【椎間板ヘルニア】座薬も効かない絶望的な坐骨神経痛が改善

数か月前に椎間板ヘルニア（腰椎）と診断された男性（40代/タクシー運転手）の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

９か月前、急性腰痛になり、整形外科を受診したところ椎間板ヘルニアと診断された。その時は２週間かけて良くなった。

１ヵ月前から坐骨神経痛が出た。痛みが強いので４時間おきに座薬を入れて、痛みを抑えている。腰、お尻、足にかけての強い痛みを解消したい。

タクシー運転手を長年やっており、ずっと腰痛持ちだった。９か月前、急性腰痛になり、整形外科を受診したところ椎間板ヘルニアと診断された。この急性腰痛は２週間で良くなった。

その後、１ヵ月前から坐骨神経痛が出るようになった。痛みが強く４時間おきに座薬を入れて痛みを抑えている。

特に運動はしておらず、歩く機会も少ない。一日1000歩程度。鍼灸で鍼を打ってもらったが変化なかった。タクシーの仕事は夜間～明け方にかけて働いている。坐骨神経痛が車の乗り降りなどで辛く、仕事にも影響が出てきたため、何とかしたいと思いネットで検索し当院へ来院。

初回カウンセリングと検査結果は以下の通り。

上記の結果から、仕事中の猫背の姿勢が、左の脊柱起立筋、腰方形筋、梨状筋の筋拘縮を招き、激しい腰痛、坐骨神経痛をもたらした原因と判断。

股関節の可動域が低かったため、腰部、臀筋、下腿の筋肉緩和の施術に重点を置いた。

初回～10回目/週2回ペース: 初回施術後、2日間は楽だった。その翌日シートベルトを付ける時に腰が痛かった。また左の臀部も痛かった。４回目、順調に良くなり4時間おきの座薬が8時間に伸びた。6回目、座薬の効果が切れると痛みが出てくるが、初回時の痛みにくらべ60％程度となった。9回目、座薬の使用が12時間おきに伸びた。
11回目～20回目/週1回ペース: 13回目、坐骨神経痛はほぼなくなり、座薬が無くても平気な感じがするが、痛みが出るのが怖いので座薬をまだ入れている。14回目、座薬から弱い薬に変えた。その薬を服用している状態で初回時にくらべ痛みのレベルは30％程度。17回目鎮痛薬は完全にやめた。20回目坐骨神経痛はなくなった。
20回目以降～現在: あれから腰痛、坐骨神経痛の症状はでていない。27回目、右のハムストリングスの張りがでたり、身体の不調が出る事があるが、施術によって解消している。２週に1回のペースで通っていて再発せずにいる。