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本当に坐骨神経痛?似た症状との違いを確認

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こんにちは、北千住西口整体院の下園です。最近、お尻から足にかけての痛みやしびれで「これって坐骨神経痛かな?」と不安になって色々と調べている方が多いのではないでしょうか。実は当院にも「病院で坐骨神経痛と言われたけど本当にそうなのか心配で」という相談をされる方が少なくありません。

腰やお尻、足の痛みがあるからといって、必ずしも坐骨神経痛とは限らないんです。坐骨神経痛と症状がよく似ている別の病気もいくつかあり、それぞれで対処法も変わってきます。痛みの原因を正しく理解することで、適切な治療につながり、改善への道筋も見えてきますよね。

院長:下園

開院以来、坐骨神経痛と似た症状で来院される方を数多く診てきましたが、検査をしてみると別の原因が隠れていることも珍しくありません

今回は坐骨神経痛と間違えやすい病気について、それぞれの特徴や見分け方、そして「どんな時に病院に行くべきか」まで詳しくお伝えしていきます。

目次

坐骨神経痛とよく似た症状を起こす病気とは

お尻から太もも、ふくらはぎにかけての痛みやしびれがあると、多くの方が「坐骨神経痛かもしれない」と考えます。でも実際には、坐骨神経痛と似た症状を引き起こす病気はいくつもあるんです。それぞれの病気には特有の症状や痛み方の違いがあり、見分けるポイントを知っておくことが大切になります。

ここでは特に間違えやすい代表的な病気を詳しくご紹介していきます。あなたの症状と照らし合わせながら読んでいただければと思います。

梨状筋症候群

梨状筋症候群は坐骨神経痛と最も間違えやすい病気のひとつです。お尻の奥にある梨状筋という筋肉が硬くなったり緊張したりすることで、その下を通る坐骨神経を圧迫して痛みやしびれを引き起こします。デスクワークで長時間座っている方や、逆に立ち仕事が多い方に起こりやすい傾向があります。

特徴的なのは、お尻の奥の方が痛むことと、座っている時間が長くなるほど症状が強くなることです。また股関節を内側にひねる動作や、階段を上る時に痛みが増すこともあります。病院でレントゲンやMRIを撮っても異常が見つからないことが多く、そのため見逃されやすい病気でもあります。

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症は特に50代以降の方に多く見られる病気で、背骨の中にある神経の通り道が狭くなることで症状が出ます。歩いているとだんだん足が痛くなったりしびれたりして、少し休むと楽になるという「間欠性跛行」が最大の特徴です。

坐骨神経痛との大きな違いはこの歩行パターンにあります。

また、前かがみの姿勢になると楽になることも特徴的で、自転車には乗れるけど歩くのは辛いという方も多いです。買い物カートを押しながら歩くと楽だという声もよく聞かれます。整形外科でのMRI検査で診断がつくことがほとんどです。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは背骨のクッションである椎間板が飛び出して神経を圧迫する病気です。20代から40代の比較的若い世代に多く、重い物を持ち上げた時や急な動きをした時に発症することがあります。坐骨神経痛の症状とよく似ていますが、前かがみになると痛みが強くなるという特徴があります。

咳やくしゃみをした時に足に響くような痛みが走る、朝起きた時が特に辛い、といった症状も椎間板ヘルニアに多く見られます。MRI検査で椎間板の状態を確認することで診断できます。

仙腸関節障害

仙腸関節は骨盤の後ろ側にある関節で、ここに問題が起きると坐骨神経痛と似た痛みが出ることがあります。お尻の真ん中あたりが痛む、片側だけが痛む、長時間座っていると痛みが増す、といった症状が特徴です。

階段を上る時や、立ち上がる瞬間に痛みを感じることも多いです。レントゲンやMRIでは異常が見つかりにくく、専門的な診察や検査が必要になります。出産後の女性や、片足に体重をかける癖がある方に起こりやすい傾向があります。

閉塞性動脈硬化症

閉塞性動脈硬化症は足の血管が細くなったり詰まったりすることで起こる病気です。坐骨神経痛と同じように歩くと足が痛くなりますが、これは神経の問題ではなく血流の問題なんです。特に喫煙習慣がある方、糖尿病や高血圧のある方に多く見られます。

足が冷たく感じる、足の色が悪い、爪の伸びが遅くなったといった症状があれば、この病気を疑う必要があります。脊柱管狭窄症と同じように歩くと痛くなって休むと楽になりますが、前かがみでも楽にならないのが違いです。血管の検査で診断がつきます。

臀皮神経障害

臀皮神経障害はお尻の皮膚に近い部分を通る神経が圧迫されて起こります。坐骨神経痛よりも痛む範囲が狭く、お尻の一部分だけがピリピリ痛んだり、触ると痛みが増したりすることが特徴です。ベルトやズボンの締め付けが原因になることもあります。

