機能性ディスペプシア

機能性ディスペプシアとは

機能性ディスペプシアは日本人が抱える消化器症状の中で非常に多い病気で、健康診断を受けた人の11～17％、病院に上腹部症状で受診した人の45～53％に機能性ディスペプシアが見つかると報告されており、当院にも胃もたれやみぞおちの痛みでお困りの方が多く来院されます。

機能性ディスペプシアとは、胃カメラなどの詳しい検査を行っても胃や十二指腸に潰瘍やがんといった明らかな病気が見つからないにもかかわらず、胃もたれやみぞおちの痛み、早期満腹感などの上腹部症状が慢性的に続く病気です。

現在では日本人の新たな国民病として医師の86.7％が患者数の増加を感じています。

機能性ディスペプシアを放置すると、症状が悪化して日常生活の質（QOL）が大幅に低下し、食事の度に不快症状を感じるため食事を楽しめなくなります。

さらに、会食や外食を避けるようになって人間関係に支障をきたし、慢性的な胃の不調により栄養摂取が不十分になって体力低下や免疫力の低下を招く可能性があります。

症状によるストレスが蓄積されることで精神的な負担が増大し、うつ症状や不安障害を併発するリスクも高まります。

機能性ディスペプシアの原因

開院以来、当院には機能性ディスペプシアでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えることは、機能性ディスペプシアは複数の原因が複雑に絡み合っておきているということです。

機能性ディスペプシアの原因として次のものが挙げられます。

このように機能性ディスペプシアは複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、胃の運動機能低下や知覚異常、胃酸分泌のバランス異常などが発生し機能性ディスペプシアが発症します。それは人によって違い、単に薬物療法だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

日常生活に支障が出ている機能性ディスペプシアやどこに行ったらいいのか分からない症状でお困りなら、おひとりで悩まれずに、経験豊富な私たちにご相談ください。

病院とはここが違います

機能性ディスペプシアへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法（胃酸分泌抑制薬）

長期間の服用により胃酸分泌が過度に抑制され、カルシウムやビタミンB12の吸収不良を起こすリスクがあります。また薬の効果には個人差があり、症状が完全に改善されない場合も多くあります。

薬物依存的な治療になりがちで根本的な解決には至らないことが問題です。

消化管運動改善薬

効果が現れるまでに時間がかかることが多く、副作用として下痢や腹痛を起こす場合があります。また薬の効果が一時的で、服用を中止すると症状が再発するケースが多いため、継続的な服用が必要となり医療費の負担が続くという問題があります。

漢方薬治療

体質に合わない場合は効果が期待できず、効果が現れるまでに数か月かかることもあります。また西洋薬との相互作用を起こす可能性があり、定期的な体調チェックが必要です。

漢方薬特有の味や匂いが苦手で継続服用が困難な患者も多く見られます。

機能性ディスペプシアを改善するために

まずはあなたの機能性ディスペプシアの原因を検査を通じて明らかにします。原因が特定できなければ一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し自然治癒力を高める施術をします。

そして症状がなくなった後も再発しないよう機能性ディスペプシアの原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、健康な状態を維持できるようサポート致します。

当院の特徴

歴10年以以上の経験豊富な施術者が専属でカウンセリングから検査、施術まで最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。男女の施術者が在籍しており同性に相談できるのも強みです。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで担当者が専属して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めています。

薬に頼りたくない方や病院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

機能性ディスペプシアのQ＆A

機能性ディスペプシアは自然に治りますか？

症状の軽重により異なりますが、生活習慣の改善やストレス管理により自然に症状が軽減する場合もあります。ただし根本的な原因を解決しなければ症状の再発は避けられないため、適切な治療を受けることをお勧めします。

機能性ディスペプシアの人がやってはいけないことは？

暴飲暴食、高脂肪食品の過剰摂取、過度のアルコール摂取、喫煙は症状を悪化させるため避けるべきです。また不規則な食事時間、慢性的な睡眠不足、過度なストレスの蓄積も症状の悪化要因となります。

なぜ胃カメラで異常がないのに症状があるのですか？

機能性ディスペプシアは胃の構造的な異常ではなく、胃の機能的な問題が原因です。胃の動きや知覚の異常、胃酸分泌のバランス異常などが症状を引き起こすため、内視鏡検査では発見できません。

機能性ディスペプシアは完治するのでしょうか？

適切な治療と生活習慣の改善により症状のコントロールは可能です。完全な治癒には個人差がありますが、多くの患者さんで症状の大幅な改善が認められています。根気よく治療を続けることが重要です。

ストレスと症状の関係はどの程度あるのですか？

ストレスは機能性ディスペプシアの主要な原因の一つです。精神的ストレスにより胃腸の動きが低下し、胃酸分泌にも影響を与えます。多くの患者さんでストレス軽減により症状の改善が認められています。

機能性ディスペプシアで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の自然治癒力を高める施術は機能性ディスペプシアの症状と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

機能性ディスペプシアは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。お一人で悩まれずにお気軽にご連絡ください。