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顎関節症を20代のうちに改善すべき5つの理由

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こんにちは、北千住西口整体院の下園です。最近、20代の方から「口を開けるとカクカク音がする」「顎が痛くて食事が辛い」といったご相談が増えています。若いのになぜこんな症状が出るのか、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

実は顎関節症は20代から30代の女性に特に多く見られる症状で、決して珍しいものではありません。デスクワークやスマートフォンの長時間使用、ストレス社会という現代特有の環境が、若い世代の顎に大きな負担をかけているのです。

院長:下園

当院でも20代の患者さまが多く来院されますが、早めに対処すれば改善も早いです

目次

なぜ20代で顎関節症になってしまうのか

20代という若さで顎関節症になるなんて、と驚かれる方がいらっしゃいます。しかし厚生労働省の調査によると、顎関節に何らかの症状を持つ方は全国で約1900万人にも上り、その中でも20代から30代の女性患者が全体の約7割を占めているというデータがあります。つまり顎関節症は、むしろ若い世代に多い症状だと言えるのです。

若い世代に顎関節症が増えている背景には、現代社会特有の生活習慣が深く関わっています。デスクワークで長時間パソコンに向かう姿勢、通勤電車やベッドでのスマートフォン操作、不規則な睡眠時間、仕事のプレッシャーによる精神的ストレスなど、顎に負担をかける要因が日常生活の至るところに潜んでいます。

特に注目すべきは、柔らかい食事が中心となった食生活の変化です。硬いものをしっかり噛む機会が減ったことで、顎の筋肉や関節が十分に発達しないまま成長し、結果として顎関節が負荷に耐えられず症状が出やすくなっています。さらに20代はキャリア形成の時期でもあり、仕事のストレスから無意識に歯を食いしばったり、夜間の歯ぎしりが習慣化したりすることも大きな原因となっています。

20代の顎関節症に見られる特徴的な症状

20代で顎関節症を発症した方には、いくつかの共通した症状パターンが見られます。まず最も多いのが、口を開け閉めする際の「カクカク」「ポキポキ」という関節の音です。これは関節円板という顎の軟骨がずれることで起こる音で、初期症状として現れやすい特徴があります。

朝起きた時に顎が痛くて口が大きく開かない、硬いものを噛むと顎に痛みが走る、長時間会話をすると顎が疲れてだるくなるといった症状も典型的です。これらは日常生活に支障をきたすため、食事や人との会話が億劫になり、生活の質を大きく下げてしまいます。

さらに症状が進行すると、顎の痛みだけでなく頭痛や肩こり、耳鳴り、めまいといった関連症状が現れることもあります。顎関節は耳の近くにあり、同じ神経支配を受けているため、顎の問題が耳の症状として表れるのです。また顎周辺の筋肉が緊張すると、首や肩の筋肉にも影響が及び、慢性的な肩こりや頭痛を引き起こします。

デスクワークと顎関節症の深い関係

オフィスワーカーの方に顎関節症が多いのは、決して偶然ではありません。長時間のデスクワークは、知らず知らずのうちに顎に大きな負担をかけています。パソコン作業に集中していると、前かがみの姿勢になり、顎が前に突き出た状態が続きます。この姿勢はストレートネックや猫背を招き、首や肩の筋肉を緊張させ、その影響が顎の筋肉にも波及するのです。

また仕事中の集中時やストレスを感じている時、無意識に歯を食いしばっていることはありませんか。これは歯列接触癖(TCH)と呼ばれる習慣で、本来上下の歯は安静時には接触していないのが正常な状態です。しかし現代人の多くは無意識のうちに歯を接触させ続けており、これが顎の関節や筋肉に持続的な負荷をかけています。

スマートフォンの長時間使用も見逃せない要因です。通勤電車の中や寝る前のベッドで、うつむいた姿勢でスマホを操作する時間が長ければ長いほど、首から顎にかけての筋肉が緊張し続けます。この姿勢は顎を下に引っ張る力が働くため、顎関節に不自然な負荷がかかり続けるのです。

ストレスが引き起こす食いしばりと歯ぎしり

20代は社会人として責任が増え、人間関係やキャリアの悩みなど、さまざまなストレスに直面する時期です。精神的なストレスは、身体の緊張を引き起こし、特に顎の筋肉に大きな影響を与えます。日中の食いしばりだけでなく、夜間の歯ぎしりもストレスが原因で起こることが多く、睡眠中に無意識のうちに強い力で歯を噛みしめています。

歯ぎしりや食いしばりは、顎関節に想像以上の負荷をかけます。通常の食事での噛む力は体重程度と言われていますが、歯ぎしりの際には体重の数倍もの力が顎関節にかかるとされています。この強い力が毎晩続けば、顎の関節や筋肉が疲労し、炎症を起こして痛みが生じるのは当然のことです。

ストレスによる自律神経の乱れも、顎関節症を悪化させる要因となります。自律神経が乱れると、筋肉の緊張がさらに強まり、血流が悪化して痛みを感じやすくなります。ストレス管理と顎関節症の改善は、切り離せない関係にあるのです

マウスピース治療だけでは改善しない理由

歯科医院で顎関節症と診断されると、多くの場合マウスピース(スプリント)を作成して装着する治療が提案されます。確かにマウスピースは睡眠時の歯ぎしりから歯や顎関節を保護する効果があり、一時的に症状を和らげることはできます。しかし当院に来院される20代の患者さまの中には、「マウスピースを使っているのに良くならない」「むしろ顎の違和感が増した」という方が少なくありません。

