
院長:下園お気軽にご相談ください!

院長:下園お気軽にご相談ください!
妊娠がわかって嬉しい気持ちと同時に、体調の変化に戸惑っている方も多いのではないでしょうか。特に妊娠前から自律神経失調症の症状をお持ちだった方や、妊娠してから動悸やめまい、不眠といった症状が出てきた方は、お腹の赤ちゃんへの影響が心配で夜も眠れないという声をよく耳にします。
当院にも妊娠中の体調不良でお悩みの方が多く来院されますが、皆さん共通して「薬が飲めないからどうしたらいいかわからない」「この症状が赤ちゃんに悪い影響を与えないか不安」とおっしゃいます。
今日はそんな不安を抱えているあなたに、妊娠と自律神経の関係、そして薬に頼らない対処法についてお話ししていきますね。




妊娠中の身体の変化は想像以上に大きいもの、一人で抱え込まないでくださいね
妊娠すると女性の身体は赤ちゃんを育てるために大きく変化していきます。特に注目したいのがホルモンバランスの急激な変動です。
妊娠初期から急増するプロゲステロンやエストロゲンといった女性ホルモンは、実は自律神経をコントロールしている視床下部という脳の部位にも大きな影響を与えるのです。
視床下部はホルモン分泌の司令塔であると同時に、交感神経と副交感神経のバランスを調整する自律神経の中枢でもあります。妊娠によってホルモン分泌の指令が急増すると、この視床下部が混乱状態になり、自律神経のバランスが崩れやすくなってしまうのです。


妊娠初期はつわりの症状と自律神経の乱れが重なることで、より辛い状態になりやすい時期です。吐き気や食欲不振に加えて、動悸や息苦しさ、めまい、頭痛といった症状が同時に現れることも珍しくありません。
これは身体が急激なホルモン変化に適応しようとしている証拠でもあるのですが、妊娠前から自律神経のバランスが崩れていた方は、この適応がさらに困難になる傾向があります。
また妊娠による生活リズムの変化やストレスも見逃せない要因です。仕事との両立への不安、出産への恐怖、経済的な心配など、精神的なストレスは交感神経を過剰に刺激して症状を悪化させます。


多くの妊婦さんが一番心配されるのが、自律神経の乱れが赤ちゃんに悪影響を及ぼさないかという点です。結論から言うと、軽度から中等度の自律神経症状そのものが直接的に赤ちゃんに深刻な影響を与える可能性は低いとされています。
ただし注意が必要なのは、慢性的で強いストレス状態が続いた場合です。母体が長期間にわたって強いストレスにさらされると、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が増加し、それが胎盤を通じて赤ちゃんに届く可能性があります。
また自律神経の乱れによって血流が悪化すると、赤ちゃんへの酸素や栄養の供給が一時的に低下することも考えられます。
ここで大切なのは、症状そのものよりも「心配しすぎること」が新たなストレスを生み出すという点です。不安を抱えたまま毎日を過ごすことは、交感神経をさらに優位にして症状を悪化させてしまいます。
適切な対処法を知って実践することで、多くの妊婦さんは症状を軽減させながら元気に出産を迎えられていますので、まずは安心してください。
実際に当院に通われていた妊婦さんの中にも、施術と生活習慣の改善によって妊娠中期以降は症状がほとんど気にならなくなり、無事に元気な赤ちゃんを出産された方が何人もいらっしゃいます。


