
院長:下園お気軽にご相談ください!

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腰からお尻、太ももにかけての痛みやしびれが続いていて、今すぐどうにかしたいと思っていませんか?ドラッグストアで手軽に買える湿布を使ってみようかと考えている方も多いと思います。
でも、坐骨神経痛に湿布を貼るなら、正しい使い方を知っておかないと効果を実感できないかもしれません。北千住西口整体院の下園です。今日は坐骨神経痛でお悩みの方が湿布を使う際に知っておいてほしいことをお話しします。


湿布だけでは根本的な解決にならないこともあるので、正しい知識を持って対処していきましょう
開院してから13年、当院には腰から足にかけての痛みやしびれで悩まれている方がたくさん来院されています。その中で「まず湿布を試してみた」という方は本当に多いです。
仕事が忙しくてすぐに病院に行けない、家事や育児で自分のことは後回しになってしまう、そんな状況の中で手軽に試せる湿布は魅力的な選択肢ですよね。実際、ドラッグストアに行けばロキソニンテープやモーラステープ、フェイタスなど様々な種類の湿布が並んでいて、どれを選べばいいのか迷ってしまうほどです。


湿布には消炎鎮痛成分が含まれていて、患部の炎症を抑えたり痛みを和らげたりする効果が期待できます。特に急性期の痛みに対しては、一時的な痛みの緩和として役立つこともあります。
ただし、ここで大切なのは「一時的な痛みの緩和」という部分です。湿布は表面的な対症療法であって、坐骨神経痛の根本的な原因を解決するものではないということを理解しておく必要があります。


坐骨神経痛で湿布を使う場合、どこに貼るかが重要になってきます。痛みやしびれを感じている部位は人によって異なりますので、自分の症状に合わせて貼る場所を選ぶことが大切です。
腰部に痛みがある場合は腰椎の周辺、お尻に痛みがある場合は臀部の筋肉、太ももの裏側に痛みがある場合は大腿後面といった具合に、実際に痛みを感じている場所に貼るのが基本になります。
ただし、坐骨神経痛の場合は痛みを感じている場所と実際の原因となっている場所が異なることも多いです。例えば、太ももに痛みがあっても、実際には腰部の神経根が圧迫されていることが原因だったりします。このような場合、太ももだけに湿布を貼っても根本的な改善にはつながりにくいのです。
湿布には大きく分けて冷感タイプと温感タイプがあります。どちらを選ぶかは症状の段階によって変わってきます。急性期で炎症が強く熱感がある場合は冷感湿布を選ぶのが一般的です。冷やすことで炎症を抑え、痛みを和らげる効果が期待できます。
一方、慢性期で筋肉が硬くなっている場合は温感湿布を使うことで血行を促進し、筋肉の緊張をほぐす助けになります。
ただし、これは一般論であって、実際には個人差が大きいのも事実です。冷やした方が楽になる人もいれば、温めた方が楽になる人もいます。自分の体の反応をよく観察して、どちらが合っているか判断することが大切です。もし判断に迷う場合は、専門家に相談することをおすすめします。


湿布は手軽に使える反面、いくつか注意しなければならない点があります。まず、長期間の使用は皮膚のかぶれやかゆみを引き起こす可能性があります。特に同じ場所に何日も貼り続けると、皮膚トラブルのリスクが高まります。
また、消炎鎮痛成分が含まれている湿布の場合、成分が皮膚から吸収されて全身に回るため、胃腸障害などの副作用が出ることもあります。
妊娠中の方や授乳中の方、他の薬を服用している方は、湿布を使う前に医師や薬剤師に相談することをおすすめします。特に妊娠後期の方は使用を避けるべき成分が含まれている湿布もありますので注意が必要です。
湿布を貼って一時的に痛みが和らいだからといって、それで解決したと思い込んでしまうのは危険です。坐骨神経痛は放置すると歩行困難や座ることさえできなくなり、重度になると排尿・排便障害を引き起こすこともあるからです。湿布はあくまでも対症療法であって、根本的な原因を取り除くものではありません。
当院に来院される方の中にも、最初は湿布でごまかしていたけれど、だんだん効かなくなってきて、気がついたら日常生活に支障が出るまでになっていたという方が少なくありません。早い段階で適切な対処をしていれば、もっと早く改善できたケースも多いのです。


坐骨神経痛を本当に改善するためには、まず原因を特定することが何より大切です。椎間板ヘルニアなのか、脊柱管狭窄症なのか、梨状筋症候群なのか、それとも複数の要因が絡み合っているのか。原因が違えば、当然アプローチの仕方も変わってきます。
当院では、カウンセリングと4種類の検査を通じて、あなたの症状の原因を丁寧に分析していきます。
姿勢分析ソフトを使った身体の歪みの数値化、筋力検査、整形外科的テスト、動きの検査など、様々な角度から身体の状態を確認します。これらの検査結果を総合的に判断することで、表面的な症状だけでなく、隠れた根本原因を見つけ出すことができるのです。
原因が特定できたら、次は施術です。当院の施術は、筋肉と関節の両面からアプローチして、滞っていた血液や神経の流れを正常に戻し、自然治癒力を高めていくものです。薬や手術に頼らず、身体が本来持っている回復力を最大限に引き出すことを目指しています。
実際、当院の施術を受けて改善された方からは「デスクワークに集中できるようになった」「夜ぐっすり眠れるようになった」「階段の上り下りが楽になった」「休みの日に買い物や趣味を楽しめるようになった」といった声をいただいています。症状が改善することで、生活の質が大きく変わるのを実感されているのです。
湿布を使いながらでも、自宅でできるセルフケアを取り入れることで、より効果的に症状と向き合うことができます。まず大切なのは、長時間同じ姿勢を続けないことです。デスクワークの方は1時間に一度は立ち上がって軽く身体を動かす、立ち仕事の方はこまめに座って休憩を取るなど、身体に負担をかけ続けないよう工夫してください。


また、適度な運動やストレッチも効果的です。ただし、痛みが強い時期に無理に動くのは逆効果になることもあります。どのような運動やストレッチが自分に合っているのか、専門家のアドバイスを受けながら進めていくのがベストです。


湿布は手軽に試せる対処法として有効ですが、それだけで坐骨神経痛を根本から改善することは難しいというのが正直なところです。一時的に痛みが和らいだとしても、原因が解決していなければ、またすぐに痛みが戻ってきてしまいます。
何度も繰り返す痛みに悩まされ、日常生活に支障が出ているなら、一人で抱え込まずに専門家に相談してください。
当院では、施術歴10年以上の経験豊富な施術者が、カウンセリングから検査、施術まで専属で最後まで責任を持って担当します。あなたの症状の原因をしっかりと特定し、最短で改善するための治療計画をご提案します。
湿布でごまかす日々から抜け出して、痛みを気にせず好きなことを楽しめる生活を取り戻しませんか。いつでもお気軽にご相談ください。


遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

