題が根底にあることが多く、単に顎だけの問題ではありません。日常生活での意識的な対策と併せて、全身のバランスを整えることが根本的な改善につながります。

朝起きたときの顎の痛みや違和感、口を開けるときの音などが気になっている方は、ぜひ一度ご相談ください。あなたの症状の原因を丁寧に検査し、最適なアプローチをご提案いたします。一人で悩まず、いつでも気軽にお話を聞かせてくださいね。

北千住にある当院までお越しになることが難しい方へ

遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。


院長:下園

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