妊娠中は特に妊娠初期において、薬の使用が制限されるため不安に感じる方が多いでしょう。しかし薬に頼らなくても自律神経のバランスを整える方法はいくつもあります。
まず基本となるのが生活リズムの安定化です。毎日同じ時間に起きて同じ時間に寝る、食事も規則正しく摂るという当たり前のことが、実は自律神経を整える最も確実な方法なのです。特に朝日を浴びることは体内時計をリセットして、自律神経のメリハリをつけるのに効果的です。
副交感神経を優位にする最もシンプルで効果的な方法が深呼吸です。鼻からゆっくり4秒かけて息を吸い、口から8秒かけて吐き出す腹式呼吸を1日に何度か行うだけで、心身がリラックスしていくのを実感できるはずです。お腹の赤ちゃんに酸素をたっぷり送るイメージで行うと、気持ちも前向きになりますよ。
また軽いストレッチやマタニティヨガなども、身体の緊張をほぐして血流を改善するのに役立ちます。ただし妊娠中は無理は禁物ですので、体調を見ながら気持ちいいと感じる範囲で行うことが大切です。
当院では妊娠中の方にも安全に受けていただける優しい整体施術を行っています。妊娠によって重心が変わり、骨盤周りや背中の筋肉が緊張すると、それが自律神経の乱れを引き起こす原因にもなります。
施術では身体の歪みを整えることで血流と神経の流れを正常化し、自然治癒力を高めていきます。妊娠中期以降であれば横向きの姿勢で安全に施術を受けていただけますし、妊娠初期の方には座った状態や仰向けでできる施術もご用意しています。


自律神経を整えるために、日常生活で意識していただきたいポイントがいくつかあります。まず睡眠環境の整備です。寝室の温度や湿度を快適に保ち、寝る1時間前にはスマートフォンやパソコンの使用を控えることで、質の良い睡眠が得られやすくなります。
食事面では、バランスの取れた食事と水分補給を心がけてください。特にビタミンB群やマグネシウムは神経の働きをサポートする栄養素ですので、豚肉や大豆製品、ナッツ類などを意識的に摂取するとよいでしょう。つわりで食べられない時期は無理をせず、食べられるものを少量ずつ摂取すれば大丈夫です。
また適度な運動も重要ですが、妊娠中は散歩程度の軽い運動で十分です。外の空気を吸いながら20分ほど歩くだけでも、気分転換になり自律神経のバランスが整いやすくなります。
妊娠中の不調は周りから理解されにくいこともありますが、一人で抱え込まないことが何より大切です。パートナーや家族に自分の状態を正直に伝えて、家事の分担や休息時間の確保について協力してもらいましょう。「頑張りすぎない」という選択も、赤ちゃんとあなた自身のために必要なことなのです。
また同じような経験をした妊婦さんのコミュニティに参加したり、産婦人科の助産師さんに相談したりすることで、心理的な負担が軽くなることもあります。


自律神経の乱れは多くの場合、生活習慣の改善や適切なケアで改善していきますが、症状が強い場合や日常生活に大きな支障が出ている場合は、早めに専門家に相談することをお勧めします。
例えば動悸が激しくて起き上がれない、めまいがひどくて転倒の危険がある、不眠が何日も続いて体力が低下しているといった場合は、まず産婦人科の担当医に相談してください。その上で、薬に頼らない方法として整体やカイロプラクティックを選択肢に加えることもできます。
当院では初回の検査とカウンセリングに十分な時間をかけて、あなたの身体の状態を詳しく分析します。妊娠週数や症状の程度に応じて、最適な施術プランをご提案させていただきますので、安心してご相談ください。


妊娠中の自律神経の乱れは、ホルモンバランスの変化という自然な身体の反応から起こるものです。症状が出ること自体を過度に心配する必要はありませんが、辛い症状を我慢し続けることもまた身体に良くありません。
大切なのは適切な対処法を知って実践し、必要に応じて専門家のサポートを受けながら、心身ともに穏やかな妊娠期間を過ごすことです。薬に頼らなくても身体のバランスを整える方法はありますし、実際に多くの妊婦さんが整体施術と生活改善によって症状を乗り越えてこられました。
一人で悩んで不安を抱えたまま過ごすのではなく、どうか早めにご相談ください。あなたとお腹の赤ちゃんが健やかに過ごせるよう、私たちができる限りのサポートをさせていただきます。妊娠という特別な時期を、できるだけ快適に過ごしていただきたいと心から願っています。
遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

