
院長:下園お気軽にご相談ください!

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こんにちは、北千住西口整体院の下園です。お尻から足にかけての痛みやしびれに悩まされていませんか?整形外科で「坐骨神経痛」と診断されたものの、具体的にどんなタイプなのか分からず不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
実は坐骨神経痛には複数のタイプがあり、それぞれ原因も対処法も異なります。当院にも「前かがみになると痛い」「歩くと足がしびれる」といった様々な訴えで来院される方がいらっしゃいます。


坐骨神経痛と一口に言っても、原因によってタイプが分かれるんです。自分がどのタイプなのか知ることが改善への第一歩になります


坐骨神経痛は症状の名前であって病名ではありません。腰から足にかけて走る坐骨神経が何らかの原因で圧迫されたり刺激されたりすることで、痛みやしびれが生じる状態を指します。
開院以来、数多くの坐骨神経痛の方を診てきた経験から言えるのは、大きく分けて3つのタイプに分類できるということです。それぞれのタイプによって痛みの出方や悪化する姿勢が異なるため、まずは自分がどのタイプなのかを知ることがとても重要になります。
椎間板ヘルニア型は40代から50代の比較的若い世代に多く見られるタイプです。背骨のクッションである椎間板が飛び出して神経を圧迫することで症状が現れます。このタイプの特徴は前かがみの姿勢や座っている時に痛みが強くなることです。
デスクワークで長時間座っていると辛くなる、靴下を履こうとして前屈すると痛みが走る、といった訴えが典型的です。また片側の足だけに症状が出ることが多く、咳やくしゃみをした瞬間に激痛が走ることもあります。
脊柱管狭窄症型は60代以降の方に多く見られるタイプです。加齢によって背骨の中の神経の通り道が狭くなり、神経が圧迫されて症状が出ます。このタイプの最大の特徴は間欠跛行と呼ばれる歩行障害です。歩き始めはなんともないのに、しばらく歩くと足にしびれや痛みが出て歩けなくなり、少し休むとまた歩けるようになります。
また腰を反らす姿勢で症状が悪化し、前かがみになると楽になるという特徴があります。自転車には乗れるけど歩くのは辛いという方は、このタイプの可能性が高いですね。
梨状筋症候群型はお尻の奥にある梨状筋という筋肉が坐骨神経を圧迫して起こるタイプです。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症のような骨や椎間板の問題ではなく、筋肉の緊張や炎症が原因となります。長時間の運転や座りっぱなしの姿勢、スポーツでの使いすぎなどで発症することが多いです。
お尻の深い部分に痛みを感じる、座っているとお尻が痛くなる、足を組むと症状が悪化するといった特徴があります。レントゲンやMRIでは異常が見つからないことも多く、見逃されやすいタイプと言えます。


自分がどのタイプの坐骨神経痛なのかを見極めるには、いくつかのポイントがあります。まず年齢は重要な手がかりになります。40代で発症した場合は椎間板ヘルニア型の可能性が高く、60代以降であれば脊柱管狭窄症型を疑います。
次に姿勢による痛みの変化を観察してください。前かがみで痛みが増すならヘルニア型、腰を反らすと痛みが出るなら狭窄症型の可能性があります。
歩行時の症状も重要な判断材料です。歩き続けると足がしびれて休憩が必要になる間欠跛行があれば、脊柱管狭窄症型の典型的な症状です。一方、座っている時間が長いほど痛みが強くなり、お尻の奥が痛む場合は梨状筋症候群型かもしれません。
ただし、これらの症状は重なって現れることもあり、正確な診断には専門家による検査が不可欠です。自己判断で間違った対処をすると症状を悪化させる危険性もあります。


坐骨神経痛のタイプによって適切な対処法は大きく異なります。ここを間違えると症状が悪化してしまうので注意が必要です。
椎間板ヘルニア型の場合は前かがみの姿勢を避けることが基本です。デスクワークでは椅子の高さを調整して背筋を伸ばした姿勢を保ち、長時間座り続けないように30分に一度は立ち上がって腰を伸ばすようにしてください。重いものを持ち上げる動作も椎間板に大きな負担をかけるため控えましょう。
ストレッチでは腰を反らす動きが効果的なことが多いですが、痛みが強い急性期には安静が必要です。このタイプは自然に軽快することもありますが、数ヶ月経っても改善しない場合は専門的な治療を受けることをお勧めします。
脊柱管狭窄症型では腰を反らす姿勢を避け、やや前かがみの姿勢を保つことが症状軽減につながります。杖やシルバーカーを使って前かがみで歩くと楽に歩ける距離が伸びることが多いです。寝る時も仰向けより横向きで膝を曲げた姿勢の方が楽になります。
ただし、あまりにも前かがみの姿勢を続けると腰の筋肉が弱くなってしまうので、痛みのない範囲で適度に体を動かすことも大切です。このタイプは進行性のことが多いため、早めに適切な治療を受けて進行を食い止めることが重要になります。
梨状筋症候群型では長時間座り続けることを避け、お尻の筋肉をストレッチすることが効果的です。仰向けに寝て片方の膝を抱えて胸に引き寄せる動作や、座った状態で片足を反対側の膝に乗せて前傾する梨状筋ストレッチが有効です。
ただし、間違ったフォームで行うと逆効果になることもあるので注意が必要です。このタイプは筋肉の問題なので、適切な施術とストレッチで比較的早く改善することが多いです。
当院では坐骨神経痛のタイプを正確に見極めるため、4種類の検査を組み合わせて原因を特定します。姿勢分析ソフトによる身体の歪みの数値化、筋力検査、整形外科的テスト、動きの検査を行い、あなたの坐骨神経痛がどのタイプなのか、複数の原因が絡み合っていないかを詳しく調べます。


検査結果をもとに、椎間板への負担を減らす施術、神経の圧迫を取り除く調整、梨状筋の緊張を緩和する手技など、タイプに応じた最適なアプローチを選択します。
実際に当院で施術を受けられた方からは「どこに行っても良くならなかった痛みが改善した」「自分の症状の原因が分かって不安がなくなった」という声を多くいただいています。坐骨神経痛は原因さえ特定できれば改善の道筋が見えてきます。
手術を勧められたけど避けたい、薬に頼らず根本から改善したいという方も、諦めずにご相談ください。
自分の坐骨神経痛がどのタイプなのか分からないまま過ごしていると、症状は長引き悪化してしまいます。タイプによって対処法が真逆になることもあるため、正確な検査と診断が何より重要です。当院では14年以上の臨床経験から蓄積された膨大なデータをもとに、あなたの坐骨神経痛のタイプを見極め、最短で改善へと導きます。
一人で悩まず、どんな小さな不安でも構いませんので、いつでも私たちに相談してください。あなたが痛みを気にせず日常生活を楽しめるよう、全力でサポートさせていただきます


遠方にお住まいの方に向けた案内のぺーじを作りました。当院まで来られない場合はこちらをご覧ください。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

