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坐骨神経痛の原因を徹底解説|症状別チェックポイント

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こんにちは、北千住西口整体院の下園です。最近、お尻から太ももにかけてズキズキした痛みやしびれを感じていませんか。デスクワークで長時間座っていると症状が強くなったり、朝起きたときに足に力が入りづらかったりする方が増えています。

実はこうした症状は坐骨神経痛の可能性が高く、年齢や生活習慣によって起こる理由が大きく異なるんです。

当院には開院以来、お尻から足にかけての痛みやしびれでお困りの方が数多く来院されていますが、検査をしてみると皆さん原因がバラバラなんですよね。

20代の方と60代の方では全く違う理由で同じような症状が出ていることも珍しくありません。原因が分からないまま痛み止めだけに頼っていても、根本的な解決にはならないことがほとんどです。

院長:下園

坐骨神経痛の原因は一つではなく、年齢や生活習慣によって複雑に絡み合っているので、まずは自分の状態を知ることが改善への第一歩です

目次

坐骨神経痛とは何か

坐骨神経痛というのは病名ではなく、腰から足にかけて伸びている坐骨神経が何らかの理由で圧迫されたり刺激されたりすることで起こる症状の総称なんです。

お尻や太ももの裏側、ふくらはぎ、さらに足先まで痛みやしびれが広がることもあり、人によって症状の出方や強さは様々です。電気が走るようなピリピリした感覚を訴える方もいれば、重だるい鈍痛が続くという方もいらっしゃいます。

坐骨神経は人間の体の中で最も太く長い神経で、腰椎から出た神経が束になってお尻を通り、太ももの裏側を下って足先まで伸びています。この神経のどこかで圧迫や炎症が起きると、腰だけでなく足全体に症状が出てしまうわけです。

厚生労働省の調査でも、腰痛は日本人が訴える自覚症状のトップで、その中には坐骨神経痛を伴っている方も相当数含まれているとされています。

年代別に見る坐骨神経痛が起こる理由

当院で多くの患者さんを診てきた経験から言えるのは、坐骨神経痛の原因は年齢によって大きく異なるということです。若い方と高齢の方では体の構造や負担のかかり方が違うので、同じ症状でも背景にある問題は全く別物なんですよね。ここでは年代ごとに多く見られる原因をご紹介していきます。

20代から40代に多い椎間板ヘルニア

比較的若い世代に多いのが腰椎椎間板ヘルニアです。背骨の骨と骨の間でクッションの役割を果たしている椎間板が、何らかの負担で飛び出してしまい、神経を圧迫することで痛みやしびれが起こります。デスクワークで長時間座りっぱなしの方や、重い荷物を頻繁に持ち上げる仕事をしている方に多く見られる傾向があります。

特に前かがみの姿勢を長く続けると椎間板への圧力が高まり、ヘルニアのリスクが上がってしまうんです。スポーツをされている方でも、無理な体勢でのトレーニングや急な動作の繰り返しが原因になることがあります。この年代の方は仕事も家庭も忙しく、体の違和感を我慢してしまいがちですが、早めに対処することが大切です。

50代以上に増える脊柱管狭窄症

50代を過ぎると加齢による骨や靭帯の変化で脊柱管狭窄症が起こりやすくなります。背骨の中を通る神経の通り道である脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されることで症状が出るんです。特徴的なのは歩いていると足に痛みやしびれが出てきて、少し休むと楽になるという間欠性跛行と呼ばれる症状です。

この症状は椎間板ヘルニアとは異なり、立ったり歩いたりする動作で悪化し、前かがみになったり座ったりすると軽減するのが特徴です。長年の姿勢の癖や骨の変形が積み重なって起こるので、中高年の方に圧倒的に多く見られます。放置すると歩ける距離がどんどん短くなってしまうので注意が必要です。

どの年代でも起こり得る梨状筋症候群

お尻の奥にある梨状筋という筋肉が硬くなったり緊張したりして、その下を通る坐骨神経を圧迫することで起こるのが梨状筋症候群です。長時間の座位姿勢や運動不足、お尻の筋肉の使いすぎなどが原因で、年齢に関係なく発症する可能性があります。特にデスクワークの方やタクシー運転手の方など、座っている時間が長い職業の方に多く見られます。

また、足を組む癖がある方や、片側だけに体重をかけて立つ癖がある方も要注意です。骨や椎間板に問題がなくても筋肉の状態が悪いだけで坐骨神経痛が起こることもあるので、画像検査で異常がないと言われた方でもこの可能性を考える必要があります。

生活習慣から見た坐骨神経痛の発症要因

年齢以外にも日々の生活習慣が坐骨神経痛を引き起こす大きな要因になっています。当院に来られる患者さんのほとんどが、何かしら生活の中に原因となる習慣を持っているんです。自分の生活を振り返ってみて、当てはまるものがないかチェックしてみてください。