座っている時に特定の場所だけが痛む、触るとその部分だけが敏感になっているという場合は、この神経障害の可能性が高いです。比較的軽症なことが多く、原因となる圧迫を取り除くことで改善しやすい傾向があります。

症状から見極める重要なポイント

坐骨神経痛と似た症状を起こす病気をいくつかご紹介しましたが、実際に自分の症状がどれに当てはまるのか判断するのは難しいですよね。ここでは症状を見極めるための具体的なチェックポイントをお伝えします。

痛みが出るタイミングと姿勢

まず注目していただきたいのが、どんな時に痛みが出るか、どんな姿勢で楽になるかということです。歩いていると痛くなって休むと楽になるなら脊柱管狭窄症や閉塞性動脈硬化症の可能性があります。前かがみで楽になるなら脊柱管狭窄症、変わらないなら閉塞性動脈硬化症の可能性が高いです。

座っている時に痛みが強くなるなら梨状筋症候群や仙腸関節障害を疑います。立ち上がる瞬間だけ痛いのか、座り続けていると徐々に痛くなるのかによっても原因が変わってきます。朝起きた時が一番辛いという方は椎間板ヘルニアの可能性があります。

痛みの範囲と質

痛みがどこからどこまで広がっているかも大切な情報です。お尻だけなのか、太ももの裏まで続くのか、ふくらはぎや足先までしびれるのか。広い範囲に症状が出ている場合は坐骨神経痛や椎間板ヘルニアの可能性が高く、狭い範囲だけが痛む場合は梨状筋症候群や臀皮神経障害かもしれません。

痛みの質も手がかりになります。電気が走るようなビリビリした痛みなのか、重だるい感じなのか、ズキズキするのか。触ると痛みが変わるかどうかも確認してみてください。

その他の症状

足の痛み以外の症状にも注意が必要です。足が冷たく感じる、足の色が悪いなら血流の問題かもしれません。筋力が落ちてきた、つまずきやすくなったという場合は神経の圧迫が強い可能性があります。排尿や排便に異常が出ている場合は緊急性が高いため、すぐに医療機関を受診してください。

正確な診断を受けるために

症状から自分である程度は予想できても、正確な診断には専門家による検査が必要です。整形外科では問診に加えて、レントゲン、MRI、CTなどの画像検査や、神経学的検査を行って原因を特定していきます。

当院のような整体院では、丁寧なカウンセリングと姿勢分析、筋力検査、整形外科的テストなどの検査を通じて症状の原因を探っていきます。病院での検査では異常が見つからなかったけれど痛みが続いているという方も、筋肉や関節の問題が隠れていることがあります。

こんな症状があったらすぐに病院へ

多くの場合は急いで受診する必要はありませんが、次のような症状がある場合は早めに整形外科を受診することをおすすめします。

  • 排尿や排便のコントロールができなくなった
  • 足の力が急に入らなくなった
  • 痛みがどんどん強くなり、薬も効かない
  • 足の感覚が完全になくなった
  • 安静にしていても激しい痛みがある
  • 発熱や体重減少を伴う

これらは神経の重度の圧迫や、別の深刻な病気のサインかもしれません。

当院での改善アプローチ

施術下肢2

北千住西口整体院では、坐骨神経痛や似た症状でお困りの方に対して、まず徹底的な検査を行います。姿勢分析ソフトで身体の歪みを数値化し、筋力検査や整形外科的テストで原因を特定していくんです。検査なしに施術を始めることは絶対にありません。

原因が特定できたら、その方に合わせた施術プランを立てていきます。筋肉と関節の両面からアプローチし、自然治癒力を高める独自の施術で、根本からの改善を目指します。痛み止めでその場しのぎをするのではなく、なぜその症状が起きているのかという根本原因に働きかけていくことが大切だと考えています。

実際に当院に通われた方からは「長年悩んでいた痛みから解放された」「仕事に集中できるようになった」「趣味を楽しめるようになった」という喜びの声をたくさんいただいています。施術歴10年以上の経験豊富な施術者が、最初から最後まで専属で担当しますのでご安心ください。

お尻から足にかけての痛みやしびれは、生活の質を大きく下げてしまいます。「坐骨神経痛かな」「でも違う病気かもしれない」と一人で悩んでいても、不安は大きくなるばかりです。まずは原因をはっきりさせることが、改善への第一歩になります。

病院に行くか整体に行くか迷っている方も、どんな些細なことでも構いませんので、遠慮なくご相談ください。あなたの痛みの原因を一緒に探し、適切な対処法をお伝えします。症状に振り回される毎日から抜け出して、やりたいことを思い切り楽しめる身体を取り戻しましょう。

北千住にある当院までお越しになることが難しい方へ

遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。


院長:下園

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