頚肩腕症候群

頚肩腕症候群とは

頚肩腕症候群とは、首・肩・腕・手に痛みやしびれ、こりなどの症状が現れる状態の総称です。レントゲンやMRI検査で明確な異常が見つからず、頚椎椎間板ヘルニアや五十肩などの特定の疾患が除外された場合に診断される症候群です。

単一の病気ではなく、複数の症状が組み合わさった状態を指しており、現代社会のデスクワークやスマートフォンの普及により患者数が急増している現代病の一つです。

職業性の頚肩腕障害だけでも約100万人が存在すると推定されており、当院にも首肩周辺の症状でお困りの方が多く来院されます。

頚肩腕症候群を放置すると、初期の軽い肩こりから慢性的な痛みへと進行し、手足の冷感やしびれなどの末梢神経障害が生じます。

症状が進行すると慢性疲労や倦怠感といった自律神経失調症状が現れ、不眠や食欲低下などのうつ症状を併発する可能性があります。

頚肩腕症候群の原因

開院以来、当院には頚肩腕症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から言えることは、頚肩腕症候群は複数の原因が複雑に絡み合っておきているということです。

頚肩腕症候群の原因として次のものが挙げられます。

このように頚肩腕症候群は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、首や肩の筋肉の持続的な緊張、血流の悪化、神経の圧迫などが発生し、頚肩腕症候群が発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

日常生活に支障が出ている頚肩腕症候群やどこに行ったらいいのか分からない症状でお困りなら、おひとりで悩まれずに、経験豊富な私たちにご相談ください。

病院とはここが違います

頚肩腕症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

薬によっては眠気が強くなるなど副作用のリスクがあり仕事や車の運転にも影響を与えます。効果も一時的であり根本的な原因を解決するものではありません。

物理療法

効果は一時的なものが多く、治療を中断すると症状が元に戻ってしまうことがほとんどです。また、症状の程度によっては刺激が強すぎて悪化する場合もあり、個人差が大きいため効果が期待できない患者も存在します。

運動療法

マニュアル的なプログラムが多く、個々の身体の状態に合わせた細かい対応が難しいのが現状です。また、効果が出るまで時間もかかり、通院型のリハビリでは仕事や家事との両立が難しい場合があり、途中で断念してしまうケースもあります。

頚肩腕症候群を改善するために

まずはあなたの頚肩腕症候群の原因を検査を通じて明らかにします。原因が特定できなければ一時的に良くなったとしても繰り返すこととなり、根本からの改善にはならないからです。

当院は、丁寧なカウンセリングと4種類の検査結果を基に全身の歪みを整え、滞っていた血液、神経の流れを正常に戻し自然治癒力を高める施術をします。

そして痛みがなくなった後も再発しないよう頚肩腕症候群の原因であった生活習慣の改善や今後のアドバイスもお伝えし、健康な状態を維持できるようサポート致します。

当院の特徴

施術歴10年以上の経験豊富な施術者が専属でカウンセリングから検査、施術まで最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。男女の施術者が在籍しており同性に相談できるのも強みです。

身体や症状の変化を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで担当者が専属して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が施術効果を高めています。

薬に頼りたくない方や手術を避けたい方、病院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

頚肩腕症候群のQ＆A

頚肩腕症候群は自然に治りますか？

軽度の場合は適切な休息と生活習慣の改善により自然治癒する可能性がありますが、慢性化した症状は自然治癒が困難です。早期の適切な治療が重要で、放置すると症状が進行し治療期間も長期化します。

頚肩腕症候群の人がやってはいけないことは？

長時間の同一姿勢、過度な運動、無理なマッサージ、ストレスの蓄積は避けるべきです。特に痛みを我慢して同じ作業を続けることは症状を悪化させる最大の要因となります。適度な休憩と姿勢の変更が重要です。

レントゲンで異常がないのになぜ痛みが続くのですか？

頚肩腕症候群は筋肉や神経の機能的な問題が原因であり、構造的な異常を示すレントゲンでは診断が困難です。筋肉の緊張や血流障害、神経の過敏性などが症状の原因となっているため画像診断では確認できません。

頚肩腕症候群と肩こりの違いは何ですか？

一般的な肩こりは局所的な筋肉の緊張ですが、頚肩腕症候群は首から腕にかけて広範囲に症状が現れ、しびれや脱力感、自律神経症状を伴うことが特徴です。症状の範囲と重症度が大きく異なります。

どのくらいの期間で改善が期待できますか？

症状の程度や発症からの期間により大きく異なりますが、軽度の場合は数週間から数ヶ月、慢性化した場合は半年以上の治療期間が必要になることもあります。早期治療開始が改善期間短縮の鍵となります。

仕事を続けながら治療することは可能ですか？

軽度から中等度の症状であれば作業環境の改善と適切な治療により仕事を継続できますが、重症例では一時的な休業が必要な場合もあります。症状に応じた適切な判断と職場の理解が重要です。

頚肩腕症候群は完治するのでしょうか？

適切な治療と生活習慣の改善により症状の大幅な改善や完治は可能です。ただし、原因となる作業環境や生活習慣を改善しなければ再発のリスクが高く、継続的な予防対策が重要となります。

頚肩腕症候群で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の自然治癒力を高める施術は頚肩腕症候群の症状と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

頚肩腕症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。お一人で悩まれずにお気軽にご連絡ください。