
院長:下園お気軽にご相談ください!

院長:下園お気軽にご相談ください!
最近、鏡を見て「なんだか顎が前に出てきた気がする」「受け口になったかも」と感じていませんか。実はその変化、デスクワークやスマホ使用による姿勢の崩れと深く関係しているかもしれません。
顎関節症でお困りの方の多くが、同時に猫背などの姿勢の問題を抱えていらっしゃいます。顎の痛みや違和感を感じている方は、まず自分の普段の姿勢を振り返ってみてください。




開院以来、顎の痛みで来院される方を数多く診てきましたが、検査をすると多くの方に猫背や首の前傾といった姿勢の問題が見つかるんです
デスクワークやスマートフォンの使用時間が長くなると、知らず知らずのうちに頭が前に出て背中が丸まった姿勢になってしまいます。この状態が続くと、顎の位置や筋肉のバランスに大きな影響を与えることになるんです。人間の頭部は約5キロもの重さがあり、正しい位置から前に出るほど首や顎にかかる負担が増大していきます。
猫背の状態では頭が前に出るため、顎を引いて首の後ろを伸ばすことが難しくなります。すると顎が前方に突き出た状態が常態化し、顎周辺の筋肉が過度に緊張した状態が続いてしまうのです。この筋肉の緊張が、顎の痛みや開閉時の違和感、さらには顎の形状変化にまでつながることがあります。
猫背による影響は単に見た目だけの問題ではありません。実際に顎の機能や健康に深刻な影響を及ぼすケースが多いんです。
まず一つ目は、下顎の位置が前方にずれることです。頭部が前に出ると、バランスを取るために下顎も前方に移動しやすくなります。長期間この状態が続くと、受け口のように見えたり実際に下顎が前に出てしまうことがあります。特に成長期のお子さんや20代から30代の方は骨格への影響も受けやすい時期なので注意が必要です。
二つ目は、顎関節への過度な負担です。猫背の姿勢では首や肩の筋肉が常に緊張状態にあり、この緊張が顎を動かす筋肉にも波及します。咬筋や側頭筋といった咀嚼筋が過緊張を起こすと、顎関節に過度な圧力がかかり、口を開け閉めする際に「カクカク」「ポキポキ」という音が鳴ったり、痛みが生じたりします。
三つ目は、無意識の食いしばりや歯ぎしりの増加です。猫背の状態では自律神経のバランスが乱れやすく、身体が常に緊張状態になります。その結果、日中の無意識な食いしばりや夜間の歯ぎしりが増え、顎への負担がさらに増大してしまうのです。
猫背による顎への影響が慢性化すると、顎関節症という状態に発展することがあります。顎関節症は日本で約1900万人が何らかの症状を抱えていると推定されており、決して珍しい症状ではありません。特に20代から40代の女性に多く見られ、デスクワークを中心とした仕事をされている方からのご相談が非常に多いです。
顎関節症の初期症状としては、口を開け閉めする際の関節の音や軽い痛みから始まります。しかしこれを放置してしまうと、食事や会話に支障が出たり、耳の痛みや耳鳴り、頭痛といった症状にまで広がることがあるんです。「たかが顎の音」と軽視せず、早めに対処することが大切です。
実際に顎関節症でお困りの方が訴える症状には、次のようなものがあります。
これらの症状に心当たりがある方は、すでに顎関節症が進行している可能性があります。当院に来院される方の中には、マウスピース治療を試したけれど効果がなかったという方や、歯科では原因が分からなかったという方も少なくありません。


