ジャンパー膝

ジャンパー膝とは

ジャンパー膝は膝のお皿の下にある膝蓋腱という部分に炎症が起こる症状です。正式には膝蓋腱炎と呼ばれており、特に15～17歳の若年層での発症率が高く、当院にも膝を痛めてお困りの方が多く来院されます。

ジャンプやダッシュなどの動作を繰り返すことで、膝蓋腱に過度な負担がかかり続けることが原因となり、バレーボールやバスケットボールなどのスポーツをする人に多く見られることから「ジャンパー膝」と呼ばれています。

その他にも長距離ランナーや日常的に膝を酷使する人にも発症します。

ジャンパー膝を放置すると、初期の運動後の痛みから始まり、やがて運動中にも痛みを感じるようになります。さらに進行すると日常生活の動作でも痛みが生じ、階段の昇降や椅子から立ち上がる動作も困難になります。

最悪の場合、膝蓋腱の部分断裂や完全断裂を起こし、手術が必要となる可能性があります。また、痛みをかばうことで他の部位に負担がかかり、腰痛や股関節痛などの二次的な症状を引き起こすこともあります。

ジャンパー膝の原因

開院以来、当院にはジャンパー膝でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えることは、ジャンパー膝は複数の原因が複雑に絡み合っておきているということです。

ジャンパー膝の原因として次のものが挙げられます。

このようにジャンパー膝は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、膝蓋腱への過度な牽引力や微小な損傷の蓄積が発生し、炎症が生じます。それは人によって違い、単に患部を冷やしたり安静にするだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

日常生活に支障が出ているジャンパー膝やどこに行ったらいいのか分からない症状でお困りなら、おひとりで悩まれずに、経験豊富な私たちにご相談ください。

病院とはここが違います

ジャンパー膝への対応として、次のようなものが一般的です。

物理療法

一時的な症状緩和は期待できますが、根本的な原因の解決には至らないことが多く、継続的な通院が必要となります。また、効果には個人差があり、症状が重篤な場合には十分な改善が得られない可能性があります。

薬物療法

消炎鎮痛剤はものによっては強い眠気を感じる副作用があり、学業や仕事、車の運転にも支障をきたします。また、薬物は症状を一時的に抑えるだけで、根本的な治癒を促進するものではありません。

運動制限・安静

スポーツ選手にとっては競技レベルの低下や競技復帰への不安を生じさせます。また、長期間の安静により筋力低下や体力低下を招く可能性があり、復帰時に以前と同じようなプレーが出来なくなるリスクがあります。

学生の場合、部活動への参加制限により精神的なストレスを感じることもあります。

ジャンパー膝を改善するために

まずはあなたのジャンパー膝の原因を検査を通じて明らかにします。原因が特定できなければ一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し自然治癒力を高める施術をします。

そして痛みがなくなった後も再発しないようジャンパー膝の原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、健康な状態を維持できるようサポート致します。

当院の特徴

施術歴10年以上の経験豊富な施術者が専属でカウンセリングから検査、施術まで最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。男女の施術者が在籍しており同性に相談できるのも強みです。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで担当者が専属して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めています。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

ジャンパー膝のQ＆A

ジャンパー膝は自然に治りますか？

軽度の初期段階であれば適切な休息により自然治癒する可能性もありますが、多くの場合は専門的な治療が必要です。放置すると慢性化し、治療期間が長期化する傾向があります。

ジャンパー膝の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢してのジャンプ動作や激しい運動は避けるべきです。また、患部を強く揉んだり、無理なストレッチを行うことも症状悪化の原因となります。自己判断での治療中断も再発リスクを高めます。

ジャンパー膝と診断されましたが手術は必要ですか？

多くの場合は保存療法で改善が期待できます。手術が検討されるのは、保存療法で効果が得られない重篤なケースや腱の断裂が生じた場合に限られます。まずは適切な保存療法を試すことが重要です。

どのくらいの期間で競技復帰できますか？

症状の程度により大きく異なりますが、軽度であれば2-4週間、重度の場合は2-3ヶ月以上かかることもあります。適切な治療と段階的な復帰プログラムが重要です。

ジャンパー膝の予防方法はありますか？

大腿四頭筋のストレッチ、適切なウォーミングアップ、練習量の調整、筋力バランスの改善などが効果的です。運動後のアイシングも炎症予防に有効です。

ジャンパー膝で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の自然治癒力を高める施術はジャンパー膝の症状と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ジャンパー膝は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。お一人で悩まれずにお気軽にご連絡ください。