
院長:下園お気軽にご相談ください!

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こんにちは、北千住西口整体院の下園です。お尻から太もも、ふくらはぎにかけての痛みやしびれに悩まされていませんか?デスクワークが続くと特に辛くなる、朝起きたときに足に違和感がある、そんな症状でお困りの方が最近とても増えています。
痛みがあると仕事に集中できないし、趣味や旅行も楽しめなくなってしまいますよね。病院に行く時間もなかなか取れない中で、まずは自分でできることから始めたいというお気持ち、とてもよく分かります。坐骨神経痛は適切なアプローチをすれば症状を和らげることができる症状なんです。


今日は自宅でできる体操と、なぜそれが効果的なのかを分かりやすくお伝えします
体操がなぜ効果的なのか、その理由を知っておくことはとても大切です。坐骨神経は腰から足先まで伸びる太くて長い神経で、お尻の筋肉や腰椎周辺で圧迫されると痛みやしびれが生じます。適切な体操を行うことで筋肉の緊張がほぐれ、神経への圧迫が軽減されるんですね。
特にデスクワークや運転など長時間座る姿勢が多い方は、お尻の深部にある梨状筋という筋肉が硬くなりやすく、この筋肉の下を通る坐骨神経を圧迫してしまいます。
また腰椎周辺の柔軟性が低下すると、椎間板への負担が増えて神経根を刺激することもあります。体操によってこれらの筋肉をほぐし、関節の動きを改善することで血流が良くなり自然治癒力が高まるというわけです。
ここからは実際に自宅でできる体操をご紹介していきます。ただし痛みが強い場合や、動かすことで症状が悪化する場合は無理をせず、まず専門家に相談してくださいね。


仰向けに寝た状態で片方の膝を曲げ、その足首をもう片方の膝の上に乗せます。下側の太ももを両手で抱え込むようにして、ゆっくりと胸の方へ引き寄せてください。このときお尻の奥がじんわりと伸びる感覚があれば正しくできています。この姿勢を30秒ほどキープし、反対側も同様に行います。
この体操は梨状筋という坐骨神経を圧迫しやすい筋肉を効果的にストレッチできます。力任せに引っ張るのではなく、呼吸を止めずにゆっくりと伸ばすことがポイントです。朝起きたときと夜寝る前の1日2回行うと良いでしょう。


四つん這いの姿勢から始めます。息を吸いながら背中を丸め、おへそを覗き込むように頭を下げてください。次に息を吐きながら背中を反らせ、顔を上げて天井を見るようにします。この動きをゆっくりと10回繰り返しましょう。
猫が伸びをするような動きですが、これは腰椎の柔軟性を保ち椎間板への負担を分散させる効果があります。動きは大きくなくても構いませんので、痛みのない範囲でゆっくりと行うことを心がけてください。


床に座って両足を前に伸ばします。片方の膝を曲げて、足の裏をもう片方の太ももの内側につけてください。伸ばしている足のつま先に向かって、背筋を伸ばしたまま上体をゆっくりと倒していきます。太ももの裏側が伸びているのを感じながら20秒ほどキープし、反対側も同様に行います。
太ももの裏側の筋肉が硬いと骨盤が後ろに傾き、腰への負担が増えてしまいます。このストレッチで筋肉の柔軟性を保つことは、坐骨神経への負担軽減につながるんです。
効果的な体操でも、やり方を間違えると症状を悪化させてしまう可能性があります。ここからは絶対に守っていただきたい注意点をお伝えしますね。
「痛いのを我慢すれば効果が高まる」と思われている方がいらっしゃいますが、これは大きな間違いです。痛みは体からの警告サインであり、無理をすると炎症を悪化させたり新たな損傷を引き起こしたりします。気持ちいいと感じる程度の伸びで十分効果はありますので、決して無理はしないでください。
ストレッチの効果を高めようと反動をつける方がいますが、これも避けていただきたい行動です。反動をつけると筋肉が防御反応で逆に硬くなってしまい、場合によっては筋線維を痛めることもあります。すべての動きはゆっくりと、呼吸を止めずに行うことが大切なんですね。
体操を始めてから痛みやしびれが強くなった、範囲が広がったという場合は、すぐに中止してください。人によって症状の原因は異なりますので、一般的に良いとされる体操でもあなたの状態には合わない可能性があります。こういったときは自己判断せず、必ず専門家に相談することをお勧めします。
正直にお伝えすると、体操だけでは改善が難しいケースも存在します。症状が3ヶ月以上続いている、痛みで夜眠れない、足の筋力が明らかに低下している、排尿や排便に異常があるといった場合は、すぐに医療機関や専門の治療院を受診してください。
また椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など構造的な問題が原因の場合、自宅での体操だけでは根本的な改善は難しいことが多いです。当院に来院される方の中にも、数ヶ月間自己流の体操を続けたけれど改善しなかったという方が少なくありません。


坐骨神経の痛みは複数の原因が複雑に絡み合って起きていることがほとんどです。梨状筋の問題なのか、椎間板の問題なのか、それとも骨盤の歪みが関係しているのか、原因によって最適なアプローチは変わってきます。
当院では姿勢分析ソフトをはじめ4種類の検査で身体の状態を詳しく調べ、一人ひとりの原因を特定してから施術を行っています。原因が分かれば不安も解消されますし、何より最短で改善へと導くことができるんですね。開院以来13年間、坐骨神経の痛みで悩む数多くの方を改善に導いてきた実績があります。
体操と合わせて日常生活での習慣を見直すことも、症状改善には欠かせません。まず長時間同じ姿勢を続けないことです。デスクワークの方は1時間に一度は立ち上がって軽く歩く、運転が長い方はこまめに休憩を取るなど、同じ姿勢が続かないよう工夫してください。
座るときの姿勢も重要です。椅子に深く腰掛け、背もたれに背中全体をつける、足の裏全体が床につく高さに調整するといった基本的なことですが、これだけでも腰への負担は大きく変わります。柔らかすぎるソファや低すぎる椅子は避けた方が良いでしょう。
また体重管理も大切な要素です。体重が増えると腰椎や椎間板への負担が増え、坐骨神経を圧迫しやすくなります。適度な運動と栄養バランスの取れた食事で、適正体重を維持することを心がけてください。
次のような状態に当てはまる方は、体操だけに頼らず早めに専門家に相談されることをお勧めします。
こういった状態の方は、原因を正確に特定して適切なアプローチをすることで、驚くほど改善するケースが多いんです。実際に当院でも、他の治療院や病院で改善しなかった方が数多く改善されています。
坐骨神経の痛みを和らげる体操は、適切に行えば症状改善の助けになります。梨状筋のストレッチや腰部の柔軟性を高める体操、ハムストリングスのストレッチなど、自宅でできる方法はいくつかあります。ただし痛みを我慢しない、反動をつけない、悪化したら中止するという基本ルールは必ず守ってください。
そして忘れないでいただきたいのは、体操はあくまでもセルフケアの一つだということです。症状が長引いている場合や改善が見られない場合は、原因を特定して根本から改善するアプローチが必要になります。一人で悩んで時間だけが過ぎていくのは、とてももったいないことです。
当院は検査を徹底して原因を明確にし、あなたの自然治癒力を最大限に引き出す施術で、症状の根本改善を目指します。坐骨神経の痛みやしびれでお困りなら、いつでも気軽にご相談ください。一緒に痛みのない生活を取り戻していきましょう。


遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

