
院長:下園お気軽にご相談ください!

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こんにちは、北千住西口整体院の下園です。夜中に痛みで何度も目が覚めてしまう、朝起きたときに腰やお尻が痛くて起き上がるのが辛い、そんな悩みを抱えていませんか。
実は当院にも坐骨神経痛で夜間の痛みに悩まされている方が数多く来院されています。痛み止めを飲んでも夜になると痛みが強くなってしまい、睡眠不足で日中の仕事にも集中できないという声をよく耳にします。
今回は開院から13年、坐骨神経痛の施術経験が豊富な私が、痛みを和らげて少しでも楽に眠れるようになる寝る時の姿勢についてお話ししていきます。


夜眠れないほどの痛みは本当に辛いですよね。今夜から試せる方法をお伝えしていきます


日中は仕事や家事で動いているため痛みを感じにくいのですが、夜になって横になると痛みが強く感じられるという方は少なくありません。これには理由があります。日中は交感神経が優位に働いていて痛みを感じにくくなっているのですが、夜になると副交感神経が優位になり痛みに敏感になるからです。
また日中の疲労が蓄積されて筋肉が緊張し、神経を圧迫しやすい状態になっていることも要因のひとつです。
さらに寝る時の姿勢が悪いと腰や骨盤に負担がかかり、坐骨神経への圧迫が強まってしまいます。逆に言えば寝る時の姿勢を工夫することで神経への圧迫を減らし、痛みを和らげることができるのです。ただし人によって痛みの原因や症状の出方は異なりますので、ご自身に合った寝方を見つけることが大切です。


ここからは具体的に痛みを軽減できる寝る時の姿勢についてご説明していきます。いくつかのパターンがありますので、試してみてご自身が一番楽だと感じる姿勢を見つけてください。
仰向けで寝る場合、そのまま脚を伸ばして寝ると腰が反ってしまい坐骨神経への負担が増してしまいます。膝の下にクッションや丸めたタオルを入れて膝を軽く曲げた状態にすることで、腰椎の自然なカーブが保たれて神経への圧迫が軽減されます。
クッションの高さは10センチから15センチ程度が目安ですが、ご自身が楽だと感じる高さに調整してください。
また足首の下にも薄めのタオルを敷くと下肢全体がリラックスしやすくなります。仰向けの姿勢は寝返りも打ちやすく、体圧が分散されるため多くの方におすすめできる基本の寝方です。
横向きで寝る場合は、痛みがある側を上にして寝ることが重要です。痛い側を下にすると体重がかかって神経への圧迫が強まってしまいます。横向きになったら両膝を軽く曲げて、膝と膝の間にクッションや枕を挟んでください。これにより骨盤が安定して坐骨神経への負担が減ります。
抱き枕を使うのも効果的です。抱き枕を抱えることで上半身と下半身のバランスが取れて、脊柱が自然な位置に保たれます。横向きで寝ることで腰への負担が分散され、多くの方が楽に感じられる姿勢です。


うつ伏せで寝ることは坐骨神経痛の方には推奨できません。うつ伏せの姿勢は腰が反ってしまい神経への圧迫が強まるだけでなく、首にも大きな負担がかかります。また柔らかすぎるマットレスも腰が沈み込んでしまい、不自然な姿勢になりやすいので注意が必要です。
寝る時の姿勢と同じくらい大切なのが寝具の選び方です。マットレスは硬すぎても柔らかすぎても良くありません。硬すぎると体圧が分散されず特定の部位に負担がかかりますし、柔らかすぎると体が沈み込んで腰に負担がかかります。
理想的なマットレスは仰向けに寝たときに背骨の自然なS字カーブが保たれるものです。実際に横になってみて腰とマットレスの間に手のひらが1枚分入る程度の隙間があるのが目安になります。枕の高さも重要で、横向きに寝たときに首から背骨が一直線になる高さが適切です。
寝る前に軽いストレッチをすることで筋肉の緊張をほぐし、より楽に眠れるようになります。ただし痛みが強い時に無理なストレッチをすると逆効果になりますので注意してください。仰向けに寝て両膝を抱えて胸に引き寄せる膝抱えストレッチは、腰回りの筋肉を優しく伸ばすことができます。


また入浴で体を温めることも効果的です。38度から40度程度のぬるめのお湯に15分ほど浸かることで血行が促進され、筋肉の緊張がほぐれます。ただし熱すぎるお湯は交感神経を刺激してしまい眠りにくくなるので避けましょう。
寝る姿勢を工夫しても痛みが改善しない場合や、以下のような症状がある場合は早めに専門家に相談することをおすすめします。
これらは神経の圧迫が強まっているサインですので、放置せず適切な処置を受けることが大切です。特に排尿排便障害がある場合は緊急性が高いため、すぐに医療機関を受診してください。


当院では坐骨神経痛で来院された方に対して、まず丁寧なカウンセリングと4種類の検査を行い痛みの根本原因を特定します。寝る姿勢を工夫することで一時的に楽になることはありますが、根本的な原因を解決しなければ症状は繰り返してしまうからです。
姿勢分析ソフトで体の歪みを数値化し、筋力検査や整形外科的テストで神経の圧迫部位を明確にします。その上で筋肉と関節の両面からアプローチする独自の施術により、滞っていた血液や神経の流れを正常に戻して自然治癒力を高めていきます。施術後は再発を防ぐための生活習慣のアドバイスもお伝えしています。


坐骨神経痛で夜眠れないというのは想像以上に辛いものです。睡眠不足は日中の生活の質を大きく低下させますし、精神的なストレスも溜まってしまいます。今回お伝えした寝る時の姿勢やクッションの使い方は今夜からでも試していただけますので、ぜひ実践してみてください。
ただし姿勢を工夫しても痛みが続く場合は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、梨状筋症候群など別の原因が隠れている可能性があります。当院には開院以来、数多くの坐骨神経痛の方が来院されていて、薬や手術に頼らず改善された方も大勢いらっしゃいます。検査をしっかり行い原因を特定することで、最短での改善が可能になります。
夜間の痛みで悩んでいる方、どこに行ったらいいのか分からず一人で抱え込んでいる方は、遠慮なく当院にご相談ください。
あなたが再び快適な睡眠を取り戻し、痛みを気にせず毎日を楽しめるようになるためのお手伝いをさせていただきます。経験豊富なスタッフが親身になって対応いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。


遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