顎の痛みや違和感を感じたとき、多くの方は歯科医院を受診されます。もちろん歯や噛み合わせに原因がある場合もありますが、実は姿勢の問題が根本原因になっているケースが非常に多いのです。マウスピースで一時的に症状が軽減しても、猫背という根本原因が解決されなければ、また同じ症状を繰り返すことになってしまいます。
当院では、まず丁寧なカウンセリングと4種類の検査を通じて、あなたの顎の問題の本当の原因を明らかにします。姿勢分析ソフトを使って身体の歪みを数値化し、筋力検査や整形外科的検査で筋肉の緊張状態や関節の動きを詳しく調べていきます。
検査の結果、猫背や首の前傾が原因と分かれば、全身のバランスを整える施術を行います。顎だけでなく首や肩、背中の筋肉の緊張を緩和し、骨格の歪みを整えることで、自然治癒力を高めながら根本からの改善を目指します。
施術と並行して、日常生活での姿勢改善も非常に重要です。どんなに良い施術を受けても、毎日の生活習慣が変わらなければ再発のリスクは高まります。
デスクワークをされている方は、パソコンのモニターの高さを調整して、目線が自然に前を向く位置に設置してください。スマートフォンを見るときも、なるべく顔の高さまで持ち上げて、首を下に向けすぎないよう意識しましょう。また長時間同じ姿勢でいることを避け、1時間に一度は立ち上がって軽いストレッチをする習慣をつけることをおすすめします。
就寝時の姿勢も大切です。うつぶせ寝は顎に大きな負担をかけるので避け、仰向けか横向きで寝るようにしてください。枕の高さも重要で、高すぎると首が前に曲がってしまうので、自分の首のカーブに合った適切な高さのものを選びましょう。
頬杖をつく癖がある方も要注意です。片側の顎だけに圧力がかかり続けると、顎の位置がずれたり関節に負担がかかったりします。気づいたらすぐにやめる習慣をつけてください。
歯科医院でマウスピース治療を受けたけれど効果を実感できなかった、痛み止めを飲んでも一時的にしか楽にならない、そんなお悩みをお持ちではありませんか。マウスピースは歯や顎への負担を軽減する装置ですが、姿勢の問題という根本原因を解決するものではありません。
また薬物療法も痛みや炎症を一時的に抑えるだけで、原因そのものにアプローチするわけではないんです。さらに長期間の服用は副作用のリスクもあり、眠気が強くなって仕事や日常生活に支障が出ることもあります。
当院に来院される方の中には、「もうどこに行ったらいいか分からない」「色々試したけどダメだった」という方が本当に多くいらっしゃいます。でも諦めないでください。原因さえ特定できれば、改善の道は必ず開けます。
当院では施術歴10年以上の経験豊富な施術者が、カウンセリングから検査、施術まで最後まで専属で担当します。担当者が変わることがないため、身体の細かな変化も見逃さず、一貫性のある質の高い施術を提供できます。男女の施術者が在籍しており、同性に相談できるのも強みです。
検査にも徹底的にこだわっています。最新の姿勢分析ソフトをはじめ、筋力検査、整形外科的テスト、動きの検査など4種類の検査で現在のお身体の状態を詳しく分析します。原因が特定できなければ、何度も同じ症状を繰り返すことになってしまいますから、検査こそが最短で改善するための第一歩なのです。
そして独自の整体技術があります。筋肉と関節の両面からアプローチして自律神経を整える当院の施術は、顎関節症をはじめとする幅広い症状に対応可能です。小さなお子さまからご高齢の方まで安心して受けていただける、身体に優しい施術を心がけています。
30代の女性会社員の方は、1ヶ月前から食べ物を噛むときに左顎が痛み、口を開けるのも辛い状態で来院されました。歯科医院では原因不明と言われ、困り果てていらっしゃったんです。検査をすると猫背による首と肩の筋肉の過緊張が、顎の咀嚼筋にまで影響していることが分かりました。
姿勢を整え、首から顎にかけての筋肉の緊張を緩和する施術を続けたところ、徐々に痛みが軽減し、今では痛みを気にせず食事を楽しめるようになっています。「もっと早く整体に来ればよかった」とおっしゃっていただけました。
このように顎関節症と当院の自然治癒力を高める施術は非常に相性が良く、劇的に改善するケースも珍しくありません。諦めずに適切な治療を受けることで、必ず道は開けます。
猫背による姿勢の崩れが顎に与える影響は想像以上に大きく、放置すると日常生活に支障をきたすほどの症状に発展することもあります。顎の痛みや違和感、形の変化を感じたら、それは身体からのサインです。
原因を明確にし、根本から改善することで、あなたは痛みを気にせず好きなものを食べたり、楽しく会話したり、快適な毎日を取り戻すことができます。症状なんかに振り回される毎日から、一緒に抜け出しましょう。
一人で抱え込まず、どうぞお気軽にご相談ください。あなたの人生を楽しんでいくためのお役に立てれば、私も心から嬉しいです。


遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

