足のむくみ

足のむくみとは

足のむくみとは、何らかの原因によって足の皮膚や皮膚の下の組織に水分が異常に溜まった状態のことです。血液中の水分が血管の外に浸み出して過剰に蓄積されることで、足全体が腫れているように感じられる症状を指します。

特に高齢者や女性に多く見られる症状で、厚生労働省の国民生活基礎調査によると、むくみを含む循環器系の症状で悩む人は年々増加傾向にあります。

65歳以上の高齢者では約30％以上が何らかの形でむくみの症状を経験しており、当院にも足のむくみでお困りの方が多く来院されます。

足のむくみを放置すると、皮膚の色素沈着や硬化が進行し、最終的には皮膚潰瘍を形成する可能性があります。また、深部静脈血栓症が原因の場合、血栓が肺に飛んでエコノミークラス症候群を引き起こし、命に関わる危険性もあります。

心不全や腎不全などの重篤な疾患が隠れている場合、適切な治療を受けないことで症状が急速に悪化し、入院治療が必要になることもあります。

単なる疲労によるむくみだと軽視せず、症状が続く場合は早めの対処が重要です。

足のむくみの原因

開院以来、当院には足のむくみでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えることは、足のむくみは複数の原因が複雑に絡み合っておきているということです。

足のむくみの原因として次のものが挙げられます。

このように足のむくみは複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、血液循環の悪化や筋肉の緊張、自律神経の乱れなどが発生し、足のむくみが発症します。それは人によって違い、単に利尿剤を服用したり着圧ソックスを着用するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

日常生活に支障が出ている足のむくみやどこに行ったらいいのか分からない症状でお困りなら、おひとりで悩まれずに、経験豊富な私たちにご相談ください。

病院とはここが違います

足のむくみへの対応として、次のようなものが一般的です。

利尿剤の処方

利尿剤は一時的な症状緩和には効果的ですが、根本的な原因の解決にはなりません。また、頻尿や脱水、電解質バランスの乱れなどの副作用が生じる可能性があり、長期使用により腎機能への負担も懸念されます。

薬に依存してしまい、根本的な改善が遅れる場合もあります。

弾性ストッキングの着用

弾性ストッキングは着用時のみの効果であり、脱いでしまえば元の状態に戻ってしまいます。

また、正しいサイズ選択や着用方法が重要で、合わないものを使用すると血流障害を起こす可能性もあり、夏場は蒸れやすく、皮膚トラブルの原因となることもあります。

生活指導

生活習慣の改善は重要ですが、仕事や生活環境の制約により実践が困難な場合が多く、継続することが難しいのが現実です。

また、効果が現れるまでに時間がかかるため、患者さんのモチベーション維持が課題となります。指導内容が抽象的で具体的な方法が分からない場合もあります。

足のむくみを改善するために

まずはあなたの足のむくみの原因を検査を通じて明らかにします。原因が特定できなければ一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し自然治癒力を高める施術をします。

そして症状がなくなった後も再発しないよう足のむくみの原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、健康な状態を維持できるようサポート致します。

当院の特徴

施術歴10年以上の経験豊富な施術者が専属でカウンセリングから検査、施術まで最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。男女の施術者が在籍しており同性に相談できるのも強みです。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで担当者が専属して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めています。

薬に頼りたくない方、病院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

足のむくみのQ＆A

足のむくみは自然に治りますか？

一時的な疲労や長時間の同一姿勢が原因の軽度なむくみは、休息や足の挙上により自然に改善することがあります。しかし、慢性的なむくみや病気が原因のものは適切な対処が必要です。症状が続く場合は専門家にご相談ください。

足のむくみの人がやってはいけないことは？

長時間の立ちっぱなしや座りっぱなし、塩分の過剰摂取、きつい靴や締め付けの強い衣類の着用は避けるべきです。また、自己判断での利尿剤の使用や過度なマッサージも控えましょう。適切な対処法について専門家にご相談することをおすすめします。

一日の中でいつむくみやすいのですか？

重力の影響により、一般的に夕方から夜にかけてむくみが強くなります。朝は比較的軽く、日中の活動により徐々に悪化する傾向があります。立ち仕事の方は特に午後以降に症状が顕著になることが多いです。

足のむくみと病気の関係はありますか？

心不全、腎不全、肝硬変、甲状腺機能低下症、下肢静脈瘤など様々な病気がむくみの原因となります。特に両足のむくみや息切れを伴う場合は、重篤な疾患の可能性があるため医療機関での検査が必要です。

食事で気をつけることはありますか？

塩分の摂取を控え、カリウムを多く含む野菜や果物を積極的に摂取することが大切です。また、十分なタンパク質の摂取と水分の適切な管理も重要です。アルコールの過剰摂取も避けましょう。

運動はした方がいいのでしょうか？

適度な運動は血液循環を改善し、むくみの予防と改善に効果的です。特にウォーキングやふくらはぎの筋肉を使う運動がおすすめです。ただし、心疾患がある場合は医師と相談の上で行いましょう。

むくみがひどい時はどうすればいいですか？

足を心臓より高い位置に上げて休息を取り、適度な水分補給を心がけてください。症状が急激に悪化した場合や呼吸困難を伴う場合は、すぐに医療機関を受診することをおすすめします。

着圧ソックスは効果がありますか？

着圧ソックスは血液循環を改善し、むくみの予防に一定の効果があります。ただし、サイズや圧力が適切でない場合は逆効果になることもあります。専門家に相談して適切なものを選ぶことが大切です。

足のむくみで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の自然治癒力を高める施術は足のむくみの症状と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

足のむくみは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。お一人で悩まれずにお気軽にご連絡ください。