その理由は、マウスピースはあくまで対症療法であり、顎関節症の根本原因を解決するものではないからです。顎関節症は複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状であり、姿勢の歪み、筋肉の緊張、生活習慣、ストレスといった根本的な問題にアプローチしなければ、本当の意味での改善には至りません。

さらに長期間マウスピースを使用し続けると、顎の位置がずれていくことがあり、合わないマウスピースを使い続けることで、かえって症状を悪化させてしまうケースもあります。マウスピースが悪いわけではありませんが、それだけに頼るのではなく、身体全体のバランスを整える必要があるのです。

20代のうちに改善すべき理由

「まだ若いから大丈夫」と軽く考えて放置してしまうのは、実は大変危険です。初期の顎関節症は関節の音や軽い痛み程度ですが、放置して症状が進行すると、食事や会話に支障が出たり、耳の痛みや耳鳴りといった重い症状へと発展する可能性があります。末期症状になると慢性的な激痛が顎全体、さらには顔全体にまで広がり、痛みで夜眠れなくなったり、口の開閉ができなくなるなど、日常生活に大きな支障をきたすこともあります。

また20代という若い時期に適切な治療を受ければ、身体の回復力も高く、改善までの期間も短くて済みます。逆に30代、40代と年齢を重ねてから治療を始めると、症状が慢性化しており、改善に時間がかかることが多いのです。今のうちに原因を特定し、適切な対処をすることで、将来的な重症化を防ぐことができます。

仕事やプライベートを充実させたい20代だからこそ、顎の痛みや不調に振り回されることなく、好きなものを美味しく食べて、友人や恋人と思い切り笑える日常を取り戻してほしいのです。

当院が20代の顎関節症改善を得意とする理由

当院では開院以来、多くの顎関節症の患者さまを診てきました。その経験から言えることは、顎関節症は歯列接触癖や頬杖、ストレスによる食いしばり、ストレートネックや猫背といった悪い姿勢、夜間の歯ぎしり、片側だけで噛む癖など、複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされるということです。一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

当院では丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に、全身の歪みを整え、滞っていた血液と神経の流れを正常に戻し、自然治癒力を高める施術をしています。顎だけでなく、首や肩、背骨の状態まで総合的に診ることで、根本的な原因にアプローチできるのです。

施術歴10年以上の経験豊富な施術者が、カウンセリングから検査、施術まで専属で最後まで担当しますので、症状の変化を見逃すことなく、一貫性のある質の高い治療を提供できます。男女の施術者が在籍しているため、同性に相談しやすいという強みもあります。

日常生活で気をつけるべきポイント

顎関節症を改善するためには、施術と並行して日常生活での習慣改善も欠かせません。まず意識していただきたいのは、硬い食べ物を頻繁に食べないこと、大きく口を開けすぎないこと、頬杖をつかないこと、うつぶせ寝を避けることです。これらは顎関節に負担をかける行動ですので、できるだけ控えましょう。

また片側だけの歯を使って食べる癖がある方は、両側でバランスよく噛むように意識してください。長時間のスマートフォン使用も避けるべきですが、どうしても使う必要がある場合は、目線の高さまでスマホを上げて、うつむき姿勢にならないよう工夫してください。

デスクワークの際は、1時間に1回は席を立って首や肩を回すストレッチをすることをお勧めします。定期的に身体を動かすことで、筋肉の緊張をほぐし、顎への負担を軽減できます。睡眠の質を高めることも重要で、寝る前のスマホを控え、リラックスした状態で眠りにつくことで、夜間の歯ぎしりを軽減できます。

改善までの期間と施術の流れ

「どのくらいで良くなりますか」というご質問をよくいただきます。顎関節症の改善期間は症状の程度や原因によって異なりますが、一般的には数ヶ月から半年程度で多くの方が改善されています。当院では初回の検査でお身体の状態を詳しく分析し、個人に合わせた治療計画を立てています。

軽度の症状であれば、数回の施術で大きな変化を実感される方もいらっしゃいます。一方で、長期間症状を放置していた場合や、複数の原因が重なっている場合は、もう少し時間がかかることもあります。大切なのは、早めに対処すればするほど改善までの期間も早くなるということです。

当院の自然治癒力を高める施術は、顎関節症の症状と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。実際に当院で施術を受けられた20代の患者さまからは、「痛みを気にすることなく好きなものを食べられるようになった」「夜間痛もなくなり朝スッキリ起きられるようになった」「長時間の会話でも顎が疲れなくなり楽しめるようになった」「頭痛や耳鳴りなどの関連症状も軽減され調子が良くなった」「顎に対しての不安や心配がなくなり、ストレスから解放された」といった嬉しいお声をいただいています。

一人で悩まずにご相談ください

20代という人生で最も活動的な時期に、顎の痛みや不調で悩むのは本当に辛いことだと思います。友達との食事を心から楽しめない、人前で口を大きく開けて笑えない、朝起きた時の痛みで一日が憂鬱になる、そんな日々から抜け出したいと思っているのではないでしょうか。

顎関節症は決して治らない症状ではありません。原因をしっかりと特定し、適切なアプローチをすれば、必ず改善への道が開けます。マウスピース治療で効果がなかった方、薬に頼りたくない方、手術を避けたい方も、諦めずにご相談ください。

日常生活に支障が出ている程の顎関節症や、どこに行ったらいいのか分からない症状でお困りなら、一人で悩まれずに経験豊富な私たちにご相談ください。あなたの不安や悩みに寄り添い、健康な状態を取り戻すためのサポートをさせていただきます。痛みを気にせず好きなものを食べられる、笑顔で会話を楽しめる、そんな当たり前の日常を一緒に取り戻しましょう。

北千住にある当院までお越しになることが難しい方へ

遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。


院長:下園

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