
院長:下園お気軽にご相談ください!

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こんにちは、北千住西口整体院の下園です。お尻から足にかけての痛みやしびれでお悩みの方から「坐骨神経痛って高齢者の病気だと思っていたのに、なぜ自分が」という声をよく耳にします。実は坐骨神経痛は年齢によって発症しやすい時期があり、その原因も年代ごとに異なることをご存知でしょうか。
20代の方でも突然発症することがありますし、逆に60代でも適切なケアをしていれば予防できるケースも多いのです。今回は開院以来、数多くの坐骨神経痛の患者さまを診てきた経験から、年代ごとの発症傾向と原因、そして改善へのアプローチについて詳しくお伝えしていきます。


年代によって原因が違うからこそ、まずはあなたの症状の本当の原因を見つけることが大切です


坐骨神経痛は一般的に40代から50代にかけて発症率が高まるとされており、これは加齢に伴う椎間板や脊柱の変化が関係しています。厚生労働省の調査でも腰痛を訴える人の割合は40代以降で急増しており、その中には坐骨神経痛の症状を抱えている方も相当数含まれています。
当院にも10代から80代まで幅広い年代の方が坐骨神経痛でお越しになりますが、それぞれの年代で発症のメカニズムや引き金となる要因が大きく異なることが分かっています。つまり年齢は発症リスクの一つの指標に過ぎず、生活習慣や体の使い方、職業などが複雑に絡み合って症状が現れるのです。
若い世代で坐骨神経痛を発症する場合、最も多い原因は腰椎椎間板ヘルニアです。学生時代の激しいスポーツ活動や重いものを持ち上げる動作、長時間のデスクワークなどで椎間板に負担がかかり、神経を圧迫してしまうケースが目立ちます。
実際に当院にも20代のIT企業勤務の方が「座りっぱなしの仕事でお尻から足にかけて痛みが走るようになった」と来院されることが少なくありません。若いからといって油断せず、長時間同じ姿勢を続けることや急激な運動は避けるべきです。また梨状筋症候群といってお尻の筋肉が硬くなり神経を圧迫するタイプも若年層に見られます。


この年代では早期発見と早期対処が何より重要です。症状を我慢して放置すると慢性化しやすく、20代や30代という働き盛りの時期にキャリアや日常生活に大きな支障をきたしてしまいます。デスクワークが中心の方は1時間に一度は立ち上がって軽くストレッチをする、スポーツをする方は準備運動と体のケアを怠らないといった予防策が効果的です。
この年代は統計的にも坐骨神経痛の発症が最も多い時期といえます。40代に入ると椎間板の水分量が減少し始め、クッション機能が低下することで神経への圧迫が起こりやすくなります。さらに仕事や育児による長年の負担が蓄積し、体の歪みも顕著になってくる時期です。
中年層では腰椎椎間板ヘルニアに加えて、変形性腰椎症や腰椎すべり症といった骨の変形を伴う症状も増えてきます。当院には事務職の40代女性が「デスクワークと育児で慢性的に腰が重く、最近足のしびれも出てきた」と相談に来られることがよくあります。この年代の特徴は慢性化しやすいことです。
40代以降は「まだ大丈夫」という過信が禁物です。違和感を感じた段階で専門家に相談し、根本的な原因を突き止めることが悪化を防ぐ鍵となります。日常生活では体重管理や適度な運動習慣を取り入れ、腰への負担を減らす工夫が必要です。デスクワークの方は椅子の高さや座り方を見直すだけでも症状の進行を遅らせることができます。


高齢になると腰部脊柱管狭窄症が坐骨神経痛の主な原因となります。これは加齢により脊柱管という神経の通り道が狭くなり、神経を圧迫してしまう状態です。特徴的なのは「歩いているとだんだん足が痛くなりしびれてくるが、少し休むと楽になる」という間欠性跛行と呼ばれる症状です。
当院にも建設業を退職された60代の男性が「若い頃の重労働が影響しているのか、最近歩くのが辛くなってきた」と来院されました。高齢層の坐骨神経痛は若年層に比べて改善に時間がかかる傾向がありますが、決して諦める必要はありません。適切な施術と生活習慣の改善で痛みを軽減し、日常生活の質を向上させることは十分に可能です。
この年代では症状の悪化を防ぐことが最優先となります。排尿や排便に異常が出た場合は馬尾症候群という深刻な状態の可能性があるため、すぐに医療機関を受診してください。また転倒による骨折などのリスクも高まるため、痛みで歩行が不安定になっている場合は早めに専門家のサポートを受けることをおすすめします。
ここまで年代別の特徴をお伝えしてきましたが、どの年代にも共通して言えることがあります。それは坐骨神経痛の原因は一人ひとり異なり、検査なしには特定できないということです。
同じ40代でも椎間板ヘルニアが原因の方もいれば、梨状筋症候群や仙腸関節の問題が隠れている方もいます。年齢という要素は確かに発症リスクを左右しますが、それだけで判断することはできません。だからこそ当院では初回の多くの時間を問診と検査に費やし、あなたの坐骨神経痛がなぜ起きているのかを徹底的に分析します。
施術で症状を改善した後も、再発を防ぐためには日常生活の見直しが不可欠です。長時間の座位姿勢、体重の増加、運動不足、ストレスなどは年齢を問わず坐骨神経痛のリスク要因となります。当院では施術後のアフターケアとして生活習慣のアドバイスもしっかりとお伝えし、健康な状態を維持できるようサポートしています。


北千住西口整体院では年齢や症状の状態に応じて、最適な施術プランをご提案しています。若年層には早期改善と再発防止を重視したアプローチを、中高年層には根本原因の特定と生活習慣改善を含めた総合的なケアを、高齢層には安全性を最優先にしながら痛みの軽減と生活の質向上を目指した施術を行います。
当院の強みは検査を徹底することです。姿勢分析ソフトによる数値化、筋力検査、整形外科的テスト、動きの検査という4種類の検査で、あなたの坐骨神経痛がどこから来ているのかを明らかにします。原因が分かれば不安も解消されますし、改善への道筋も見えてきます。
当院の施術は筋肉と関節の両面からアプローチし、滞っていた血液や神経の流れを正常に戻すことで自然治癒力を高めていきます。ボキボキと骨を鳴らすような施術ではなく、体に優しい方法ですので、小さなお子さまからご高齢の方まで安心して受けていただけます。薬に頼りたくない方や手術を避けたい方にも多くご利用いただいています。


坐骨神経痛は確かに年齢と関係がある症状ですが、何歳であっても改善の可能性はあります。20代で発症しても早期に対処すれば短期間で改善しますし、60代や70代でも適切な施術とケアで痛みを大幅に軽減できた方を私は何人も見てきました。
大切なのは年齢を言い訳にせず、今のあなたの体に何が起きているのかを正確に把握することです。そして原因に合わせた適切なアプローチを行い、再発しない体づくりを目指すことです。坐骨神経痛は放置すると悪化し、歩行困難や日常生活に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
もしあなたが「この年齢だからもう治らないかもしれない」「若いのになぜ自分が」と一人で悩んでいるなら、どうか諦めずに私たちにご相談ください。
開院以来、幅広い年代の坐骨神経痛の患者さまと向き合ってきた経験と、丁寧な検査に基づく施術で、あなたの痛みを改善へと導きます。症状に振り回される毎日から抜け出し、年齢を気にせず人生を楽しめる体を一緒に取り戻しましょう。


遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