長時間の座位姿勢が与える影響

現代人に最も多いのがこのパターンです。デスクワークやテレワークで一日中パソコンの前に座っている方が増えていますが、長時間座り続けることは腰や骨盤周りの筋肉を硬くし、椎間板への圧力を高めてしまいます。特に姿勢が悪いまま座っていると負担は倍増するんです。

座っている時間が長いと骨盤が後ろに傾き、腰椎のカーブが失われてしまいます。この状態が続くと椎間板や神経根への負担が大きくなり、やがて坐骨神経痛の症状が現れてくるわけです。一時間に一度は立ち上がって軽く体を動かすことが予防につながります。

肉体労働による過度な負担

重い荷物を持ち上げる仕事や中腰での作業が多い方も坐骨神経痛のリスクが高まります。配送業や介護職、建設業など体を使う仕事では腰や骨盤に繰り返し負担がかかり、椎間板や筋肉にダメージが蓄積していくんです。特に無理な姿勢での持ち上げ動作は椎間板ヘルニアの大きな原因になります。

また、疲労が溜まった状態で作業を続けると筋肉の柔軟性が失われ、急な動作でぎっくり腰や坐骨神経痛を引き起こすこともあります。体を使う仕事だからこそ、日頃のメンテナンスとケアが何より重要なんです。仕事だからと痛みを我慢し続けると、最終的には仕事ができない状態まで悪化してしまう可能性があります。

運動不足と筋力低下

意外と見落とされがちなのが運動不足です。腰回りや体幹の筋肉が弱くなると、背骨を支える力が低下して椎間板や関節への負担が増えてしまいます。特にコロナ禍以降、外出や運動の機会が減って筋力が落ちている方が本当に増えました。

筋肉は使わないとどんどん衰えていきます。体を支える力が弱まると姿勢も崩れやすくなり、結果として坐骨神経痛を引き起こすリスクが高まるんです。年齢を重ねるほど筋力低下のスピードは速くなるので、意識的に体を動かす習慣をつけることが大切です。

体重増加が及ぼす負担

体重の増加も無視できない要因です。体重が増えれば増えるほど、腰椎や椎間板、骨盤にかかる負担は大きくなります。特にお腹周りに脂肪がつくと重心が前に移動し、腰を反らせた姿勢になりやすく、腰部への負担がさらに増してしまうんです。

数キロの体重増加でも日常的に腰にかかる負荷は相当なものになります。食生活の乱れや運動不足が重なると悪循環に陥り、坐骨神経痛だけでなく様々な体の不調を引き起こす原因になってしまいます。適正体重を維持することも症状改善の重要なポイントです。

坐骨神経痛を放置するとどうなるのか

坐骨神経痛の症状を感じながらも、忙しさや我慢できる程度だからと放置してしまう方が少なくありません。しかし放置すると症状はどんどん進行し、日常生活に深刻な影響を及ぼすようになります。最初は軽いしびれ程度だったものが、次第に激しい痛みに変わり、歩くのも辛い状態になってしまうケースも珍しくないんです。

重症化すると足の筋力が低下して思うように動かせなくなったり、感覚が鈍くなったりする麻痺症状が現れることもあります。さらに深刻な場合は排尿や排便のコントロールが難しくなる馬尾症候群という状態に至ることもあり、こうなると緊急の医療処置が必要になります。

また慢性的な痛みは精神的なストレスも大きく、睡眠障害やうつ症状を引き起こすこともあるので早期の対処が本当に重要なんです。

坐骨神経痛が起こる原因を見極めるために

ここまでお話ししてきたように、坐骨神経痛には様々な原因があり、一人ひとり状況が異なります。だからこそ、あなたの症状がどこから来ているのかを正確に見極めることが改善への第一歩になるんです。画像検査で骨や椎間板の異常が見つかる場合もあれば、筋肉の緊張や姿勢の歪みが主な原因になっている場合もあります。

当院では丁寧なカウンセリングと4種類の検査を通じて、あなたの坐骨神経痛がなぜ起こっているのかを明らかにしていきます。姿勢分析ソフトで体の歪みを数値化し、筋力検査や整形外科的テストで神経や筋肉の状態を細かくチェックしていくんです。原因が分かれば不安も軽減されますし、何より適切な対処法が見えてきます。

痛み止めや湿布で一時的にしのいでいる方、どこに行ったらいいか分からず悩んでいる方、手術を勧められたけれど避けたいと思っている方は、一度私たちにご相談ください。坐骨神経痛の原因は複雑で、複数の要因が絡み合っていることが多いからこそ、検査に基づいた施術が何より大切です。

一人で悩まず、いつでもお気軽にお声がけくださいね。あなたの症状を根本から改善し、痛みを気にせず毎日を楽しめる体を一緒に取り戻していきましょう。

北千住にある当院までお越しになることが難しい方へ

遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。


院長:下園

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