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【顎関節症】2週間前から噛んだり、あくびをする時に右顎が痛い
右顎の痛みで来院された女性(30代/司書)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
2週間前から食事の際、右顎の下側が痛い。また、あくびのように大きく口を開けると、左側の顎に違和感がある。歯科に行き、レントゲンを撮影し診察を受けたが、歯に異常はないといわれた。一年前から顎を開け閉めするときにボキっと音が鳴る。
来院に至るまでの経緯
2年前から仕事の役職が変わり、忙しくなった。整体は月1回で通っていた。
もともと頭痛、肩の張り、腰痛はあった。2週間前から食事の際、右顎の下側が痛い。また、大きく口を開けようとすると左側の顎に違和感がある。歯科医院に行き、レントゲン等診察してもらったが、歯自体は異常がないと診断された。
右顎の下側は詰め物をいれたばかりだった。痛みが気になり、再度詰め直してもらったが痛みは消えなかった。1年前から口を開け閉めするとボキっと顎から音が鳴っており、最近では固い物が顎の痛みで食べられなくなってしまった。
日常生活に支障が出ている顎の痛みを解消したいので、ホームページから予約して当院に来院。
検査と所見
初回カウンセリングと検査結果は以下の通り。
- 右側の咬筋、側頭筋筋、胸鎖乳突筋の過緊張
- 僧帽筋、大円筋、小円筋など背部の過緊張
- ストレートネックと猫背の影響で頸椎可動域の低下
- 右顎の開口時にクリック音あり
上記の結果から右顎の痛みの原因は、前かがみのストレートネックの姿勢。首肩の筋肉張りが酷く、頸椎の可動域を著しく低下させていた。右の咬筋と側頭筋の過緊張が強く、そのトリガーポイントが右顎の下側に痛みを起こしていたと考えられる。
施術内容と経過
頸椎の可動域が低かったため、背部、斜角筋、胸鎖乳突筋など頸部緩和の施術に重点を置いた。

- 初回~4回目/週2回ペース
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3回目で顎の痛みは、だいぶ減ってきた。痛みが減ってきた分、首肩の張りが強く感じられるようになった。
- 5回目~12回目/週1回ペース
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10回目で顎の痛みはなくなり、固い物も食べられるようになったが、首肩の張りは少しある。
- 13回目以降~現在
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13回目。左側の歯は治療中のため、右顎で噛む機会が増えたが、右顎の痛みは出なかった。
右顎の痛みや、左顎の違和感等、気にならなくなったが、今後も仕事などで首肩の張りは発生しやすい。その解消と顎関節症の再発防止のため、現在も2週に1回、体を調整して良い状態を維持している。
以下ご本人のメッセージ
突然、顎の痛みで食事がしづらくなったので、困っていました。歯科では異常なしと言われましたが、詰め物の違和感もあり再調整しても痛みは残ったまま。1年前から顎を動かすとボキっと音がしていたのも気になっていました。
こちらの整体で顎だけでなく全身を見て調整していただいたことで、少しずつ痛みがやわらぎ、今では顎の痛みはありません。頭痛も出なくなり快適になりました。これからもよろしくお願いします。
院長からのコメント

嬉しいご感想をいただき、ありがとうございます
お仕事のご多忙によりお体への負担が積み重なり、元々あった姿勢の歪み、頭部、首肩の張りが限界を超えて、顎の痛みに影響していました。顎の痛みは噛み合わせや筋肉の緊張、姿勢のバランスとも関係が深いため、全身を丁寧に整えることで自然と楽になっていきます。
これからも再発しにくい身体づくりを一緒に続けていきましょう。
顎関節症でお悩みなら…
顎関節症について解説しているこちらのページもお読みください。

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根本改善を目指す当院では、原因特定のために初回の多くの時間を問診と検査に費やしています。
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