へバーデン結節

へバーデン結節とは

へバーデン結節とは、指の第一関節（指先に最も近い関節）の軟骨がすり減り、関節に炎症や変形が起こる病気です。関節が赤く腫れ、痛みを伴い、進行すると指が曲がったり変形したりします。

40歳以上の女性に多く見られ、更年期のホルモンバランスの変化や手の使いすぎが主な原因とされています。

国内の推定患者数は300万人から600万人とされており、40歳以上の約40％、65歳以上では91％に何らかの変形が見られ、患者の約81％が女性で、年齢とともに発症率が高くなる傾向があり、当院にも指の痛みでお困りの方が多く来院されます。

へバーデン結節を放置すると、箸やペンが持てなくなり、ペットボトルのキャップを開けることや財布から小銭を取り出すことが困難になるなど、日常生活に支障をきたします。

さらに、髪を洗う、キーボード操作、レジ袋を持つなどの基本的な動作ができなくなり、最終的には指が大きく変形して元に戻らない状態になってしまいます。

へバーデン結節の原因

開院以来、当院にはへバーデン結節でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えることは、へバーデン結節は複数の原因が複雑に絡み合っておきているということです。

へバーデン結節の原因として次のものが挙げられます。

このようにへバーデン結節は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、指の関節軟骨の変性・関節の炎症・周辺筋肉の緊張などが発生し、へバーデン結節が発症します。それは人によって違い、単に関節を固定したり痛み止めを服用するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

日常生活に支障が出ているへバーデン結節やどこに行ったらいいのか分からない症状でお困りなら、おひとりで悩まれずに、経験豊富な私たちにご相談ください。

病院とはここが違います

へバーデン結節への対応として、次のようなものが一般的です。

痛み止めの内服薬

長期間の服用により胃腸障害や腎機能低下などの副作用が生じる可能性があります。また、根本的な治療ではないため症状の進行を止めることはできず、薬の効果が切れると再び痛みが現れます。

継続的な服用が必要となり、薬物依存のリスクも考慮する必要があります。

ステロイド注射

注射部位の感染リスクがあり、繰り返し注射することで関節軟骨の破壊が進む可能性があります。効果は一時的で、根本的な解決にはならないため定期的な注射が必要になります。

また、ステロイドの全身への影響として血糖値上昇や免疫力低下などの副作用も懸念されます。

テーピング・装具療法

関節の動きを制限するため筋力低下や関節可動域の減少を招くことがあります。根本的な治療ではないため、装具を外すと症状が再発する可能性が高いです。

へバーデン結節を改善するために

まずはあなたのへバーデン結節の原因を検査を通じて明らかにします。原因が特定できなければ一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し自然治癒力を高める施術をします。

そして痛みがなくなった後も再発しないようへバーデン結節の原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、健康な状態を維持できるようサポート致します。

当院の特徴

歴10年以以上の経験豊富な施術者が専属でカウンセリングから検査、施術まで最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。男女の施術者が在籍しており同性に相談できるのも強みです。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで担当者が専属して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めています。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

へバーデン結節のQ＆A

へバーデン結節は自然に治りますか？

へバーデン結節は進行性の疾患のため、自然治癒は期待できません。放置すると関節の変形が進行し、日常生活に大きな支障をきたします。早期の適切な治療により症状の進行を抑制し、痛みを軽減することが重要です。

へバーデン結節の人がやってはいけないことは？

指に過度な負担をかける動作は避けるべきです。重いものを指先でつまむ、強く握る、長時間のスマートフォン操作などは症状を悪化させる可能性があります。また、痛みを我慢して無理に動かすことも避けましょう。

へバーデン結節とリウマチの違いは何ですか？

へバーデン結節は指の第一関節に限定された変形性関節症で、リウマチは全身の関節に炎症が起こる自己免疫疾患です。リウマチは血液検査で診断できますが、へバーデン結節は主に症状と画像診断で判断されます。

へバーデン結節は遺伝しますか？

遺伝的な要因が関与することがあります。家族にへバーデン結節の患者がいる場合、発症リスクが高くなる傾向があります。ただし、遺伝だけでなく生活習慣や環境要因も大きく影響するため、予防対策が重要です。

へバーデン結節に効果的な食べ物はありますか？

大豆製品に含まれるエクオールが女性ホルモンに似た働きをし、症状の緩和に効果が期待されます。納豆、豆腐、豆乳などを日常的に摂取することが推奨されます。ただし、体質により効果に個人差があります。

へバーデン結節の痛みはいつまで続きますか？

痛みの期間は個人差がありますが、適切な治療を行わないと慢性的に続く可能性があります。早期治療により痛みの軽減と症状の進行抑制が期待できるため、症状を感じたら早めの受診をお勧めします。

へバーデン結節は女性に多いのはなぜですか？

更年期におけるエストロゲンの急激な減少が主な要因です。エストロゲンは関節を保護する働きがあるため、その減少により関節の炎症が起こりやすくなります。また、女性は家事などで手を使う機会が多いことも影響しています。

へバーデン結節の初期症状は？

初期症状として、朝の指のこわばり、関節の軽い痛み、関節の腫れなどが挙げられます。これらの症状は徐々に進行し、関節の変形や機能障害へと発展します。早期発見・早期治療が症状の進行を抑制する鍵となります。

へバーデン結節は完治しますか？

一度変形した関節は元に戻すことは困難ですが、適切な治療により痛みの軽減や症状の進行抑制は可能です。早期治療により関節機能を維持し、日常生活の質を向上させることが治療の目標となります。

へバーデン結節で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の自然治癒力を高める施術はへバーデン結節の症状と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

へバーデン結節は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。お一人で悩まれずにお気軽にご連絡ください。